みゆき姫へのひとり言：248話

【ややネタバレ】みゆきさんツアー in 広島

11/19(金)、中島みゆき TOUR2010の広島公演に行ってきました!

今回はファンクラブだったかでじなみだったかで取ったチケットで、実はペアで購入しています。
はい、隣に座っているのは女子です。まだ20代です。

しかし、姫、別にカノジョとかではありませんからっ!!!

と客席で熱く訴えておりました(笑)

というのも、今回の席、15列34番だったんですが、ちょうど左右はセンターで、しかもステージに立つみゆきさんがちょっと見上げて歌うと、目が合う高さ!!!　だったのですっ!!

ということで、みゆきさんと目が合うと錯覚する度に、

「違うんです、この人は。古くからのネットの知人で、チケットが手に入らないと言うから、一緒に申し込んだだけで…現地集合、現地解散です!!! 宿も違います!! 明日以降の観光も別行動です!!!!!」

と訴えるのでありました(笑)

札幌公演もよかったですが、広島はそれ以上にみゆきさんの声がよかったと思います。札幌は古い劇場だからなのか?　どうしても大きな声で歌うと音割れがありましたが、広島は殆どなく、みゆきさんも気持ちよく歌っていた模様。

そして、ファンもその声に魅せられて(?)他の会場では座っていたと聞いているアンコール2曲目の「たかが愛」も、一階席はほぼ総立ちでした。

広島公演ということもあって、アンコール一曲目の「悪女」では、拓郎さんが参加か!?　と思って緊張しておりましたが、現れず。この日のMCで「オールナイトニッポンゴールドで、拓郎さん、悪女歌えないんだもん。練習してから」みたいなネタを披露していたから、それは実は前置きで「練習したぞ、コノヤロー!」と登場するのではないかと、内心期待していたんですよ(笑)

そうそう、蛇足ですが、コンサート会場へ向かうため乗り込んだバスで、「中島小学校前」バス停を発見!!　会場が島の上にあるためでしょうか、地名が「中島町」なんですよ(信号もあった)。ちょっと嬉しかったです。

出待ちでは、車に乗り込むみゆきさんが「お疲れ様でしたー!」とファン20名ぐらいですかね(?)に声をかけてくれたので、顔は殆ど見えませんでしたが、待った甲斐がありました。

その後、宿である呉に管理人は「ひとりで」戻りました(笑)。ここからは、みゆきさんとは全く関係ないついでの旅行の話になります(笑)

コンサート翌日の20日。呉の大和ミュージアムに行きましたが、いきなりの行列。

なんだろうかと思ったら、なんと、宇宙から帰還した「はやぶさ」の一般公開初日にぶつかってました。

7年もの歳月をかけて、「イトカワ」という小惑星から微粒子を撮って帰ってきたんですけれど、その実物(一部レプリカ)が展示されていてちょっと興奮(笑)　理系の端くれの血が騒ぐ。

科学技術は国家にとって、人類にとって、とても大切なことです。

ちなみに、なぜ小惑星(惑星?)の微粒子が欲しいとか言うと、地球は一度完全に溶けてから固まったので、重い物質は核のほうに沈んでしまい、地表には軽い物質の比率が高いのだそうです。小さい星の場合、重力も小さいし、固まる速度も速いから、宇宙が誕生した時の状態を維持している可能性が高いため、宇宙の起源を知る上で大きな手がかりになるんだとか。

さて、はやぶさの展示を一通り見て回った後、大和の1/10スケールの模型も見ました。

軍艦なんてないに越したことはないけれど、それでも日本人としてのアイデンティティが喪失している現在、戦艦大和は数少ない心のよりどころなのかも知れない。宇宙戦艦ヤマトの実写版が今年公開なのも、数年前に「男たちの大和」が公開されたのも、どこか母国への愛があるような気がします。戦争を肯定するわけではないですが、自信がなくなってしまった現代日本において、この存在は大きい。

上の写真は大和ミュージアム近くのスーパーの2Fに展示されていた映画のロケセット。

はい、どんどんみゆきさんネタから離れていきます(笑)

翌21日。

路面電車に乗って広島ドームへ。実は広島に来たのは初めてで、原爆ドームも初見学でした。表通りに面した場所に建っていて驚きました。もっと奥まった場所にあると思ったので。まさに市街に原爆は落とされたんだと、改めて感じる。写真が趣味ではあるので撮るには撮りましたが、観光客気分で撮ってはいけない場所だとも感じました。