与野党、逆転の力学 in '99に対する投稿
劉表さんのご意見
 私が考えますに、地方政治は1979年に革新自治体が殆んど崩れて以降、首長はほとんど 与野党相乗り、特定の中央官庁出身者という状況となり、政策論争も活力を欠くようになった。
 その状況が、今度はいよいよ中央に上がってきたということでしょう。だから、今回の連立政権は ある意味で必然だったのでしょう。

 ところが、ここへ来て地方政治の方から変わってきています。だから、私はある程度国政もしばら くすれば変化すると期待してます。

 21世紀の地域の在り方をどうするか、一時期に比べて真剣に考えるようになってきてます。
女性の首長なんかも少しづつ出てきたり。議会でも世代交代が進んだりと。
 そうした流れが国レベルにどの段階で浸透してくるか。注目してます。


管理人より
 貴重なご意見、ありがとうございます。
 地方自治体の首長選挙は、ほんの一部を除いて与野党相乗り、せいぜい共産党が独自候補を擁立するぐらいで まったく活気がありませんよね。あれでは投票率が下がっても無理ありません。選択肢がないものを選択しろと 言われても、しらけるばかりです。
 ただ、その流れが中央に上がってきたというのは、斬新な分析ですね。そういう考え方もあるのか、と 思いました。
 地方自治体の首長選挙のように、国政でも「自自公民社」相乗り候補なんて現われたら、日本の将来も暗いか もしれません。

 それと女性の政界進出は私も基本的に賛成なのですが、どうも操り人形的なイメージがあります。公明党の顔 として度々登場する女性(名前を忘れてしまいました)も実権はなく、事実上神埼さんが牛耳っていますし、現厚生 大臣もアイドル議員のイメージが強い。なんせ大臣に任命されたとき、記者団に対しアイスクリームを舐めながら いかにもおちゃめを装う笑顔を振りまいてるのですから……。
 昨日あった国会では、民主党のポスターに度々登場する女性議員がニコニコしながら牛歩し、議員席に向かって ピースサイン。「●●さん、頑張って!」という女性議員からの掛け声に笑顔で応え、ワルツ調のステップで時間を 稼ぐありさまです。その姿はどこからみてもただの「オバサン」であり、はっきり言ってかなり失望しました。
 そういえば関西方面では選挙のときに「●●ちゃんによろしくね!」と自分を「ちゃん付け」して遊説し当選した 女性議員もいましたっけ。その後、後援会と対立しリコール騒ぎになってましたが……。

 私が思いつくかぎりでは、女性議員でしっかりしたポリシーを持っているのは社会党の土井さんぐらいじゃないかと 思います。決して好きではありませんが、少なくとも傀儡でも人形でもなかったことは明白です。
 私としては女性議員にはもう少しお勉強し、政治的理念を持ってもらいたいと思います。 勿論、それは男性議員にも言えることですが……。

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