あなたは張飛が言葉を発するのを目で制したから言った。

(劉備)「私達は悪魔退治をするために諸国を回っているものです。この洛陽の都にも凶悪な悪魔が 棲みついていると聞きやってきました」

 男は驚きをあらわにした。

(男)「あの董卓を倒そうというのかい?」

(劉備)「ええ。もしあなたが何か知っていることがあれば、教えていただきたいのですが」

 男は薄ら笑いを浮かべた。

(男)「俺は見てのとおり一介の庶民だ。恐れ多くて、とても董卓なんぞまともに見れない…。
しかし、奴がやったことなら説明はいらんだろう」

 男は辺りを見まわした。町の至る所に焦げ臭さが漂っている。焦げた壁、燃えカスになった灰。 大きい商人の屋敷は尽く塀を壊され、路上から屋敷の内部を見ることができる。明らかに略奪の跡だった。

(男)「もし真剣にあいつを倒そうという気なら、奴の炎の魔法には気をつけることだ。ぶよぶよの男だが、 炎系の魔法だけは天下一品だ」

(劉備)「貴重な情報をありがとう」

 あなたは男に軽くお辞儀をすると、都の中央市場へと向かうことにした。

選択肢はありません
中央市場へ行く