2001年12月

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2001年12月11日(火)

 エ〜、一応ボーナスは貰えましたヨ。下期の業績が全社的に激悪だったのでどうなるのか心配だったんですが、とりあえず安堵のタメイキ(?)。

 で、貰えたら貰えたで何買うかなぁと考えるのが社会人の常識ってヤツだよ、そこのキミ。
 今度こそは新しいレーシングスーツをー、とか考えもしたのだが、今回買う物は既に決めております。NEC製 PocketPC2002デバイスの PocetGearを買おうと思っています。
 コイツは本体に TypeII CFスロットと SDメモリスロットを持ち、拡張パックを装着すると PC Cardスロットも使える。マイクロドライブと CF型GPSレシーバーを同時に挿して使えるから、簡易カーナビにしてバイクで使うという事を目論んでる次第。G-FORTと GARMINの eTrexの組み合わせでも簡易カーナビは出来るのだけれど、G-FORTと eTrexを繋げるのに専用のケーブルが必要で、更に電源を別々にとらなければならないからケーブルがかさばるとか、G-FORTの液晶が透過型で屋外では殆ど見えない等の問題があってバイクで使用するには至っていない。
 それに比べて、GPSレシーバーを CFスロット or PC Cardスロットに挿せるPGならばケーブルはPG用の電源だけをバイクから出せば良いし、画面も反射型TFT液晶だから屋外でも見える。オイラの望んでいたスペックの物が、ようやく実用化された訳だ。
 つー訳で早く欲しいと思っていたんだけれど、なんと出荷が1月以降に延期になったらしい。ムゥ。
 2月になると、カシオから CASSIOPEIA E-200の日本語版が出る予定なんだよなぁ。あっちも拡張パック付けるとトリプルスロットになって、反射型TFT液晶装備とオイラの要求を満たしてるんだよなぁ。しかもメモリ64MB(PGは32MB)なんだよなぁ。バッテリも脱着可で、あっちの方が使い勝手良さそうなんだよなぁ〜。
 早く出さないと E-200に流れちゃうぞ>NEC


2001年12月 8日(土)

 本日は、学生時代の友人達と飲み会(忘年会?)に行って参りました。
 つか、メインはカラオケだったり。ハイパージョイで歌いたいという風間の希望で、昼の 2:30から3時間ブッ続けでアニソン熱唱(^^;
 仮面ライダーアギトのOPは難しかった……。


2001年12月 7日(金)


アプリリアの4ストGPマシン
 昨日に引き続き、GPネタ。
 アプリリアの4ストGPマシンが遂にベールを脱いだらしい。ココに画像も乗っているのだが、えれェカッコイイ。このまんまのデザインで市販車にしてくれたら欲しいカモ。でもやっぱり並列3気筒なんだな。しかもニューマチックバルブじゃん。絶対、市販車にはならないだろうな。
 しかし、ニューマチックバルブってバイクのレーサーで意味あるんだろうか?
 車と違って単室容積が小さい分、バルブも小さく軽いのでバルブスプリングも柔らかくできて、結果的にスプリングでも高回転まで回せるだろうに。ニューマチックバルブなんて、いたずらにコストを上げるだけだと思うのだが。何より、F1みたいに完全にレースに特化して市販車には絶対にフィードバックされない技術を使っても、我々ファンにとっては興味が薄れるだけのような気がする。F1みたく、どれだけ金が掛かっているかで勝負が決まるようになったらサイアクです。バイクレースの最大の魅力は、人間の介在する割合が大きい事であり、「人がマシンを走らせている」事に起因するスピリチュアルな部分にあると思う。
 ここはひとつケニーとXRE0に頑張ってもらって、もてぎで優勝、2003年にXRE0のレプリカ市販、てのをキボーン。


2001年12月 6日(木)

「何故だよ、ベスさん!!」(byコスモ)
(註)納得のいかない意を表す感嘆文。

 因みに、
 「カーシャが死んだ!?」(by ファー様)
 は言葉にならない驚きを示す独立語。

 「これがイデの発現か!?」(by ギジェ)
 は恣意的間投語。主に崩壊間際の状態において、自身への追求を誤魔化す為に用いられる(ォイ


ハガノリ移籍
 で、何が納得いかないかと言うと、来年のGPの人員配分でありますよ。ココによると、オイラが最も注目していた「ハガノリ」こと「スライドの侍」こと芳賀紀行が、ヤマハからアプリリアに移籍するとの事。ハガノリはYZR−M1に乗るんじゃなかったのか!?
 スーパーバイクの頃からドゥカティが引っこ抜こうとしているとか、他チームからの引き合いが強かったが、ヤマハはハガノリ手放さなかったじゃん。てっきり、4ストGPマシン用の切り札としてとっといているのかと思ってた。今年からダンロップもGPに参入する事になったから、ダンロップタイヤと相性がいいハガノリが、YZR−M1に乗ってロッシを追いつめる、なんてのを期待してたんだけどなぁ。
 そりゃ今年のハガノリの成績はパッとしなかったけれど、1年目で放り出しちゃうなんてねぇ。全日本時代からYZFで大活躍していたハガノリを、ヤマハはもっと大事にしているのかと思ってた。それとも、アプリリアの条件が破格に良かったのだろうか?
 んで、ハガノリはアプリリアに移籍して何に乗るのかというと、ミッレに乗って再び世界スーパーバイク選手権を走るらしい。気になるのは、ハガノリのライディングがVツインマシンと合うのかどうか。あの豪快でいて実は繊細な走りは、やはり4気筒マシンならではのものではないかと思う。折角のハガノリの才能と魅力が、ヤマハからアプリリアへの移籍=4気筒からVツインへの乗り換え、で陰を潜めてしまうような事になると、非常に残念である。願わくば、Vツインに乗り換えても必ずレースを盛り上げる熱い走りを見せてくれる事を。

 そうそう、アプリリアと言えば、原田もアプリリアを抜けて来期はNSR500に乗るらしい。今まで原田は散々ホンダを敵に回して戦ってきただけに、なんかちょっと想像しづらい。
 なんだか、来期の布陣はオイラ的にイマイチだな。マシンの完成度が心配なのでいきなり勝負には出られないかもしれないが、やっぱりケニー・ロバーツとXRE0を応援する所存。


2001年12月 5日(水)

「ネタを、ネタをくれぇぇぇ……」(手を小刻みに震わせて斜め上15度に突き出しつつ)
ネタに苦しむ、サイト管理者の末期症状……?

100の質問
 つー訳で、「同人屋さんへ100の質問」に答えてみました。

ジンジャー
 オイラは「ジャイロが内蔵されているから」だけじゃ納得できない(12/4 17:25参照)ですよ〜。オイラ文系?(^^;
 「ジャイロ」はあくまで鉛直方向に対する角度を検出するだけなので、サーボは効かせてくれませんよ〜。キーパーツである事は確かですが。

 ジャイロでもって目標角度に対する現在の角度誤差を検出した後、どのようなコントロールを行っているのか、フィードバックコントロールループの構成が気になるところでありまする。
 単純にお立ち台の角度でもってモーターの回転方向、トルク(モーターに流す電流)をコントロールしているだけだったら、バランス感覚のプアな人は停止させる事が出来ないだろうし。かと言って速度をコントロールしたら、乗物として面白くないだろうし。一体どうやってんだろうなぁ???
 他にも、あんなちっちゃいモーターでよく人乗せて走るだけのトルク稼げるなとか、モーターのトルクだけでバランス維持するならかなりのレスポンスが必要な筈とか、あんなバッテリで何分走れるんだとか。興味は尽きません。こういう物見ると中身がどうなってるのか知りたくなるのは、やはり職業病だろうか(汗
 「夢の〜」というのはちょっと大袈裟なので、商品コンセプトしか興味ない人は「なぁんだ」と思うのだろうけど、技術的にはけっこう興味深いと思う。
 でも30万は高いやね〜。オイラは30万あったら、APレーシングの削りだし1ピースキャリパー買っちゃうよん(^^)


2001年12月 4日(火)

「ウチの人、医者だから」
無免許医は「医者」か?

 最近、本棚から本が溢れ気味。大半は漫画だけど……。置き場所に困るので少しは処分しようと思い、古本屋に売る本を選定したの事よ。しかし、こういうときは大抵読みふけってしまうのですな。んで、シリーズ物なんか読み始めて長い時間掛けた挙げ句、「面白いから売るのやめよう」となる。結局、整理にならなかったりして。ムゥ。
 それではイカンので、心を鬼(?)にして売る本をピックアップ。思い切って「BigMachine」も何冊か処分する事に。一応、50冊ほどピックアップして処分品として部屋の隅に積み上げた。今週末にでも売りに行くかね。

BIKERS STATION
 で、本が溢れてくる理由は主にバイク雑誌が増え過ぎという事だったりする……。なのに買ってしまうんだこれが。
 BIKERS STATIONは、バイクの構造や整備に関してポイントを押さえた、それでいて判りやすい記事を載せる事が多い。バイクを主にストリートで使用する一般的なライダーにとっても、実用的で有用な記事が多いので個人的にはオススメのバイク雑誌だったりする。
 今月号は巻頭で「点検・整備」について特集している。この手の記事ってバイク雑誌じゃよく扱われているけれども、他誌のは日常整備のレベルか新車を購入してから1、2年程度の点検だったりする。BIKERS STATION誌で扱われているのは、数万キロ走ってかなりヘタってきた状態のバイクを対象にしているようで、より実用的といえるのではないだろうか。


2001年12月 3日(月)

 のわ〜、股ぐらが痛い。一昨日、R1で筑波サーキットまで高速で往復したせいか。2日後に筋肉痛がくるとは、イヤな歳になったものよのぉ(トホ

XRE0
 スズキの4ストGPマシンのコードネームですな。2003年から MOTO GP参戦予定だったのが、急遽 2002年シーズンから参戦するとの事。まだエンジンすら出来上がってないのでは、と思っていただけに、これにはビックリ。今月号の「オートバイ」誌の巻頭に写真が公開されているのだが、どうやらガセではないみたい。見た目はまんま 2001年型RGVΓ──XR01で非常にカッコエエ。
 2スト500が第一線を退くのは非常に残念ではあるが、新しいGPマシンも楽しみではある。


2001年12月 1日(土)

 本日は筑波サーキットへ行って参りました。テイストオブフリーランス2001 SPECIAL ROUND観戦に。

 当初、AM9:00頃には筑波サーキットに着いているつもりだったのが、見事に寝坊。しかもガンマで行こうとしてバイクを表に出したら、エンジンオイルを切らしていた事に気づき慌ててR1を出す事に。結局、出発したのが AM9:00頃だった。
 で、筑波サーキットに到着したのは AM10:45頃。丁度、MONSTERクラス第二組の予選が始まるところだった。MONSTERクラスの予選が終了した後、決勝が開始される。とりあえず、決勝前にパドックをぐるっと回ってみる。そこで、今回観戦に来た最大の目的である、戸田隆選手の駆るオートボーイSSの500ガンマを発見。その隣には、クラブマン編集部の武田さんの物らしきガンマもあった。しかし、どうも様子がおかしい。オートボーイSSのガンマは、ミッションオイルを抜いている。どうやらミッショントラブルらしい。決勝は出られないようだ。クゥーーーッ、残念だぁー。それならばせめて予選だけでも見ておけば良かった。あと30分早く来ていれば……。
 まぁ、レースだからこういう事もある。早々に気分を切り替え、決勝の観戦をする事に。ガレージセールをちょこっと覗いてから、ニューコーナー裏のスタンドに行く。筑波の場合、一番の観戦ポイントは1ヘアのスタンドだが、ニューコーナー裏も結構迫力のあるシーンが見られると個人的には思う。勝負所が見られるポイントではないが、2ヘアに向けて豪快に加速していくところと、バックストレートで最高速に達するところが見られるので、スピード感溢れるシーンを堪能出来る。
 で、D.O.B.A.R-1、2、ZERO-1、2クラスをそこで観戦。TOFの観戦は久しぶりなのだが、最近は一時期に比べて2ストが減ったかな? 特に ZERO-1クラスではFZ勢が結構速くて、RZは苦戦していた模様。
 ZERO-1クラス決勝終了後、1ヘア裏に移動。500ガンマが出場するF-ZEROクラスでは、相手が大排気量の4ストなのでやはり勝負所の1ヘアで観戦する為。2ストはコーナー命だかんね!

 メインイベントのF-ZEROの前には、70年代以前のレーサーのみで競われるエキビシジョンクラスである、グレートヒーローズが行われる。これは、往年のレーサーTZやRCを走らせるクラスで、個人的にも観戦オススメのクラス。今回はミツミモータースのTZ750Dが出場していたのだが、もうその排気音がたまらなくイイ。1ヘアの立ち上がりで吹け上がっていくときの「カァァァァン」っていう甲高く乾いたエキゾーストが、それはもうハートにビンビン来てしまう。やっぱイイなぁ……。

 2サイクルサウンドを堪能した後、いよいよF-ZERO/F-ZERO EXTRAクラスの決勝。目当ての500ガンマは、ゼッケン7、CHK+ARK+Sファクトリー&クラブマンとゼッケン25、チーム絶版車のウエマツの二台が決勝進出。オートボーイSSのガンマが決勝に出られないから、代わりにこちらを応援しよう。
 1周のウォームアップランの後、決勝スタート。1周目トップは、予想通りイエローコーンの鶴田選手が駆るGPZ750Rニンジャ。やっぱ速ェーよ。その後にテクニカルガレージRUNのGS1200SS(ライダーは長谷川選手)が続いている。鶴田選手と長谷川選手がトップ争いを続ける中、3周目に1ヘア手前で一台が転倒。その時オイラは、写真を撮ろうとしてデジカメのファインダーを覗き込んでいた為、転倒の瞬間を見逃した。オイラの居る位置からは、ストローバリアが邪魔でマシンから投げ出されたらしいライダーは見えない。しかし、1ヘア内側に横たわっているマシンの破損状況と、いつまで経ってもライダーが立ち上がってこない事から、かなり危険なクラッシュだったようだ。一体どうなったのだろうとハラハラしながら見ていると、またも目の前で転倒。他のマシンも巻き込んで、1ヘアアウト側のグラベルに突っ込んだ。そして、それを追うようにしてまた一台転倒。遂にレースは赤旗中断になった。
 1ヘアで4台も転倒という波乱の展開。オイル溜まりも結構広い範囲に出来ていたようで、オイル処理に時間が掛かりレースが再開されたのは30分位経ってからだった。
 2ヒート目も、やはりイエローコーンのニンジャが先頭、その次にGS1200SSと1ヒート目と同じ展開となる。そして後続が次々と目の前を通過していくが、ゼッケン7が見あたらない。殆どのマシンが1ヘアを通過した後、暫くしてからゼッケン7が1コーナーを立ち上がって来るのが見えた。どうやらスタートで失敗したようだ。クゥーーーッ、ぞんなぁ、悔しい!
 ……ま、これもレースだよな。せめて諦めないで前車との差を縮めるよう頑張って欲しい。ガンマの意地を見せてくれ!
 2ヒート目は大きなクラッシュもなく、順調にラップが重ねられていく。遅れていたゼッケン7は、徐々に前との差を縮めていった。おお、イイぞ、頑張れ!
 レースの結果の方は、優勝はやはりイエローコーンのGPZ750R with 鶴田選手。まぁ、予想通りと言うか当然の結果でしょうか。
 F-ZERO決勝の後、MONSTERクラスの決勝があり表彰式が始まる前には筑波サーキットを後にしていた。混むのがイヤだったからね。

 オートボーイSS RG500ガンマ with 戸田隆の勇姿が見られなくて残念だったけれど、久しぶりにサーキットを走る500ガンマが見られたから良しとするかね。2スト勢にはまた来年、頑張ってもらいたいものだ。


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