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オランダ

ミントタワー


アムステルダムの名所の一つである、かつてコインの鋳造所であったミントタワーを形作った焼き物です。
高さは20cmほどあります。

オランダは雨がよく降ります。
でもあまり激しくなければオランダ人は傘をさしません。
雨降りに慣れているので雨が降っているからといっていちいち傘をささないのです。
子供達が雨が降っていようが外で平気で遊んでいるのをよく見ます。
雨降りの日が多いので雨を気にしていたら外で遊ぶ機会がなくなってしまうのです。
オランダには運河が張り巡らされています。
水際には柵など一切ありません。
子供が小学校に入ると服を着たままプールに落ちる訓練をするそうです。
万が一運河に落ちた場合を想定した訓練なのです。

アムステルダムの町並み

同じく焼き物で出来たアムステルダムの町並みを形作ったものです。
他のヨーロッパの町並みと比べて特徴的なのは建物の間口がとても狭い事です。
これはその昔建物の間口の幅の大きさで税金が徴収されたので間口は出来る限り小さく作られたそうです。
あと窓の周りに白い枠があるのも特徴です。
この建物の前には運河がありますが、アムステルダムの中心部には運河がくもの巣のように張り巡らされていて今でも船が重要な交通手段になっています。

胡桃割り器


これは特にオランダを特徴付けるものではないのですが、胡桃割り器です。
一般の家庭で使われているものです。

マッカムの皿

オランダの焼き物というとブルーを基調としたデルフト焼きが大変有名でいろいろな形の品々が売られています。
このマッカム焼きは隠れた名品で華やかな色彩が特徴でデルフト焼きと比べるとたいへん見栄えのする絵皿です。
限られたお店でしか買うことができません。これは直径20cmほどのものです。

木靴

おなじみの木靴です。
オランダの国土は陸地がもともと狭いためかなりの部分が埋め立てられました。
そのため海面より低い土地が多く雨が大量に降ると湿地状態になってしまいます。
そこで、生活の知恵として木靴が考案され使われてきました。
オランダ人の平均身長は男が185cm、女が175cmと大変背の高い民族です。
この大きい方の木靴は外形で長さが40cmもありますがこれを実際に履いたオランダ人がいたのでしょうね。
現在は土地の改良が進み木靴はあまり使われていません。


オランダの一人当たりの自転車の保有台数は世界一だそうです。
その理由には、土地が大変平坦であるので苦労なく自転車を活用できる。
自転車道路が整備されているとかが挙げられるでしょう。
国中の自動車道路の脇には必ず自転車道路が設けられています。
市街地で歩道が無いところでも自転車道路はちゃんと用意されています。
この自転車道路を人が歩くと自転車に乗っている人に邪魔だとこっぴどく怒鳴られます。
これはごく普通の出来事なのです。
人より自転車の方が優先度が高いのです。
慣れないと面食らいます。
通勤にも当然自転車が良く使われますが、雨が多いためか手入れが悪いのかギーコ、ギーコとチェーンが錆びて発する音をさせて乗っている人が多くいます。
でも週末になるとロードレーサとかちゃんと走る自転車を出してきて張り巡らされた自転車道路を楽しんでいます。


オランダには世界最大の赤線地帯があります。
所謂「飾り窓」です。
マリファナも場所は限定されていますが合法的に吸う事が出来ます。
また人種差別がないと言われています。
有色人種と白人のカップルが仲良く歩いているのを良く見かけます。
いろいろなことを自由にしておいて決めつけない、言い換えると人間の本性を大事にするという文化があるように思えます。
又こういうこともあります。
オランダの冬は暗く長いのです。
そのため太陽がさんさんと照らす5月になると公園に人々は集り日光浴を楽しみます。
若い女の子がトップレスで日光浴しているのも良く見ます。
しかし、普通の街中とかいろいろ馬鹿騒ぎするお祭りなどでトップレスなる事は絶対無いのです。
皆秩序をちゃんと守る伝統があるのです。
アメリカみたいに喫煙は健康に害があるとなると国中一辺倒になるようなヒステリックなところは全くない大人の国なのです。


オランダは英語が良く通じます。
スーパーで店員が近くにいないので側にいた客に例えば塩はどこにあるかと聞くとちゃんと英語で教えてくれます。
このレベルはゴルフ場の受付でも、その他いろいろな場面で同様です。
オランダは近隣のフランスとかドイツと違って小国ですからいろいろな国とのつながりを持つ事で国の経済を保っているのです。
前段でもコメントしましたが人種差別もないので日本人には住みやすい国の一つでしょう。

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