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インド

不思議な玉


不思議な玉です。
直径8cmの白檀の玉です。
中が10何層に構成されていてそれを彫って作り上げるのは不可能には思えるのですが、張り合わせるとか他の方法で作った形跡が全くないのです。
この玉以外に象牙でできた同じように何層にもなっている玉を所持しているのですが一体どうやって彫るのでしょうか。
この白檀の玉には台があったのですが、ニューデリーの空港で価格交渉の末玉だけにしたのです。
どなたかこの玉の製作方法ご存知ないですか。

インド象


木彫のインド象です。小さなものです。

金属の象


シルバー製です。
マハラジャとか身分の高い人はこのような象の乗り物に乗って移動したのでしょう。
象と言えば、あとはアフリカ象があげられますがアフリカ象は気性が荒いのでこのような仕事には適さないのでしょうね。


インド人というと日本人の認識では肌の色が黒いというのが一般ですが,首都のニューデリ辺りには白人と同じくらい色の白い人がいます。
まさに白人がサリーを着ている感じです。
南に行けば行くほど肌の色は黒くなって行きます。歴史的にみると、インド人の起源といえるドラヴィダ人が先ず存在して後から南下してきたヨーロッパ系のアーリア人によって混血が進み今の平均的インド人になったようです。
ですから北の方にはアーリア人そのものの子孫が多くいるのでしょう。


インドに行った事のある日本人にインドの印象を聞くとすばらしい、又行きたいと言う人がいる一方二度と行きたくないと言う人がいます。
又行きたいといった人にどこへ行ったのかと聞くと大体がインド中部から北方面なのです。
かたや、二度と行きたくないと答えた人はほとんどの人が南部の都市に行っているのですね。
南の都市は暖かいため着の身着のままでも何とかなると地方から沢山の人々が出稼ぎに出て来るのですが、あまりに沢山の人が来るために職がなくなり結果的に乞食状態になる人がとても多いのです。
実際に南の大都市では夜になるとお店の閉じたシャッターの前とか道路の中央分離帯に沢山の人が寝ているのを良く見かけました。
そういうのを目の当たりにした人は悪い印象を持つのでしょうね。
15年ぐらい前の話ですが。
でも、最近のTVである評論家が「インドは貧しい人が沢山いますが、国は貧しくないのです」と言っていたので少しは良くはなっているのでしょうが基本的には大きくは変わっていないと思われます。

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