本日の御題:悔い改めない福岡のいじめ加害者たち

◆福岡のいじめ加害者たち
 信じられない記事をネットで見つけ、思わず絶句してしまった。  この間、福岡県筑前町立三輪中で、いじめを苦にして自殺した13歳の男子生徒がいた。ついつい極最近の話だ。まだ一ヶ月も経っていない。
 当初、被害者の苦しみも然ることながら、加害者も中学生、きっと今ごろ後悔していることだろう、傷ついていることだろうと私は思っていた。
 しかし……自殺した男子生徒をいじめていたとされるグループが、なんと事件後に別の生徒をターゲットにして、同様のいじめを繰り返していたことが分かったらしい。
 通報したのは、同級生。しかも学校で起こっている事にも関わらず、保護者経由での通報であった。この辺に、生徒が教師を信用していないところが伺える。

 それにしても、これはいったいなんなのだろうか!?
 正直、私は心底怒りを感じている。ありえないことだ。
 自分達の行為が一人の人間を死に追いやった(殺してしまった)という実感が彼らにはないのか、あるいはあった上での再発なのか!?

 学校側は遺族側に「再発防止を目指す」と繰り返しているらしいが、上記のいじめ加害者が他の生徒に対すして新たにいじめをはじめ、それに 学校側が気付かないとしたら、彼らの再発防止全く効果が上がっていないことを意味している。そうだろう!? 普通、まずはこのいじめ加害者グループの 行動を心のケアも含めて行っていくべきだからだ。

 しかも、情報では、新たないじめも、自殺した男子へのいじめと同様の手口でスタートしたという。これでは死んだ生徒も浮かばれない。
 このいじめグループは7人いるらしいし、同中にはこの7人を含む多人数のいじめグループがあるらしい。他のグループも、いじめという行為がどれだけ人を 苦しめるか? ということを、今回の事件で全く考えることなく、日々の学生生活を送っているとしたら、私は恐怖さえ覚えてしまう。

 彼らは身をもって自分達の行為が人を殺したことを知っているはずだ。その上で同じ過ちを犯すというならば、私は彼らを殺人罪を犯した中学生同様、 年院に入れるべきだと思う。
というのも、私が予想するに、彼らの心には人を労わるだとか、相手のことを考えるとかいう気持ちが全くないからだ。
 自殺を追い込んだことを、武勇伝のように語ったり、あるいは遊び心で繰り返されたりするようであれば、やはり更生させなければならない。
 そしてそれは生活環境を大きく変えなければ不可能である。




ryomaさんからの感想(2007.05.10.投稿、05.12掲載)
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