一つの旅を終えて。。。 | |
今回はあまり天気に恵まれなかった。それが一番大きな印象かな。 実際のところ、雨に降られたのは全10日間の内3日程度だったが、主な目的地だった山陰地方、取り分け松江、出雲で天気が良くなかったのは非常に残念だった。 山陰地方は大きな街が少なく、悪く言えば田舎で寂れた感じがするのだがそこが却って良いのである。道は交通量も少ないので、幹線道路でも快適に走れる。平地が少なく海からすぐ山になるので、ちょっと内陸に行けば峠道も沢山あるのでツーリングにはうってつけな所です。今度はオフローダーを手に入れて、中国山地の林道と秘湯を巡りたい。また、次に行くときは夏に行ってみたいものである。 オイラが特に気に入ったのは島根県です。どことなくゆったりとした雰囲気があり、人々も穏やかでのんびりした人が多く、そして親切だった。天気が良いときに、是非訪れてみたい。 一方、山陽、瀬戸内は大きく栄えた街が多く、大いに賑わっている。山陽道も交通量が非常に多く、山陰とは対照的。幹線道路は車ばかりなので、時間に余裕があるなら海沿いの道を行った方が良いだろう。 また、オイラはあまり賑やかすぎるのは好きではないので、山陽はそれほど魅力的に感じなかった。しかしそんな中でも、しまなみ海道の島々は時間がゆったり流れるのを感じられ、とても気に入った。ここは二、三日かけてゆっくり巡る事をお薦めしたい。 他に気がついた事に、山陽は街路樹に楠やケヤキ等、葉の色が明るい広葉樹を多く使っているという事。これらの木は落葉樹であり、手入れに手間が掛かるので東京の方では街路樹として使われる事は少ない(街路樹なんて全くないところの方が東京では多いが……)。楠やケヤキはこの季節には新緑がとても綺麗で、日の光を受けた緑が街を明るくする。その雰囲気がオイラは好きだ。落ち葉の掃除などの手間を惜しむより、街の景観を美しくする事を選ぶ心もまた好きだ。そういった心意気があるかどうかが、西の方の人と関東人(東京人か?)の違いかとも思う。 今回の山陰、瀬戸内ツーリングで広い中国地方を巡った事により、分割日本一周の目標達成にだいぶ近づいた。残るは紀伊半島と北陸、東北の一部だ。来年のGWに紀伊半島、夏に北陸に行けば日本一周を果たせる。そうしたらその次は……二週目でもするかな(^^; |
|
戻る |