真夜中の動物園

遂に、みゆきさんのアルバム&夜会DVD/BDが発売になりました!

秋葉原のヨドバシでは、化粧品のコーナーにアスタリフトのポスター、CD屋さんにはみゆきさんの特設コーナーがあったりして、ちょっと嬉しかった(*^▽^*)/

さて、既にあちこちで今回の感想を書かれているのを目にしますので、ここいらで私からも…。

○今日以来
振り返る言葉が多いけれど、単なる後ろ向きということではなくて、
「今日以来」変わるんだ、という強い決意のようなものを感じるところが好きです。

でも…みゆきさん、仮に愛したがりやになっても、その美しさは罪ですよ

と個人的には言わずにはおれません(笑)

○真夜中の動物園
みゆきさんにとって、「夜」とは何を意味しているのか、今晩屋でも気になったところです。
昼が生きている世界、夜があの世の世界?

輪廻があるならば、すべての生き物はこの世とあの世を行き交っていることになる。
この世では色々な動物という形をしているものたちも、あの世では肉体という柵が外れて、溶けてなくなっているということなのか?

でも、だとすると、「逢いたい相手が逢いに来る」という言葉が、どこか外れているような気もする。この世で逢えなかった人と逢うためにあの世があるということなの?

ちなみに、この歌を聴いてふと思ったこと。この世は巨大な動物園だ(笑) あ、植物園でもある。地球そのものが。

○まるで高速電車の方にあたしたちは擦れ違う
昔の時代ならいざ知らず、現代の日本には個人主義的な考えがはびこっていて、しがらみらしいしがらみもない。
僕が、あなたが、何をしても、何を食べても、何処へ行っても、なにも誰も文句は言わない。犯罪でもない限り、それは自由だから。

でも、自由=好きなように生きられる、ということでもない。

行きたい場所に行ける自由がない。行こうとして、あっちこっちぶつかって生きている気がする。
走ることも立ち止まることも自由だけど、一秒前も一秒後も見えないものならば、僕らは目隠ししながら走ったり、立ち止まったりしているようなものなのかもしれない。

なんて思った。

○ハリネズミだって恋をする
前回の更新で、同じハリネズミを題材にした詩を、ずいぶんと前に書いたことがあることをカミングアウトしました(笑)

背中にしょった針は、我が身を守るため。でもそれは、愛する人をも、選ぶことなく傷つけるもの。なんだかそれがせつなくて。

○小さい負傷者たちの為に
これは現代の世界情勢を表しているのでしょうかね。
美辞名句で喝采を浴びる人たちがしていることはなにか?

戦争?

バブル的な経済(本来の目的から逸脱した金融等)

彼らが手柄を立てるには、名声を勝ち取るには、不均衡が必要なのかも知れない。

僕には、お偉い人たちが、頭のよい人たちが、饒舌な人たちが、世界を混乱させているだけではないのか? とみゆきさんが言っているように聞こえた。それはみゆきさんの言葉というよりは、僕の中にあるそういった疑惑が、この歌をそういう歌にさせてしまっているのだろうけれど。

残念ながら多くの国民は、彼らの本性が見抜けない。 慈愛に満ちた活動ひとつ、天使のような笑顔ひとつあれば、命ある言葉なき者たち(大衆)は信じて着いていく…。 そんな思いで聴いています。

ちなみに、「言葉しかない命どもが」の「ども」が個人的にはツボでした(笑)

○夢だもの
夢だったんだね、という歌が前にあったけど、それは明るめの曲調だった。今回の歌はバラード。

ありえないってことが わからない訳じゃない
説明はつかない 理屈にも合わない

でも、望んでしまうものが夢なのかな。。。夢の中では、みんな自由。素の自分になれるから。

「踊ってください」と言える。
初めて、をもう一度やり直せる。

この歌は、素直に捉えれば恋愛がテーマ。とするならば、夢じゃないみゆきさんは、、、好きになったら、打ち明けたら、困る人を??? なんて、ついつい勘ぐってしまう自分が嫌い…(>_<)

○サメの歌
サメって後ろに向かって泳げないから??? なんですかね???

サメよ サメよ 落とし物(忘れ物)の多い人生だけど

の部分が、どうしても他の歌詞と繋がらない管理人です。

ただ、後戻りできない悔しさは、誰にでも経験があること。そしてそれをいつまでも引きずっていてはいけないと思いつつ、つい思い出しては「昔の傷を気取って」一人笑いをしたり、「ほつれた過去を繕う」方法を必死に考えていたり、誰もがすることなのかもれしない。どうもサメに結びつかないですが。。。(笑)

ちなみにこの曲、最後の「だーけど♪」の後に何か言葉が入りそうな曲調で終わっているのが気になります。そこは、聞き手が自分なりの言葉を入れて、ってことなのかな? みゆきさんに問いかけられているような気がしました。

 

全12曲あるので、とりあえず半分の7曲の感想。ただし、これはまだ聞き始めてから一週間もしていない時の感想だから、聞いていく内にまた変わったり、新しい発見があったりするかもね。それがみゆきさんの歌が飽きない理由のひとつかもしれない。

それでは、そろそろ出かけてきます。あ、これを書いているのが2010年10月17日(土)15時前なのですが、これから成田空港近くのホテルに移動。明日から一週間、来週の日曜まで仕事で中国に飛びます。

成田……昔のみゆきさんのコーナーを読むと分かることですが、管理人にとってなかなか思い出深い場所だったりします(苦笑)

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