夜会Vol.15~アナザーストーリー
2/15(日)を以って夜会Vol.15は終了しました。
チケットがなかった僕はその日、どこでなにをしていたかというと・・・・・・・買ったばかりのデジタル一眼レフを引っさげて滋賀の彦根城に行ってました。
そしたら、思いがけずひこにゃんに遭遇。
動きが可愛い・・・・・しかし場馴れしている感じが微妙(笑)やっぱ初々しさも残してほしいなぁ~なんて(笑)
もちろん、脳裏には常に姫がいるものですから、街中で見かけたこんな写真にすばやく反応!(笑)
さて、こっから急にまじめになります(笑) 今回の夜会、いろいろ考えさせらる内容でした。
<アナザーストーリー>
僕がどうしても気になる台詞は「裏切る手はずの、姉、弟」
そうなの? 裏切る手はずだったの???
そもそも、裏切りってなんだろう? 本当に相手を裏切ったのか、それとも誤解が生み出した裏切りだったのか?
姉が「待っている」といいながら、弟を待たずに入水したのはなぜだろうか? 仕打ちが辛かったから? それとも、弟を信じることができなかったから?
弟が「迎えに来る」といいながら、なかなか来ることができなかったのはなぜだろう? 力がなかったから? それとも、姉が待っていることを信じられなかったから?
もし、相手が自分を裏切っていると、どこかで誰かに吹き込まれたらどうだろう? 世界には姉と弟だけがいるわけではない。二人の周りにはたくさんの人がいて、その人たちは各々利害関係を持っている。姉弟が相手を信じられなくなったとしたら、そこに暗躍した者の姿はなかっただろうか?
耳元で「あいつはお前のことなんか忘れて、今頃楽しく生きているに違いない」と呟く者はいなかったのだろうか?
相手が先に自分を裏切ったと思えば、自分が裏切る罪の意識も和らぐもの。二人が互いに相手を信じようとしながら、「約束事はその場の気持ち」と言わなければならなかったのは、離れ離れの時間の長さか、一人で生きる不安からか?
それとも、心の隙を誰かに突かれたのか?
ちなみに、細かいことだけれど、「もしもあの夜があったなら」という台詞にも若干引っかかる。
「なかったなら」とすれば、それは裏切った夜を指すのだろう。
でも、「あったなら」となると、この「夜」がどんな夜を意味するのか途端に難しくなる。
「夜~いらんかいねぇ~♪」
「よい夜をお持ち帰りください」
ここでいう夜とは、人と人の出会いのような気がしてならない。
みゆきさん関連News
- 11月19日リリース予定:夜会VOL.14『24時着 00時発』DVD
- 夜会(東京公演08/11/20~12/19、大阪公演09/01/30~09/02/15)