中島みゆき姫への愛の告白劇場
桜の季節に出会いたい...

みゆきさんへのひとり言
きみのかなしむかおをみたくない
きみのさみしいかおをおもいうかべたくない
ぼくのなかのきみはわらっているにしろおこっているにしろ いつもげんきなんだ
きみによろこびといかりをあたえることがあったとしても
きみにかなしみとさみしさをあたえなくはない
それがぼくのいいそびれた ただひとつののぞみ

 本日も読みにくい平仮名一色で始りました愛の告白劇場。管理人の崔州平です。みなさん、こんばんは。
 ところで3/23の「ほのぼのしちゃうのね」聞きました? なんでもみゆきさん、枕をスタッフの方よりプレゼント されたようで・・・。そんでもってオープニングは「枕って変わると眠れないの〜?」というものでした。そこで管理人はひらめいてしまったのです!
 そうか、みゆきさんと付き合うことができたら毎晩管理人の腕枕で寝てもらって・・・。すると管理人がいない夜は眠れなーい♪ と必然的に深夜に お呼びがかかるようになります。「あなたの上腕筋、貸して♪」なんて素直じゃないみゆきさんの言葉に、 「はいはーい♪」と夜中の318号線を走る! うん、ストーリーできました! これで行きましょう! 崔州平版プロジェクトX!!(爆)

と皆さんがちょっと引いたところで、ほんじゃまいりまっすよー。崔州平のお電話代、はっーいしゃく〜♪

みゆきさん関連ニュース
 2/9からほのぼのしちゃうのねがニッポン放送(1242)で再開いたしました。

 改めましてこんばんは。上記のプロジェクトXを思いついた直後、ラジオでみゆきさんが枕を使わないことを知り、いきなり計画断念に 追い込まれた崔州平です(笑)
 ほのぼのついでに申しますと、番組のオープニングで「大家さーん 梅と桜とどっちが好き〜?♪」というのもありました。咄嗟に管理人は 「桜かな・・・」とひとり言。だって・・・桜の花をみゆきさんの髪にかんざし代わりに付けたら似合いそうだから・・・・・・(笑)
 でもそう思いません? みゆきさんの頭に桜を散りばめたら・・・・・・天女じゃ〜〜〜! お花見どころじゃございませんわ!!
 やっぱ、運命の出会いを果たすなら、この時期ですね! 「春なのに」をみゆき姫に歌わせない!!(爆)
 心臓ドキドキして酔いが早そう・・・・・・(苦笑)

 さて、ご挨拶はこの辺にして、そろそろ次のコーナーに参りましょっか。前回に引き続き、独白サロンでございます。

崔州平の独白サロン
 ここは、人通りも少ない路地に佇む寂れたサロン。決して広い店ではないのに、相変わらずがらんとしてただただ空間だけが目立つ。 それでも店主の崔州平はそんなことには興味がないようで、カウンターに立ちただただグラスを磨くばかり・・・。とそこへ美しい女性が入ってきた。

(女)「ひとりです・・・」
 店主の崔州平が尋ねる前に彼女は答えた。その言葉はただ一人で店に来たという意味のほかに、あたかも自分が一人身であると言うことを 告げるような、魅惑と憂いを兼ね備えた声色(こわいろ)であった。
(崔州平)「お席へご案内いたします」

 崔州平は手をさし伸ばし、彼女より3歩先を歩いて窓際の四人席へ案内した。テーブルには赤くて小さな蕾を持った花が飾られていたが、 崔州平はその花の名前を知らなかった。
(女)「まあ、可愛い野路菫(ノジスミレ)」
 その声に崔州平が驚いて振り返ると、暗闇の洞窟の中で出口を見つけた迷子のように瞳を輝かせている彼女がいた。笑顔は人の印象を変える。 それまでの陰に篭った雰囲気は姿を消し、まるで別人のようであった。

(崔州平)「お花に詳しいんですね」
(女性写真家)「それほどでも・・・。でも私、カメラマンという仕事柄、花の名前は知っているんです」
(崔州平)「なるほど...」

 崔州平は彼女のために椅子を引いた。彼女は腰をおろすと、鞄を空いている隣の椅子の上に置いた。しかし、首からぶら下げているカメラ をはずす気配はなかった。
 テーブルの上にはメニューの書かれた一枚の紙と、辞書のような分厚い一冊の本が置かれていた。

-------本日のメニュー-------

  1. 中島みゆきを愛するスープ
  2. 中島みゆきを探すカップラーメン
  3. 中島みゆきを癒す桜餅
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(女カメラマン)「桜餅をいただこうかしら」
(崔州平)「かしこまりました」

 崔州平は女カメラマンの前の席に腰をおろした。

(女カメラマン)「花というものは不思議ですね。そこになければならないものではないのに、 そこにある時点でそこにあらねばならない存在になるのですから」
(崔州平)「おや、意外と詩人なんですね」
(女カメラマン)「カメラも詩(うた)と同じですの。人の心に訴えるものはみんなある意味、詩なのかもしれません」
(崔州平)「なるほど。そういう考え方もありますか」
(女カメラマン)「花を撮るとき、いつも思うんです。世の中にはいっぱい、いろんな花があるな、って。植物の花もあれば 可愛い女の子という花もある。モデルやアイドルという花もあるし、政治家や会社の社長だって広い意味で花かもしれない。あまり可愛くも美しくもないかも しれないけれど・・・(笑)」
(崔州平)「...それはつまり、そこにいることでいなければならない存在になる、ということですね」
(女カメラマン)「ええ、みんなから注目される存在、認められる存在。でも花は花だけでは生きていけないものですよね。 花を支えてくれる土があって、初めて立ち上がることができる」
(崔州平)「政治家なんかはまさにそうですね。投票してくれる人がいて初めて政治家になれる!(笑)」
(女カメラマン)「そうそう(笑) でも、花に触りたいと思う人はいても、その花を支える土には触りたいと 思わない、あるいは触って汚れたら嫌だなんて思う人が多いですよね。それがちょっと悲しく感じるときがあります」
(崔州平)「花を撮影しながらそんなことを考えてるんですか〜」
(女カメラマン)「花びらだけの写真ってどこか物足りないですよ(笑) 広角で接写する技法も ありますが、なんていうんでしょう、あくまで一部なんですよね。美しいところだけ見せるというのは、たぶん私にとって芸術ではないんです。 水気を含んだ土があって、その土から何かを期待して幹を這い登ってくる蟻んこがいて・・・初めてそこに生命の営みを、世界の在り様を感じたりしません?」
(崔州平)「そうですね。そういう係わり合いがあって初めて世界がある。主役はカメラの数で決まるものではなく、 心の数で決まるといったところでしょうか。
ところで話を元に戻したいのですが、野路菫ってどんな花なんですか?」
(女カメラマン)「日本では古来より春を伝える花ということになっています。古代ギリシャでもこの花を甦る大地の花 としていますし、ドイツでも春の使者だなんて言われています。割と人間の考え方というのは所変わっても同じようなものらしくて・・・」
(崔州平)「本当にお詳しいですね〜。敬服いたします」
(女カメラマン)「うふふ。でも事前に辞書で調べておけばこれくらいのことは言えますよ。この花、外からも 見える窓際の席に置いてあるんですから(笑)」
(崔州平)「つまり今日のご来店は必ずしも偶然や思い付きではなかったのですね」
(女カメラマン)「野路菫を見て思ったんです。ああ、ここのお店の桜餅が食べたいって」
(崔州平)「ありがとうごいざいます。うちの桜餅は絶品ですよ。触感がもちもちっとしていますから。まるで 最近流行りの枕みたいに」
(女カメラマン)「あらほんと。でも私が連想したのは座布団かも・・・(笑)」
(崔州平)「それでもいいんですよ。大切なのは受け取った方に喜んでもらうことなのですから」
(女カメラマン)「はい。確かにいただきました」
(崔州平)「今度は是非、コーヒーでも飲みにいらしてください」
(女カメラマン)「ええ(笑)」

 彼女が店を出て行ってからも、崔州平の瞳の奥には彼女が残した最後の笑顔の余韻が残っていた。それはとても心地よく、 そして何かを期待させるものだった。あの笑顔は何に由来しているのであろうか・・・。店主はコーヒーメーカーから 漏れる湯気をぼうっと眺めながら考えていた。

「今度は是非、コーヒーでも飲みにいらしてください」

 自分が最後に告げた言葉に気が付いて、ふと、崔州平はひとり微笑んだ。

エンディング
 知らず知らずのうちに時は過ぎ、お別れの時間が迫ってきました。今宵の告白劇場は如何だったでしょうか?

 つい先日、掲示板でみゆきさんの住まいの話で盛り上がりましたが、なんだかんだいってみゆきさんの住んでいる世田谷区が 気になっている崔州平です。1Kの安い賃貸なら、引っ越せなくもない・・・。そんでもってみゆきさんとご近所付き合い・・・ ゴミの日にゴミ置き場の前での井戸端会議・・・、町内会の集まりで同席し、ついに告げられる愛の言葉・・・。
 なんてことばかり考えております(笑)
 でもねぇ〜、正直それっていちかばちかの賭けですね。「まあそんなにわたしのことを!」と感動してくれるのは1%にもきっと 満たなくて、たぶん99.5%ぐらいは「え゛!? 新手の追っかけ!?」と受け止められそう・・・。確かにプライベート空間に 「ファンなんです!」って押しかけられても迷惑なだけで、どうしても踏み出せない・・・弱気な崔州平です(笑)
 ちなみに、もし逆で、みゆきさんが近所に偶然引っ越してきたら・・・! やっぱ犬の散歩をしていて偶然会って、「わぁかわいいわんこ」 というみゆきさんに「一緒に散歩に行きませんか?」と誘って意気投合・・・。
 なんてことが起こるわけもないものだから、つくづく人との出会いは宝物だと思う今日この頃です。

 それでは次回の更新時にまたお会いしましょう。お相手は崔州平、提供は臥竜岡がお送りいたしました。

歌詞を間違って覚えておられた方は、掲示板またはメールでご連絡を!
みゆき姫の歌、聞き間違い全集」にアップいたします。
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