2002年 6月 9日(日) さいきん天気イイですな〜。梅雨はどこ行ったんだ、一体?でもまぁ、バイク乗りにとっては天気がイイのは良い事なので喜ぶべし。ホントならこんな天気のイイ週末は、峠行って思うままに走りたいところなんだけど、イロイロあって今日はパス(苦笑 で、代わりに今日はサンダーエースのリアブレーキパッド交換とキャリパー掃除。GWのツーリングのときに、パッドの使い過ぎでまたディスクを削ってしまった(T_T) なんでなんだろうな〜。ガンマやR1の時はフロントブレーキを思いっきり使っているのだが、サンダーエースだとリアばかり使ってしまう。しかも自分ではあまり意識していない。そのせいでいつの間かパッドが擦り減っていて、ディスクを削ってしまうという……。大体 2〜3,000kmぐらいでパッド交換になってしまう。リア重視で走ってるせいもあるかもしれないから、今度サンダーエースのセッティングも見直してみるナリ。 ワールドカップ 夜はサッカー観戦です。勿論BSで(^^; 対ロシア戦だから勝てないだろうと思っていたら、1−0で日本勝ったよ! これでバカ騒ぎが起きて街が大混乱になったら面白いのだがな〜。<火事とか大好きな奴(^^; |
2002年 6月 4日(火) ワールドカップ、日本の最初の試合、対ベルギー戦は引き分けでしたね〜。後半、2対1でリードした時は結構盛り上がったのだが、その分同点にされたときは落胆も激しかったザンス。ん〜、決勝進出は無理にしても、地元なんだから一回ぐらい勝って欲しいぞ。 しかし、個人的に一番期待しているのは、フーリガンの暴徒化だったりする(ォイ MOTO GP サッカーも盛り上がってますが、バイク乗りとしてはやっぱりGPでしょう。 第5戦イタリアGPはムジェロサーキットで行われました。オイラは毎度の如く、BSの中継を実家で録画したテープで観ました。 で、結果の方はもはや当たり前となってしまったロッシの優勝。ここまで強いと、もはや笑うしかないですな。 しかし、今回はヤマハも健闘してましたな。ムジェロから新しいフレームを導入してたとかで、YZR-M1のビアッジとチェカもRCVに喰らいついていた。とは言え、ビアッジはロッシの後ろで、チェカも宇川の後ろで二台ともホンダに負けてる。まだまだ課題は多いのだろう。 個人的にはビアッジのあの発言や態度は好きじゃないのだが、現状で唯一人ロッシに対抗できる可能性があるのはビアッジだけなので、頑張って欲しい。マシンさえ良ければ、ロッシに対抗できるライダーは他にもいるのになぁ。加藤大二郎には、是非RCVに乗ってもらって優勝争いに絡んで欲しい。 あと、今年はノリックが着実にポイントを積み重ねていて、現在ポイントランキングで4位。トップ争いには絡んでこないのでイマイチ目立たないのだが、一年落ちのYZR500では仕方ないだろう。それでも、転倒せずに毎レース確実にポイント圏内に入ってる辺りは凄い。どんなにコンディションが悪くても、確実にポイントは獲得するようになってくると、GPレーサーとしては熟成(?)の域に入ってきているという事だろう。今年はこの調子で走って堅実な結果を残せば、来年はYZR-M1に乗ってタイトル争いに絡んでくる可能性もあるのではないだろうか。是非、期待したい。 それから、期待したい日本人ライダーがもう一人。スズキの梁明が、第6戦からWGPにスポット参戦するらしい。マシンは勿論GSV-R。梁は今スズキで一番「乗れてる」ライダーだし、開幕戦の鈴鹿でロッシと互角に渡り合った実績もある。GSV-Rを最も速く走らせる事が出来るのは、エースのロバーツではなく梁じゃないだろうか、とさえ思える。その梁がWGPにスポット参戦する事で、GSV-Rの開発速度も上がって後半に少しでも巻き返しが図れたら、レースも面白くなるだろう。これも期待したい。 BIKERS STATION No.178(毎月1日発売 遊風社刊 \880) 今月号はCB750特集。 でもオイラ、CB750には興味無いんだよねぇ(^^; CBに興味無いからホンダにもあまり思い入れが無い訳だけど、歴史的名車として一応一目置いてます<一応、フォロー(ォイ それよりも、今月号は2002年型のZX-12Rの記事が載ってたので、そちらが目当て。 最近、ZX-12Rとハヤブサが気になってしょうがない。サンダーエースがかなりヘタってきたので、買い換えようか検討していて候補としてこの二台が上がっている次第。もっとも、サンダーエースにはかなり思い入れがあるのでオーバーホールして乗り続ける可能性が大。むしろR1から買い換えるという線の方が濃厚(汗 いずれにしても先立つ物が無ければ無理なので、当面のところは獲らぬ狸の皮算用……。 で、ZX-12Rなんだけれども、デビュー当初はあのベロンと舌を伸ばしたようなデザインが気に食わなかったので、いくら高性能でも興味無いと言っていました。しかし、2002年型になってデザインが変更され、ZX-9Rに近いデザインでグッと洗練されてきた。元々ハヤブサに較べてスリムなので、オイラ的にかなりイイ線行っている。 BIKERS STATIONの記事でも、初期型に較べて乗り易くなったとあるので購入検討対象となった。ヨーロッパでの二輪300km/h規制で超高速域での安定性とピークパワーが初期型に較べて低くなったとは言え、馬力はたったの3PS低下しただけ。それに300km/hオーバーなんて、日本では絶対に使わない領域だから関係なし。出力低下にしたって、排気系を交換するだけで簡単に200PSオーバーしてしまう化物なのだから気にならない。むしろ、大柄で重いという所が気になるな。体格の小さなオイラとしては、乾燥重量で200kgを切ってくれないと辛い。ホイールと排気系、外装の交換で20kgぐらい軽くならないかなぁ。多分なるだろうなぁ。そしたら1200ccもあるんだし、加速イイだろうなぁ。ラム圧加給あるから、高回転域で気持ちイイだろうなぁ……。だんだん欲しくなってきた(^^; このままだと、夏のボーナス出たら頭金にして買ってしまうカモ。ヤバイ! |
2002年 6月 1日(土) だいぶご無沙汰しておりました。前回の日記更新から一ヶ月以上経過してしまいました。 GW明けからいきなり仕事が忙しくなって、ツーレポ書く暇も無かったからであります。 いや、過去形じゃなくて現在進行形か。。。(;_;) GWのツーリングは紀伊半島一周のつもりだったのだが、日程に少し余裕があったのでついでに京都、滋賀に北陸の福井、富山も行ってきました。結果として、紀伊半島ツーリングのつもりが近畿、北陸ツーリングになりました。 夏のツーリングの為に残しておいた北陸も制覇した事になり、遂に分割日本一周を達成したのでります! 厳密には、まだ佐渡島、伊豆諸島、屋久島、奄美大島、与那国島、派照間島に行ってないので完全制覇ではない。しかし残っているのは島だけで、全都道府県通貨と、走行した経路をつなぐと日本の海岸線を全て走った事になるので、日本一周完了と言っていいだろう。 いやー長かった。思えば4年前の夏の四国ツーリングに始まり、九州、北海道、沖縄、東北、中国、近畿、北陸と7回に分けて日本を一周しました。サンダーエースのトリップメーターも30,000マイルを越え、ほぼ世界一周の距離となりました。こうして振り返ってみると、日本は広いなぁと思う。「狭い日本そんなに急いでどこへ行く?」なんて交通標語が昔あったけれど(今でも使われてるのかなぁ?)、日本は決して狭くはないです。北の礼文島と南の西表島では気候も植生も全く違うし、同じ東北でも岩手の北山崎と秋田の男鹿半島では海の色も違う。住んでいる人の習慣だって違う。日本は世界でも類を見ないほど実に多彩な風土、習慣が一つにまとまっている国です。その全てを知る事は、とてつもない労力を必要とするだろう。 現代ではTVやインターネット等、情報取得の手段が発達しており、居ながらにして多くの情報、知識を得る事が出来ちゃう。それ自体はとても便利だし、素晴らしい事だと思う。しかしその便利さに溺れ、世の中の多くの事を知った気になり、世界が狭くなったと錯覚してはいないだろうか? オイラは常々思うのだが、知識は実感を伴って初めて意味のあるものとなるのではないか、と。 いやー、いろんなとこ走ったなぁ。いろんな人とも出会ったし、一生の思い出になります。 日本一周をして色んな土地を見てきたら、逆に知らない事が増えたような気がした。まだまだ行っていない土地があるし、もっと日本を知りたくなってきた。「これは二周目に突入するしかないか」とハマッて行く自分に危機感を覚える今日この頃(^^; いや、実は既に二周目のプランも考えていたりして(爆 二周目は、オフ車で林道をつないで日本一周出来ないかと目論んでいる。一周目ではツーリングマップルを見つつ、行く先々でルートを吟味しているときに、この道は面白そうだと思うところを沢山見つける事が出来た。しかし、そういった道の多くは林道だったりダートだったりする。今では林道も舗装されているところが増えたようだが、全線舗装は少なく、まだまだダート区間が残っているところが多い。そういった道を重装備状態のサンダーエースで走るのは至難の技なので、仕方なく諦めていた。今度は、そういった道ばかりを走ってみたいのである。その為には、オフ車の調達が急務ですな。 オフ車入手に関しては以前から日記でも書いていたが、実は既に当てがあったりする。今度、学生時代の先輩が結婚する事になり、バイクを手放す事にしたのでそれを譲り受ける事になっている。車種はスズキのDR250R。油冷単気筒250ccのエンジンは4スト250デュアルパーパスの中ではトップパワーを誇り、安定志向の車体は荒れた路面でもガンガン攻める事が出来る。とは言え、2スト廃止の方針が確定してからの昨今の4ストエンデューロマシンの性能向上は凄まじく、またDR-Z400が出た為に既にカタログ落ちして一線を退いている。エンデューロレーサーとしては力不足ではあるけれど、オイラのように長距離ツーリングに使いたい者にとっては丁度いいスペックだろう。何より、オイラはオフ車に乗るのは学生の時以来なので、最近のオフ車は持て余しそうだ。本当はロングツーリングに使うならDLEBEL辺りが適当なのだろうが、オイラはダート走破性も重視したいのでDR250Rの方が良かったりする。 しかし、譲ってもらう事になったのは去年の6月の事なのだが、既に一年経とうとしているのに諸々の事情でDRはまだ手元に無い。。。 まぁ急いでいるわけでもないので構わないのだが、オイラは一度気分的に盛り上がってしまったら我慢が続かない性分なのよ。早く林道行きてぇ〜。 しかし日本二周目もいいのだが、他にもやりたい事がある。西表に行ったときに乗ったカヌーが面白かったので、マイカヌーが欲しい。そんで一週間ぐらいかけて河下りをしたり、あるいは日本の沿岸を回って日本一周とかしてみたり。(これもツーリングと言うのだろうか?) あとバイクで海外進出したいなぁ。砂漠を走りたいのでオフ車の特訓しないといけないし(その為にも林道日本一周はやっておきたい)。他にもやりたい事があるのだが、余りにも大風呂敷過ぎるのでここでは書かないでおこう。つーか、マイカヌーと海外進出にしたって実現出来るか怪しいし(^^; でもね〜、この年になってやりたい事がどんどん増えてくるってのもちょっと困りものカモ。いつまで経っても落ち着けない(^^; ガンマ 先週の土日にS&S定例ツーリングがあってガンマで菅平まで行きました。よって今週は洗車と各部のチェックをしたナリ。 ツーリングの帰りの中央道では、見事に雨に降られてしまいました。しかも雹のような激しい雨。あ〜あ、ガンマでは絶対に雨天走行したくなかったのによ〜。自分の雨男っぷりが憎いです……。 泥水跳ねまくってアンダーカウルには細かい傷が付くし、間を走る車がつくる滝のような水飛沫を浴びるしサイアクでした。メットもロバーツレプリカを新調したばっかだったのにぃ〜(T_T) しかし、高速で車が跳ね上げる水飛沫ってホント凄いのね。高機能舗装の部分だと大した事無いんだけど、古い舗装の部分だと霧のようになって前が全然見えなくなるから非常に危険。それなのに四輪のドライバーはスピード落とさないのね。雨の日にスピード出すと、ハイドロプレーニング現象が起きて危ない、と教習所で習わなかったんでしょうか? 思うに、最近の車は性能が良くて雨だろうと雪だろうと快適に走れて、快適さを阻害する不安要素や危険信号をドライバーに伝えないから、ドライバーは危険な状態でも危険じゃないと思うのだろう。挙句の果てに周囲への注意も払わなくなり、事故を起こして他所様の大切な命を奪ってしまうという……。 まぁ、そこまで行くと言い過ぎかもしれないが、車の性能を盲目的に過信してのほほんと運転するのが危険な事なのは確かだと思う。最近、街中でもウィンカー出さずに交差点曲がったり、歩行者や自転車の側を通過する時も全然減速しない上に、斜線ズラして回避する素振も見せないアホドライバーが多いし。ハッキリ言って、最近の四輪ドライバーの大半は信用できません。 とか言って、そういう車が我慢ならないからアクセルワイドオープンで車の間すり抜けて行くオイラも他人の事は言えないのであった(ォイ 話が逸れた(汗 実はガンマの場合、雨天走行で一番心配なのはエンジンだったりする。 500ガンマはエアクリーナーを外しているので、雨が降ると水を吸い込んでエンジンが壊れてしまわないかが心配。エアクリーナーを外していると言っても「ヤマイモ」(スクエア4ガンマは、エアクリーナーがステアリングヘッド後部のフレームと一体になったボックス内にある為、そこから車体側面のキャブまで吸気を送る為に、樹脂製のパイプでボックス下部とキャブを繋いでいる。そのパイプが山芋のような形をしているので、S4ガンマ乗りの間では「ヤマイモ」で通っている)は外していないのでダイレクトに雨がキャブに入り込んでくる事はない。しかし、霧状の水飛沫の中にもろに突っ込んでいった為、タンクとヘッドの隙間から飛沫が入り込んで、水分が吸気に混ざった可能性も考えられる。 2ストの場合、吸気は一旦クランクケース内で一次圧縮されるので、4ストみたいに水滴がダイレクトに燃焼室に入り込んで燃焼室やバルブにダメージを与える様な事は少ないだろう。それでもクランクケース内に水分が残っていたら、最悪の場合クランクが錆びてしまうので心配ではある。本当なら雨天走行後、即座にエンジン分解して各部を念入りにチェック、乾燥させてからエンジンオイルを塗布すべきなんだろう。しかしケース割るどころかエンジン下ろしてる暇だってありゃあせんので、仕方なくドライ状態で念入りに暖機&軽いレーシングをやって水分を飛ばしました。勿論、近所には大いに迷惑だった事でしょう(ォイ 洗車は特に時間も掛からず、2時間程度で終了。前回洗車したときにエンジン周りにシリコンプロテクトを吹いておいたので、汚れは簡単に落ちたとさ。 しかしここでも問題が発覚。オイラが愛用しているバイク洗車用のシャンプーである「ダートスコートエクストリーム」が、既に廃番(?)になっているとの事。バイク屋に行って業務用2リットルボトルを注文しようとしたら、販売元が既に「ダートスコートエクストリーム」を扱うのを止めているとの事。これはショック。何でもインプレッションの方にも書いているけれど、ダートスコートってオイル汚れが良く落ちて2スト乗りとしては手放せないアイテムの一つだったのになぁ。仕方ないから別の製品を探すけれど、この手のケミカルって「コレだ!」と思う物に当たるまでかなり試行錯誤する事になるんだよなぁ……面倒くさ。 とりあえず今回は店頭在庫の小ボトルを買ってきて使ったけれど、次回からは新しい物も開拓してみまひょ。 そうそう、先週のS&S定例ツーリングは、リアサスのスプリング交換してから初めての峠走行だったのでその感触も書いとこう。リアサスはかなり良くなりました。体重移動をした時、リアが僅かに沈み込んで荷重が掛かるのにタイムラグがあるのだが、それが公道を走るには丁度良い具合。コーナーの後半でアクセルを開け易くなったので、だいぶ楽しく走れるようになった。 しかしリアの問題が解消されたら、今度はフロントの方が気になりだした。バンクしてコーナーに進入する時のフロントの挙動が曖昧と言うか、手応えが少ない。始めはステアリングダンパーが効き過ぎなのかと思ったけれど、比較的進入が緩いコーナーでバンク速度がゆっくりの時でもフロントの舵角つき方と言うかハンドルの切れ方が曖昧。加えて、定常旋回中に更にバンクさせた時もハンドルの手応えが少なく、舵角がつく感覚が掴みにくい。 どうもセルフステアリングにフロント周りがイン側へ主専門用語的に言えば、ハンドル周りのセルフアライニングトルクが小さい。コレ、ハンドリングが軽くも感じられるので切り返しの時なんかは良いのだが、普通にコーナーに侵入する時にフロントの舵角のつき方がオイラにはイマイチ掴み難い感じでちょっと不安になる。そのせいで高Gの掛かる高速コーナーでもフルバンクまでもっていけない。 原因は、おそらくフロント周りのディメンションの問題だろう。フォークオフセットが少ないのでセルフアライニングトルクが小さいのではないかと思う。元々、500ガンマのフロントはフォークオフセットが大きめなのだが、フォークブラケットも含めてGSX-R400の物に交換したので、オフセットがノーマルより少なくなっている。この辺はスクエア4BBSでも議論されてて、バンディットのブラケットがスクエア4ガンマと同じ程度のオフセットなので、交換するならバンディットの物が良いという意見があった。しかし、オイラは見た目も重視したいので、倒立フォークがイイ(^^; そうするとGSX-R系の物を流用する事になるのだが、GSX-Rは基本的にフォークオフセットが小さいのでこの問題は解決できない……。 そもそも、以前はシート高が低くてフロントがあまり気にならなかったので、この問題も表面化しなかった。シート高が高くなった事で、色々セッティングを変える必要が出てきた訳だ。 問題を解決する方法としては、以下の方法が考えられる。 (1) フロント周りをバンディットの物に交換して、フォークオフセットをノーマルに近くする (2) リアの車高を下げて、キャスター角を寝かす (3) フロントフォークを長い物に換えて、キャスター角を寝かす (4) フォークブラケットをワンオフで製作し、オフセットを調整する (1)はFフォークが倒立でなくなってしまうので、却下。 (2)の方法ではフォークオフセットは変わらないが、キャスター角を寝かす事でセルフアライニングトルクが大きくする事ができる。但し、トレール量も変わってしまうし、ディメンションが大幅に変わるので他に影響が出る。何より、これ以上車高を下げるのは難しいので却下。 (3)もキャスター角が寝る事になるので(2)と同じ効果がある。しかし発生する問題も同じだし、今以上にステアリングヘッドの位置が高くなると唯でさえ腰高で不安定な気がするのがもっと不安定になる。よって却下。 残る(4)が一番良い方法なのだが、如何せんアルミの削り出しでワンオフする事になるから金が掛かる。ちょっと悩むなぁ。やるならラジカルでやってもらうのが一番だろう。あそこは車体に関してはノウハウがあるから。しかし、どうせやるならフォークも換えたいなぁ。フォーク換えるならそれに合わせてホイールとキャリパーも……と芋蔓式に換えたい個所が増えていき、とても金が掛かってしまう羽目に……。これに関しては、もう少し走り込んで様子を見よう。 シートを換えただけで次から次へと変えたい箇所が出てきて大変だと思われるかもしれないが、こうやって一つ一つ吟味して、次第に自分に合ったマシンに変わって行くというのも楽しいものだ。セッティングが決まった時に、真に世界で一台、自分だけのマシンになるのだから、それを思えばこういった悩みも楽しくなる。いつか理想のマシンになるとイイなぁ。 「野生の日本人」て日本語になってないぞ で、今週エンジン下ろす時間が無い理由は、夕方から諏訪部氏がウチに来る予定だったから。夏コミに向けて原稿を進めようという事だったのだが、諏訪部氏が持ってきた仮面ライダーアマゾンのビデオに見入ってしまい原稿は殆ど進まず(ォイ だってもう、「アマゾン」面白過ぎなんだもの。一話の冒頭から息つく暇も与えぬ怒涛の展開で、諏訪部氏とオイラのハートは鷲掴みにされてしまった。 冒頭で地球儀が出てきて舞台は南米。ジャングルの上空を十面鬼(的であるゲドルのボス。胴体に顔が10個付いているんだけれども、どう見ても一般人の顔なので激コワイ(^^; )が飛んできて、ゲロ吐くと密林が炎に包まれる。逃げ惑う原住民達(どう見てもインディオでなく大和民族(^^;;; )。長老は太古から伝わるインカ科学(!)の粋である「ギギの腕輪」を十面鬼から守る為、野生の日本人である山本大輔(23歳)に改造手術を施し仮面ライダーアマゾンとして「ギギの腕輪」を託す。そして「日本へ行け」と残して息絶えてしまう。密林を駆けるアマゾンに襲い来る十面鬼! ジャングルは炎に包まれ、容赦なくアマゾンに迫る。ここでタイトルが出てオープニング曲が流れる。 ♪お、おぉぞらに聞けェー、おぉれのぉ名わあー、アぁぁぁまぞんライダぁぁ、こっこにあぁりぃぃぃぃ! ヴォーカルは言わずと知れた子門正人。ノリノリの曲をバックに、裸の男(アマゾン)がジャングルを駆け抜ける! 迫るゲドルの戦闘員。 は海に飛び込み泳いで行く。このまま日本まで泳いで行くのか!!(ォイオイ ここまでで3分経ってません!! ス、スゲェ。この有無を言わせぬ展開。イヤでもテンション高まります(笑 ダラダラした説明や展開は要らん。エンターテイメントとは斯くあるべしと思ったね <ホントカ!? それからねぇ、アマゾンは戦闘シーンがスゴイのよ。アマゾン変身しちゃうと、どっちが悪役だか判らない(^^; しかも、アマゾンが強いのか、はたまたゲドルの獣人が弱いのか、変身後のアマゾンは全然苦戦しない。アマゾンは変身前から素っ裸で獣人と取っ組み合いする野生のプレデターなので、変身しちゃうと無敵。殆ど一方的に怪人をタコ殴りにしちゃう。 カメラアングルも横になったり斜めになったり逆さまにまでなって(カメラさん大変だったろうなぁ……)、慌しい事この上ない。更にキックとかチョップが決まるシーンはスチルで、迫真の画面を作り出す。次の瞬間にはチョップが決まった個所はパックリ割れていて、獣人の体液(どう見てもゲロにしか見えない色してる)がビュウビュウ噴き出す。蛇獣人が殺られた時なんぞ、諏訪部氏とオイラは腹抱えて爆笑してました(笑 いや、でもまぁ……子供には見せられないよな(^^; ショッカーの怪人みたいに爆発しないので、最後には血(ゲロ)まみれの死体が野晒しにされたり、滝壷に落ちて土座衛門状態で流れていったりと、却って残虐というかエグい。段々、獣人の方が哀れに思えてくる(^^;;; 殺陣とか小道具とか、決して洗練されてはいないのだけれど逆に勢いのようなものは伝わってくる。きっとスタッフはノリノリだったのだろう。オイラも学生時代に金も道具も無い状態で、どうにかして迫力ある画面を作り出そうとあれこれ考えた頃を思い出すなぁ。 アマゾンはえらく気に入ったので、続きが見たいぞ。ウチの近所のTSUTAYAには置いてないので、早く続きを持ってきてください>諏訪部氏 |