縁もたけなわではございますが

すっかり、更新が遅れてしまった中島みゆき縁会2012~3。管理人は3回観ることができました。

1回目は金沢初日の12/21(金)金沢 本多の森ホール。寒かったなぁ~(^o^;;) でも、そんなことどうでもよいくらい、音響がとにかく最高で、感動しました。管理人は前から7列目だったから、みゆきさんが肉眼でよく見え、緊張しました・・・・・・・。

2回目は年が明けた1/19(土)東京国際フォーラム ホールA。フォーラムは、でじなみ、なみふく以外で狙ってことごとくハズしていたのですが、mixiのお知り合いの方が日記で「1枚余っています」と書いているのを見つけ、その場で食いつきました(笑) 我ながら、決断早かった。0.1秒の迷いもなく、クリック!!(笑)

ちょうどオフ会予定の日だったので、本当にありがたかったです。

ラストは、1/25(金)オリックス劇場。俺、金曜日が多いw いや、でじなみやなみふくでも、土日にすると落選することがあるから、有給を取りやすい金曜を必ず希望日の中に入れておくんですよ。金沢ほどではなかったものの、この日はオペラグラスを持っていったから、かわゆいみゆきさんのお顔をバッチリ観覧(#^q^#)

そんでもって、セトリはこんな感じでした。

1.空と君のあいだに
2.あした
3.最後の女神
4.化粧
5.過ぎゆく夏
6.縁
7.愛だけを残せ
8.風の笛

<休憩15分>

9.3分後に捨ててもいい(Inst)
10.真直な線
11.常夜灯
12.悲しいことはいつもある
13.地上の星
14.NIGHT WING
15.泣きたい夜に
16.時代
17.倒木の敗者復活戦
18.世情 19.月はそこにいる

<アンコール>

20.恩知らず
21.パラダイス・カフェ
22.ヘッドライト・テールライト

神セトリです。

空と君のあいだには、管理人がまさにみゆきさんを知るきっかりになった歌。この曲のイントロでコンサートが始まるときは、ドキドキしてました。管理人の中ではすっかりドラマのイメージは消えていて、歌として好きです。みゆきさんの優しさと激しい情を感じるんだ。

それに続くあした、も名曲!! この究極的でストイックな感じが大好きなんですよ。みゆきさんが、「私の過去や所有物やそのほか全てのものに目を囚われず、心を奪われず、私だけを見て、そして愛して」と言っているような気がしてね。「君が全てを失って欲しいとは思わないが、全てを失ったとき初めて、僕の愛の深さが分かるはず」と思わずにはいられない。

最後の女神は、大学生の頃、よく聴いていました。みゆきさんのMC(日々内容の異なるニュース番組に合う曲は作れないから、いっそ何にも合わない曲を作った)は別として、この歌も底辺に流れているのは「ここにいるよ」なんだと思う。

それでいて、4曲目からは少し寂しい歌が続く。特に、過ぎゆく夏には、みゆきさんの迷いのようなものを感じずにはいられない。みゆきさんにとっての夏は、冬の季節に行われるコンサートツアーや夜会だと、MCで言っていたのを思い出す。夏休みの夏とは限らないということなんだろう。色々考えて、様々な準備をして、試行錯誤をしながら作り上げたツアーや夜会という舞台・夏が、あっという間に過ぎていくというのは、どこか切ない。やっている間はもちろん精神的にも肉体的にも大変なんだろうけれど、でも人前で歌う場というのは、みゆきさんの心をキラキラさせるものなんだろうな。まさに、ランナーズ・ハイ

は、CDで初めて聞いたときから、どことなく夜会「24時着0時発」の無限・軌道を彷彿させた。巡り会っているのに、巡り会っていることになっていない、そんな縁もある、ということなのだろうか。

愛だけを残せ、はみゆきさんのビブラートの声が、ずーんと響いてきて、心に染みる一曲だと思う。たぶん、この音域のみゆきさんの声が、一番僕は好きだ。ノリのいい曲なら他にもっともっとあるけれど、どこか紅葉する感情を抑えるかのように歌う「愛だけをのこ~せ~♪」のサビの部分は、なんとも迫力がある。

そこからの風の笛。みゆきさんにとっては少し高い音域。前の曲がドスの効いた声なら、この曲は囁くような声でみゆきさんは歌う。この落差はきっと狙ったモノなんだろうけれど、分かっていてもそこにはまってしまうのがみゆきマジック(笑) 今回のコンサートが終わって帰路につくとき、なぜか後半の歌ではなくこの歌が耳に残っていたのを憶えている。

休憩に入り、慌ててトイレに駆け込む管理人。いゃやぁぁ~トイレ近いんです。基本的に、コンサートにしろ映画にしろ、観る前に水分補給はできません(苦笑)

後半は、みゆきさんが真っ黒いドレスで登場。大人のコンサート・・・・・・あれ? 夜会?(笑) セクシーなみゆきさん・・・。真っ直ぐな線は、相変わらず、不良っぽい(?)歌い方。っていうか、この歌、久々に聴きました。管理人、PCにはもちろん落としているけれど、選んで聴いたことはあまりないかも。3分後に捨ててもいいのインストからスタートしたのも合わせて、ちょっと意外な幕開けでしたね。ただそれでいて、改めてじっくり聴くと、真っ直ぐな線、ってみゆきさんらしいというか、「あした」にも通じるような名曲であることに気づかされた。

常夜灯は、前の更新で書いたから感想略(笑)だってこのペースで書いていくと、どんどん長くなるんだもん。。。

悲しいことはいつもある、はサビの部分がみゆきさんに宥められているような気になるなぁ。ちょっと間あけて歌った「泣きたい夜に」もそうだけど、これはあざみ嬢のララバイ系列だな、とか思って聴いていた(苦笑) みゆきさんの内側にある母性とでもいいましょうか。ちなみに管理人にとって悲しいことは、未だにみゆきさんと付き合えないことぐらい(?)、かな(笑) 心が器用なのか、あまり悲しいことを悲しいと思わないようにすることができてしまう人なのです、大概のことは。そんな器用さは、もしかしたら諸刃の剣かもしれないし、人間味を損ねることかもしれないけれどね。

地上の星は、いっかいみゆきさんがはけてから、真っ赤なドレスで登場するときに歌ってましたね。この辺は、みゆきさんのサービス精神というか、いろいろなきっかけで来られた方がいるだろうから、紅白を見てからファンになった人に対する演出なんだと思った。音楽番組がきっかけだったり、ドラマがきっかけだったり、CD屋さんに並ぶ美しいジャケットがきっかけだったり・・・ファンになるきっかけはいろいろあるもんです。

NIGHT WINGは、実は初めて聴いた。初めてのコンサートの時は、正直歌詞が聴き取りづらかった。で、歌詞カードで勉強した(笑) いやぁ、名曲ですよ。アルバムに載せてほしい。もしくは、ライブDVDが出るのを楽しみにしてしまう。

続く「時代」。みゆきさんが歌う曲を選ぶ方法をだーと言った後、「前回も歌っちゃったんだけど、歌わせて下さい」と言って歌い始めた。毎回歌っても、正直飽きることのない名曲だと思うけどね、管理人としては。みゆきさんがこの曲を歌いたいと心底思った理由はなんだろうかと、考えてみた。ひとつ明けて世情があることからすると、そこにはやはり社会情勢のようなものがあるのかもしれないと思った。戦いたくない人たちが戦い合うのが戦場だと、僕は思っている。でも現実は、偉い人が戦い合いたくて、睨み付け合って、力を誇示し合っている。
今回、コンサートでは歌われなかったけれど、ベッドルームにそんな陰があるじゃない? みゆきさんは、自分が学生だった頃、あるいはデビューしたての頃と今を重ね合わせて歌っているのかな、と思った。

月はそこにいる、がアンコール前のラストの曲だとはいうのは意外だった。事実、この歌でみゆきさんが舞台からはけてしまったとき、初めちょっとビックリした。「あれ!? ラスト!?」って。まだもう一曲くらい続くと思ってしまったのです。別に、月はそこにいる、という歌に力がないというわけではないんですけれどね。
ただ、改めてセットリストを見ると、時代~世情からのこの曲というのは、人間のちっぽけさというか、なんでもできると思っている人の驕りのようなものを感じるな。

そしてアンコール。やっぱイントロって重要だね。「ちゃっちゃっちゃらららら~♪」の威力は凄いと思う(笑) 建ち始める観客達。チラチラ後ろの人を確認する管理人。どても立つタイミングがつかめないのです。というのも3回も行っておきながら、3回目の大阪でも、1曲目の恩知らずでは立たず、2曲目のパラダイス・カフェの曲の最後の最後で立ったら、3曲目のヘッドライト・テールライトで皆さん座り始めるという・・・・・・なんというタイミングの悪さw せっかく立ったのに、30秒もせずにまた座ることに(苦笑)

アンコールの1曲目と3曲目は想定の範囲内だったけど、2曲目のパラダイス・カフェは意外でした。ノリがよくて、盛り上げるにはもっとこいの歌ではあるけれどね。あ、個人的には好きです。どこか、イメージが「囁く雨」と被るのはなぜだろうか? ←たぶん管理人だけ。

とーーーーーーーーーー、ながーい更新でした。最後まで読んで下さった方に感謝です。

みゆきさん関連News

  1. ニッポ放送 オールナイトニッポン45時間スペシャル 2/24 AM3:00-4:00 みゆきさん生出演
  2. ニューシングル「恩知らず」 発売中
  3. ニューアルバム「常夜灯」 発売中
  4. 中島みゆき縁会2012~3追加公演 2013/5/23 大阪フェスティバルホール

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