IBM ThinkPad 235 (2607-10J)
SPEC
CPU | HDD | RAM | LCD | OS | SIZE | etc. | |
標準 | Intel MMX-Pentium 233MHz | 3.2GB | 144PinSO-DIMM32MB (EDO) | 9.2" TFT SVGA | Win95 | W235.2xD173.2xH33.7. 1.25kg (A5size) | USB×1 |
現在 | Intel MMX-Pentium 233MHz | 6GB | 144PinSO-DIMM160MB (EDO) (MAX) | 9.2" TFT SVGA | Win2k | W235.2xD173.2xH33.7. 1.25kg (A5size) | USB×1 |
('04.01.13入手)
ついに!憧れの235を入手した。“チャンドラ2”と言う俗称が有名なマシンです。
このマシンの生い立ちなどは他の詳しいサイトに譲りますが、元々はIBMと
リコーの合弁会社である、ライオス・システムの設計です。
ThinkPad以外にも日立やエプソンダイレクトなどの発売の兄弟が居ます。
さて、このマシンの特徴と言えば−ナンと言っても『モバイル』に準じた充実の装備、
でしょうか。PCスロットが3つ、プリンタポートはもちろんシリアルやUSBなどの
各種ポートもこの小さなA5サイズの本体に装備されています。
ThinkPad701Cや、A5ノートとしてライバルである富士通FMV-BIBLO NCシリーズは
ポートリプリケーター 所謂ポトリ に各種I/Oポートを持ってきたのとは大きな違い。
とにかく、この235は小さい。先代のThinkPad535シリーズと比べても一回り小さい。
さらに、バッテリーも市販のムービーカメラ用が使えるなど、独創的なマシンです。
その反面、とても華奢で 中古市場で出回っている235でポートのカバーの紛失の
無いものや、PCスロットの支柱の破損の無いもの、バッテリーカバーの破損の
無いものはナカナカ見られません。ドコかしら破損しているものばかりです。
本機もカードスロット間の支柱が欠損、背面パラレルポートカバー欠品、
バッテリーカバーのヒンジのピン部の折れ有り、と言う状態。
全体には綺麗なのでまぁ良い方ですが。
↑バッテリーカバーの補修。精密ネジをバーナーで炙って、溶かし込むように
ねじ込みました。自己責任です。
実際に手にしてみると、そもそも筐体自体の樹脂部の厚みが薄く、
屋外で使うと確実に壊してしまいそうなペラペラのボディに感じます。
それでも、ああ それでもこのサイズ・重さは魅力的です。
235を持ち運ぶと 535Xの持ち運びが苦痛になりますね(笑)
手始めにメモリを160MB化しました。128MBのものも難なく認識。
EDOの128MBですから高価だしナカナカ出回っていませんが。
これから色々と弄っていきます。まずはイカレたHDDの交換です。
入手時点では不良クラスタが有って、まともに立ち上がりません。
情報を集めると、解体はナカナカ難しそうです・・・ 壊さぬよう頑張らねば。
535でもHDDの交換がし易いようになっているのに、235では全バラまで
しないとHDDの交換は出来ないようです。
筐体の華奢さ故にHDDの取り外し口が設けられなかったのでしょうか。
この点が少々残念です。