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タイ

タイの壁掛け


壁掛けです。
牛の皮を影絵の用に切って彩色して2枚のガラスの中に挟んだものです。
デザインはタイ独特の兵士の絵です。
高さは80cmほどあります。

タバコ入れ


スターリンシルバーのタバコ入れです。

タイもゴルフが盛んです。
タイのゴルフ場ではちょっと変わった光景を見かけます。
1パーティのキャディの数がすごく多いのです。一人のプレイヤーに対しバッグを担ぐ人、椅子を運ぶ人、傘を運ぶ人(とても熱いので日除けに傘を使います)、ボールを捜す人と4人もキャディが付くことがあります。
キャディの人件費がとても安いからです。
時には高級官僚などが我が物顔で1パーティにプレイヤー8人でプレーしているのに出っくわします。
1ホールに40人もの人が動いているのはもはやイギリスで始まったゴルフとは全く異なものです。
こんなのが前でプレーしていたらもうゴルフを止めてホテルに帰ってプールでのんびりした方が利口です。


日本から来た役員とバンコックの代理店を訪れた時の事です。
代理店の人たちとの夕食後腹ごなしに繁華街を歩いているとその役員がツクツクと呼ばれる小さな三輪車に荷台を付けたタクシーに乗ってみたいと言い出したのです。
代理店の人が1台のツクツクを捕まえてきたので役員と私が先ず先に乗り現地の人が乗るのを待っていると、突然走り出したのです。
何が起こったのか理解できずに困惑しているとどんどんスピードを上げていくではないですか。
ストップ、ストップと叫んで運転手の背もたれを蹴ったりしたのですがいっこうに止まる気配がありません。
ハッと気が付くと隣にいた役員が突然消えたのです。
一瞬頭が白くなったのですが、まさかと思って後を振り返ると役員は飛び降りたらしく道路にべたっと張り付いています。
そうこうしている内に人通りのないところに来て速度を落とし何か降りろと言っている様なので飛び降りて元の所へ走って戻りました。
役員を囲むようにして現地の人たちが心配そうに待っていました。
役員は服をチョッと裂いただけで怪我も無く一応一件落着となったのです。
しかし何故こんなことが起こったかというと、どうもその運転手は農村からの出稼ぎでタクシーの営業ライセンスを持っていなかったのではないか。
それでちょうど我々が乗ったときに、運悪く警官が近づいてきたので慌てて逃げたのではないかというのが現地の人の推測です。
大事にならなくて本当に良かったです。
その役員は資産家なので身の危険を強く感じたのでしょう。
無い人間はあわてる必要がないのです。

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