(劉備)「私が行こう」 あなたは店に入り一番人気の女性を指名した。 (貂蝉)「初めまして。貂蝉と申します」 (劉備)「……! なんと美しい女だ……。これほどの美女がなぜこのような場所で……。 もし訳があるなら話してはくれまいか。私にできることであれば喜んで協力するぞ」 (貂蝉)「……いえ、こればかりはどうすることもできません。たとえお客様がどんなに強くとも…。 ささ、お背中を流します」 あなたは貂蝉の手をつかんだ。 (劉備)「私は天下を乱した霊帝と、奴が召還した魔物達を退治するために諸国を旅しているものだ。 どんな困難なことでも恐れたりしない。是非、話してはくれまいか」
(貂蝉)「はい…分かりました。私には幼い頃身寄りのない私を拾い育ててくれた恩人がおります。名前を王允といいます。
しかし、董卓が都にやってきてから、あらぬ嫌疑を掛けられ牢獄に閉じ込められてしまいました。 (劉備)「なんということだ。おのれ悪鬼董卓め! 必ず討ち殺してくせるぞ!」 (貂蝉)「なんと頼もしいお方! それならば私もご協力しましょう。董卓配下の四天王のうち最も力の強いのは李カクと 郭シという男ですが、郭シの妻は相当の嫉妬深さだと聞いております」 (劉備)「うむ」 (貂蝉)「四天王は4人揃っていればこそ強敵ですが、一人一人は決して強くありません」 (劉備)「よいことを聞いた。礼を言うぞ、貂蝉」 あなたは店を出た。まだ日は高い。次にどこを訪れようか。 |
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