活 動 内 容
CBDJの活動内容 イ ベ ン ト





 

1.テディベア ベア ギフティング


   テディベアギフティングはGBWの一番大事な活動である。本部のオフィシアルベアだけでなく、一般の方からの寄付べアもギフティングに使われる。ギフティングの場所は米国内だけでなく、世界中いたる所で行なわれている。メンバーは交通費自己負担で戦禍の後や災害の後の子ども達の心の傷を癒すために出かけている。

 CBDJのギフティングは前橋市を主な活動拠点としているが、他の県からの依頼も徐々に増え、少しずつ活動範囲が広がっている。また、同じ施設へ毎年訪問するようになってきた。

ギフティングするテディベアはオフィシアルベアとメンバーの手作りベアと寄付ベアである。オフィシアルベアは抗菌の素材で一体ずつプラスティックの袋に入っているので病院へのギフティングに使用している。

ギフティング先:留学生のホームシック解消のため留学生センター、公立特別老人養護施設、公立デイケアセンター、私立特別養護施設、私立デイケアセンター、国立・県立養護学校、児童福祉施設、小児医療センター、群馬大学付属病院、私立高齢者病院、公立小学校等に2000体以上、個人的に行われているギフティングも相当数ある。

 ギフティングでの感想
 大きな籠にベアを入れて気に入ったベアを選んで頂くとき、男性はいろいろ悩みなかなか決心がつかないのに反して、女性は行動がとても早い。最初に選ばれるベア決してきれいに作られたものではなかった。例えいびつでも、ゆがんでいても作者が一生懸命作ったベアが拾われていく。普通の人はプレゼントできないと思うようなベアでもベアを作った人と心が通じた人は喜んで選んで行く。

 ベアは「物」でしかないのに作った人、渡す人の心の温もりを体中に宿しているようだ。歪んでいても、曲がっていても、アンバランスでも優しい心の人が作れば宝物。

 P大学の学生が一生懸命作ったベアを老人施設に持参して、1人1人に手渡ししました学生達が不出来さを心配していたのですが、全員に大喜びされ、褒められたり、握手をされたり、涙を流してベアを抱いてくれる入所者の方と一緒に涙を流していました。

プレゼントしたベアは完璧なベアではありませんでしたが、どこか愛嬌がありました。


  
若葉養護学校でのギフティング

 子供達は大喜び
 前橋市総社町のブラジル人学校での
 ギフティング
 2010.1.

左:Pepoの職員の結婚祝いの
  テディーベアー
  メンバー一同より

右:高崎市のハートフルデイケアセンター
  でのベアギフティングと朱さんのニ胡  演奏風景

 バングラディシュの売春婦支援センターの職員
 メンバーが作った和服ベアーをプレゼント

 群馬県庁におけるNPOフォーラム
 心と癒しについて熱い議論が行われた。

カンボジアフレンズ協会の代表坂本氏へのベアギフティング

東日本大震災により片品村へ避難された南相馬市の皆さんへのベアギフティング (2011年4月)

東日本大震災により東吾妻村に避難された南相馬市の皆さんへのベアギフティング(2011年5月)

東京電力福島第一原発の作業員の皆さんへのベアギフティング(2011年5月)

東日本大震災で亡くなられた方々の百ケ日法要にてベアギフティング(南三陸町歌川中学校、2011年6月)

2. テディベア メイキング


毎月第3土曜日午後1pm――4pm
群馬県庁 NPOサロンでテディベア作りを行なっている。
最初はベアギフティングに参加する前に、自分でベアを作ることによりベアをいとおしむ気持ちがわき、ベアとの会話が生まれることを期待して行なっていた。現在は寄付するベアを作る人、ベアグループで会話を楽しむ人、新しい企画を持ってくる人と多種な目的のために集まり月例会にもなっている。

 ベアメイキングは型紙からおこすのではなく、頭・胴・手・足・耳をグループのボランティアが縫ったものに綿を詰めて開口部を閉じ、耳・鼻・口をつけて完成するのである。
同じ型紙なのに二つと同じベアが生まれないのも不思議である。

 ベアメイキングはサロンのみでなく出張講座を行なう。

二之宮小学校 PTAボランティアと
新田小学校 PTAボランティア 2回
授業参観日に父兄と生徒の合同ベアメイキング
南橘公民館 母親学級4回
稲荷新田公民館 親子クマ作り
群馬大学学生 教育専攻   7回
看護学科専攻 4回
大友老人センター
前橋市国際交流協会15周年記念事業 群馬会館にて
子持ち山学園 2回
全国ボランティアフェスティバル において
日独協会のドイツ年事業 群馬県庁県民ホール
NPO群馬フェスティバル 群馬県庁県民ホール
高島屋ドイツ年事業 高崎 高島屋
教育委員会・PTAの協同事業 ハートベア プロジェクト
前橋市総合福祉会館にて164名のPTAボランティアとベア作り
CBDJボランティア作製の733体のベアに、ジョイントや綿つめ顔の完成を指導。
代表者は各学校の全クラスの数だけベアを持ち帰り完成、全クラスに配置された。



新田小学校親子ベアメイキング



07年10月28日、柏崎市の田尻小学校で、
ベアギフティングを行うときに持参するベアたち117体。

左:パース大学の学生80人とベアーメイキング

右:体の不自由な方達の自立支援センターでの  ベアーメイキング

左:月例ベアーメイキング
  3才児が二人参加


右:足利市市民活動センターにて
  ベアーメリキングを3回行った。

左:足利市市民活動センターにて
  CDBJの活動パネル展示

右:同上のパネルとベアー展示

東日本大震災により片品村へ避難された南相馬市の皆さんとのベアメイキング (2011年4月6月)


3.トラベリングベア プロジェクト



外国との草の根交流のためにテディベアを世界中に旅させる活動。CBDJ設立の翌年から始まっている活動である。

目的:マスコミや本等から間接的に外国をしるのではなく、テディベアを通して直接外国の文化・習慣・行事を知り、国際交流を行なう。
   外国からの知識を得るだけでなく、日本のことを外国に紹介する過程で日本文化、伝統、歴史、地域の習慣、学校生活等について学習し、日本について再発見する。

歴史:アメリカのGBW本部には親善大使ベアプロジェクトが長い間行なわれています。
   GBW本部はベアアーティストが作ったベアに「Ambassador Bear」の称号を与えて世界中を旅させます。アーティスト、その友人、知人などと一緒にいろいろな国を2年3年もかけて訪問します。訪問先では親善大使ベアにたくさんのプレゼントや手紙を託します。大使の最後の任務はカンサス市で行なわれるジュブリー(総会)に出席し、持参したプレゼントともにオークションにかけられ、その収入はGBWの活動資金となる。

竹澤里夏は大好きな親善大使ベアガリバーに会うため、ロスアンジェルスのデズニーランドで開催されたベアショウまで出かけて行った。1999年、ガリバー親善大使がカンサスのジュブリー(GBW総会)でオークションにかけれることを知るとカンサスに行き、6700ドルで落札されるまでを見とどけました。

日本にもGBWジュブリーで落札されたGBW親善大使ベアがいる。サンアロー社社長関口芳弘氏所有の箱根テディベアミュージアムにはガリバーの前の親善大使ベアが飾られている。

発端:1999年のカンサスジュブリーで竹澤親子が提案した日米小学校を旅する「トラベリングベア プロジェクト」は、多数の協力申し出を受けてジュブリーの数日後から始まりました。
カンサス州オラソ市の小学校の教諭ステイシーのクラスを出発点としてアメリカから「トロッター」が親善大使に決定。日本の親善大使は前橋市立二之宮小学校から「クマ太郎」が世界に旅立つことになりました。Eメールの凄さを実感した夏でした。

親善大使ベアの活躍 (ガリバー、ガラバントを挿入)

クマ太郎 二之宮小学校  アメリカ
クマ次郎 二之宮小学校 韓国
コロ 二之宮小学校 ドイツ
友ちゃん 東小学校  バーミングハム
サクラ  特別養護老人ホーム 前橋友好都市バーミングハム
さつき ガールスカウト アメリカのガールスカウト
さくら 岩神小学校 イギリス、フランス
夢子 新田小学校 前橋友好都市メナーシャ

  
アメリカからの親善大使ベア

 トロッター カンザス 日本、香港、ヨーロッパ
ハ−モニー バーミングハム 前橋
ガラバント GBWの親善大使 前橋 世界中

    

トラベリング・ベアの「サクラチャン」 トラベリングベアの「さつきちゃん」
バーミングハム小学校にて 米国の新聞に掲載された記事
姉妹都市バーミングハム市から来たハーモニーと友ちゃん
トラベリングベアのくま太郎1号 くま太郎1号



4.ラッキーベア



ラッキーベアの由来:CBDJ設立の翌年、熱心なメンバーの弟さんがトラックより落ち下半身麻痺となりました。ベア作りを始めたばかりのメンバーが自分の作ったベアをその方にプレゼントしました。リハビリの結果数ヶ月後下半身麻痺も奇跡的にとれて、普通の生活ができるようになりました。家族で相談した結果この不思議な力を持つベアを不慮の事故に見舞われた方に届けて欲しいとのお手紙とともに事務局に戻ってきました。
それからベアはラッキベアと命名されて、たくさんの方々の病室を訪れれて皆さんととに頑張ってきました。
 末期がんの方も快方に向かわれたり、流産しそうな方も無事に出産・・・・・・・
ベアマジックを信じない方が末期ガンで2ヶ月の命と宣告されたお姉様のためにラッキーベアを持っていかれました。しばらくしてお姉様は仮退院できるほど回復されました。
 ベアを作った方の思いが皆さんを元気にさせるのでしょうか。
 気分が落ち込んでいるとき、心が満たされていないとき、もの言わぬベアとの心の交流ができるのでしょうか。

 ラッキーベアは必要な方のところへいつでも伺います。


長い間本当にありがとう。今朝、家を離れると思うとお互いに見つめ合い涙してしまいましたね。でも、これからも会員の皆様のご健康を見守ってくださね。さようなら。ありがとう。
          
 
注:ミラクルくまちゃんは、抱いた方の病気を治す不思議な力を持ったくまちゃんです。

ラッキーベア第1号



ラッキーベア第2号 誕生