本日の御題:電力の供給に問題ををかかえる韓国

韓国の電力事情
熱波は日本だけではなくお隣韓国でも発生しているが、今月12日、火力発電所2か所がトラブルのため稼働停止したという。発電容量は50万キロワットで、約1週間程度は稼働停止になる模様だ。

たかが50万騎キロワットと思われがちだが、韓国ではこれより先に原発で大きな問題が発生しているから深刻である。
原子力発電所が、点検や照明書類偽造のため、23基中6基が長期にわたって稼働停止しているのだ。また、基準を満たさない部品が大量に使われていた問題も発覚し、稼働には相当の時間がかかるという。

もし、発電所があと1か所でも稼働停止すれば、輪番停電を実施しなければならない可能性も出てきた。

もし電力を韓国に頼っていたら…
ここのニュースを、民主党の小沢元環境相はどんな気持ちで聞いているか、是非知りたいものだ。彼は、民主党政権下で、「日本の原発を廃止していくために、外国から電力を買えばいい」と言った愚者である。

<詳しくはこちら参照>http://www.ne.jp/asahi/garyou/talks/Column/Column08/Column11_13.htm

彼は知らなかったのだろう。当時ですら、中国や韓国が電力供給に余裕がなかったことを。

そして、もし彼の言うとおり、海底に電力を供給するラインが敷かれていたとしたら、今頃、それは無駄な公共事業として叩かれていたに違いない。なぜならば、そのラインを使って日本に電力が供給されることはないからだ。

こんな事態になるとは当時は想定できなかった、と無能な政治家なら言うだろう。そう、凡人は、今の状況でしか物事を判断できない。将来を見通す能力がない。様々な問題を事前に想定し、対策を練ることができない。彼もその一人だろう。

政治家として相応しいかどうか、あえてここで書くまでもない。

エネルギーの自給は日本国の生命線であると考え、少しでも石油資源に依存しない発電の開発を進めてもらいたい。それは原発への回帰ではなく、エコなエネルギーの開発である。

この話は、またの機会にしたいと思う。

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