なんとな~く山日記
(2017年)
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2017年の山行記録です。根が不精なので、簡単なコメントだけつけてみました。ちゃらんぽらんでスイマセン。


【2017年】
月 日
山 域
日 程
形 態
メンバー等
備 考
12/2 岩井川から伊予ヶ岳 日帰り 日帰り 単独 房総のマッターホルンへ
11/5 小至仏山 日帰り 日帰り 単独 予想以上の雪とガスに敗退
10/8 八島湿原・車山 日帰り 日帰り 単独 楽チン登山でギックリ腰に
9/30 武山・三浦富士 日帰り 日帰り 単独 腰痛からのリハビリハイク
7/15 国師ヶ岳 日帰り 日帰り 単独 楽チン登山でギックリ腰に
5/3~4 鷹ノ巣山 1泊2日 避難小屋泊 単独 東日原からの3時間はきつい
2/28 岩殿山 日帰り 日帰り 単独 稚児落しは迫力満点ですね
 
 
 
 
山 域
伊予ヶ岳
日 程
2017年12月2日(土)、日帰り
メンバー
単独行
天 候
晴れ
コメント
 腰への負担が少ない山、ということで、房総のマッターホルンと言われている伊予ヶ岳へ。でも、この程度の山にただ登っても面白くないので、多摩川・荒川の時と同様に、河口から山頂まで歩くという源流シリーズとセットで実行しました。
9:00
岩井川河口
岩井駅に8:40着。そこから河口まで歩き、ここが出発点。岩井川は2級河川だが、この程度になるとネットにも詳細情報がないのでよくわからない。地図でざっと距離を計測したところ、水源までの距離は13km程度。その源流の先に伊予ヶ岳があるので、ここを本日のコースとした。
岩井川河口はなかなか味わいがあるが、川そのものはたいした水量がある川でもないので、河口近くでも川原がない。12月の寒風のなか出発。
「南総里見八犬伝」ゆかりの地らしく、伏姫大橋とかいう10m程度の橋に「大きくないだろ!」と突っ込みを入れたり、生活の知恵なのか飛石で川を渡れるようにしている様子に感心しながら歩く。端馬橋、河沢橋、水土里橋、岩崎橋などを通り過ぎ、富津館山道路下をくぐる。
10:03
富津館山道路(6,133歩)
道路をくぐると、川向こうに富山(とみさん)が見える。「南総里見八犬伝」の舞台だ。が、今回は富山はパス。
田畑の横を流れる川沿いに歩いていく。国道89号線と時々クロスする岩井川。勝善寺橋、森ヶ谷橋、曦橋(あさひばし)、井野橋などを過ぎる。
その途中、10:27頃に初めて伊予ヶ岳が見えた。「房総のマッターホルン」の異名を持つが、ここからの角度では、あまりそんな感じはしない。
国道89号線を歩いていくと、途中で川が2つに分かれる。どちらが正式な水源なのか不明だが、北上すると伊予ヶ岳から離れてしまうので、国道沿いを進む。しばらく歩き、黒川建設さんという会社の横から左に入。少し歩いて、竹林を掻き分けて枯れ沢に降りると、岩井川の水源らしき場所員着く。土管のようなものが埋めてあり、そこから水滴が滴っている。土管の反対側は完全に枯れているので、ここを水源んとする。
11:33
岩井川源流(14,328歩)
水源は今いち大したことないが、その近くから見上げる伊予ヶ岳は、なかなか見栄えが良い。快晴だったので、尖った山が一層映える。
国道に戻りさらに歩く。10分くらい歩いた辺りから見上げる伊予ヶ岳が、ちょうど三角形に見えて、一番マッターホルンに近い気がする。さらに20分弱で登山口となる。
12:00
平群天神社
神社にある案内板によると、往復で2時間半だとか。実際は1時間もかからなかったが、そこはまぁ良しとしよう。
歩き始めると、ちょうど良い感じの傾斜の登山道をのぼってゆく。20分もいくと、岩場が出てくる。麻(?)のロープが張られているが、そこまで急ではないので、三点確保で登った方がむしろ安心。一部には、誰が張ったのかザイルもあるが、これを使うのは危険かもしれない。岩場はそこそこ続くうえに、登り下りとも共通なので、時々待ち時間が発生する。それでも、神社から30分の登りで山頂到着。
12:30
伊予ヶ岳(~12:50)(18,422歩)
山頂は狭い。特に、一番端っこは、鋸岳の地獄覗きのような絶壁。手すりが付いているので安心だが、結構な高度感。山頂からは360度が見渡せるうえに、海もよく見える。ひと際目立つ山が富山だ。
昼食休憩後、下山へ。下りは30分もかからない。
13:15
平群天神社
山は本連れ
今回の本は「プラージュ」(誉田哲也)。ちょっと変わったテーマですが、いつ自分が同じ立場にならないとも限らない。そう考えると他人事ではない。面白く読みました。
 
 
 
 
山 域
小至仏岳
日 程
2017年11月5日(日)、日帰り
メンバー
単独行
天 候
曇りのち晴れ
コメント
 腰はなかなか完治とはいきませんが、そろそろ本格登山を試さないとということで、今シーズン最後のチャンスである至仏山へ出かけました。朝一の電車でも行けないことはないのですが、余裕を持って歩き回るために、前日は高崎駅付近の安いビジネスホテルに素泊まり。朝、沼田駅までの電車と、戸倉経由のバスを乗り継いで鳩待峠にやってきました。
9:30
鳩待峠
鳩待峠に到着して、正直ビックリした。先週、サイトをチェックして、山頂付近に雪が付いているのは知っていたが、着いてみると一面雪で真っ白。バスの運転手さんに聞いてみると、昨晩平地では雨が降ったそうで、山は雪だったようだ。しかも、結構な風に濃いガス。かなり寒かったので、雪山用のジャケットと手袋を装備して出発。
登山道も一面雪だが、そんなに深くはない。踏みしめると、雪の下に茶色い土が透けて見える程度だ。傾斜もそんなにきつくないので、淡々と登り続ける。気温も低いので汗も出ず、1時間15分ほどでオヤマ沢を通過。
10:45
オヤマ沢
沢を通過したあたりから、雪が少し深くなる。昨晩以前の雪も残っているのかもしれない。ガスで周囲の景色は全く見えない。
林を抜け、傾斜も少し急になる。場所によっては、サラサラの雪の下にアイスバーン状態の氷が現れ、時折滑りそうになる。アイゼンを持ってきた方が良かったかなぁ。途中、立ち止まる先行者に追いつく。何かと思ったら、ルートがよく分からないという。確かに、ガスで視界がないこともあり、どこがルートなのか判然としない。2人であれこれ話しながら、ルートらしき場所を辿っていくと、小至仏山頂に到着した。
11:30
小至仏山(~11:40)
晴れていれば至仏や燧がよく見えるのだろうが、ガスで全く視界が効かない。至仏への道も、どこがルートなのか分からない。アイゼンもないし、迷ったらヤバイなぁと思っていたら、山頂に一緒に来た男性が「私はここで引き返します」という。そうだよなぁ・・・。ここで腰が悪化したらどうにもならないし、と自分も戻ることを決意。至仏山なら、また来れるでしょう。
帰りは滑りやすいので、より慎重に足を運んだ。木道の上で、一度大きくコケた。降り始めて、40~50分くらい経った頃からだろうか、段々ガスが晴れてきた。振り返ると、至仏山頂付近だけは雲が取り囲んでいる。山頂付近だけは、まだガスなのかもしれない。
標高が下がってくると、「あれ?雪がない」。朝は雪が積もっていたはずの場所が、昼過ぎだというのにもう雪が解けていた。
13:05
鳩待峠
雪のない鳩待峠に到着。振り返ると、木々の間から雪を被った至仏山と青々と晴れた空が見える。至仏山が見渡せる場所がないかと山の鼻方面にしばらく下ってみたが、見晴らしの良い場所がなかったので、鳩待峠に戻る。結局、鳩待山荘横からの眺めが一番だ。コーヒーを飲みながら、景色を眺めて過ごす。日中は、気温もいくらか上がり、多少肌寒いが、心地よい。途中敗退したものの、なかなか快適な登山でした。
山は本連れ
今回は、行きも前日発でゆっくり、帰りは敗退で時間があったので、新幹線を使わずに高崎線で特急料金を浮かせました。その時間を使って、英国ミステリー「黒い壁の秘密」(グリン・カー)を読みました。一応、山岳系なので、感想等は改めて。
 
 
 
 
山 域
八島湿原・車山
日 程
2017年10月8日(日)、日帰り
メンバー
単独行
天 候
晴れ
コメント
 腰痛です。先週のリハビリ・ハイキングから1歩進んでリハビリ登山。というほど、グレードアップはしていませんが、腰痛を気にすることなく、楽しく歩いてきました。
10:50
八島湿原バス停
茅野駅からバス。イスの間、狭いよ!と思いながら1時間20分。ようやく到着。一応、八島ビジターセンターをチラ見してトンネル通過。そこから数十メートル歩くと、いきなり八島湿原が出現する。草紅葉になりかけながら、なかなかキレイ。車山山頂の気象レーダーが見える。
木道沿いに左へと歩きはじめる。もう少し池塘があるといいのに。
11:10
奥霧小屋
奥霧小屋は閉鎖したのかな?奥霧小屋の所で木道が途切れ山道へ。緩やかな登りまがら、振り返ると、あっという間に八島湿原の全貌が見渡せる。その先、右には鷲ヶ峰が見える。ものの30分で物見岩に到着。
11:40
物見岩(~11:50)
物見岩で小休止。10数人を連れたガイドウォークのガイドさんによると、物見岩はその昔車山が噴火した時に飛んできた噴石らしい。
ここから蝶々深山への道は、気持ちの良いプロムナード。車山高原の草原の中を、前方に車山と蓼科山、後方にアルプス連山(この日は半分以上雲に隠れてたけど)に囲まれて歩く。3連休中日の好天とあって、結構人も出ているようだ。
12:15
蝶々深山(~12:30)
登りも下りも緩やかで、ほとんど山とは言えないような蝶々深山から車山へと歩く。車山から肩にかけての草紅葉ももうすぐ見ごろかな。
車山のリストにぶつかる所で右に折れると、今日初めての登りらしい登り。それとて、息が切れる前には山頂に着いてしまう。ちょっと物足りない。
13:10
車山(~13:30)
ここは、駐車場からリフトを乗り継ぐと来れてしまうので、スカートの観光客もいる。この景色なら、来たくなるのも分かるというもの。360度の絶景。車山からは百名山が数10座も見えるらしい(すみません、いくつかわかりません)。
山頂からは下るだけ。腰の調子も悪いし、当初の予定では下りはリフトに乗ってしまうつもりだったが、時間も早く腰の調子も良かったので、蓼科山を眺めながら歩くことに。駐車場まで1時間もかからない。
14:20
車山高原駐車場
疲労度的にはだいぶ物足りないけど、腰の様子を見ながらということで今回はここまで。例によって、コーヒー飲んだり、ソフトクリームを食べたりしてバスを待つ。
ちなみに、長野県らしく「虫ソフト」というものを売っていた。イナゴ、蚕のさなぎ、蜂の子が入っているそうで、「夢の饗宴」と銘打ってあった。そ、そうなのか!?とても食べられません。
山は本連れ
「絶対に行きたい!日本の島」という島本。日本全国にある6852の島の中から、選りすぐりの58島を取り上げ、1島4ページ、しかも半分が写真というオールカラーの垂涎本。もう見てるだけで楽しいし行きたくなってしまう。瀬戸内海、長崎、沖縄と、島が西日本に集中しているのが残念。
 
 
 
 
山 域
武山・三浦富士
日 程
2017年9月30日(土)、日帰り
メンバー
単独行
天 候
晴れ
コメント
 前回の山行でギックリ腰になり、その後、坐骨神経症のような感じで治療を続けていましたが、ようやく先週から平地ウォーキングを開始。ということで、今週は、平地から坂道へとレベルアップし、軽いハイキングとしました。
9:25
一騎塚バス停
京急横須賀中央駅からバスで一騎塚バス停へ。武山に向かう林道の場所がちょっと分かりにくいが、スマホさえ持っていれば簡単に分かる。「武山山頂1.3km」と書かれた標識から右の坂道に入る。そこからは1本道。25分ほどで山頂に着く。
10:10
武山(~10:20)
山頂に着くと、アゼリアハウスという展望台に大勢の人が。30人くらいいるだろうか。上がってみると、望遠レンズ付カメラが三脚上に備え付けられた状態で並んでいる。聞いてみると、皆さんバードウォッチャーだった。遠くに飛んでいる鳥が見えると、急に望遠鏡を覗いたり、カメラを構えたり・・・。あれで撮影しても、UFOくらいにしか見えない気がするのだが・・・。待っている間は、アウトドアチェアーに座ってノンビリ鳥待ちして寛いでいる人も多く、これはこれで鳥好きなら楽しいかもしれない。
 展望台の左横から、三浦富士へと向かう登山道に入る。
10:35
砲台山(~10:45)
アップダウンがほとんどない道を15分ほど歩き、少し戻り気味に左へ入ると砲台山となる。旧日本海軍の砲台跡が残っているが、結構大きい。そういえば、横須賀沖の猿島にも似たような設備があったが、場所柄、そういう役割を担わされていたようだ。
そこから20分ほど歩くと三浦富士に着く。
11:05
三浦富士(~11:15)
なぜ「富士山」なのか。形が富士山に似ているから、富士山が見えるからなど諸説あるが、山頂に浅間神社が祀られており、個人的には富士山信仰、富士塚的な位置付けなのかなぁと思う。
山頂からは相模湾も見える。この日は富士山は見えなかった。
京急方面に向かって下山。警察犬訓練施設や農園の横を通りすぎると、ほどなく舗装道路に出る。さらに20分ほど歩くと、長沢駅に着く。
11:50
京急長沢駅
まだまだ早い時間だったので、京急で三崎口に移動し、そこからバスで「引橋バス停」へ。5分も歩くと、小網代の森に到着。「森林、湿地、干潟及び海までが連続して残されている、関東地方で唯一の自然環境」とのこと。
12:20
小網代の森(~13:20)
カニダンスが見たいなぁと思って足を延ばしたのだが、生憎の満潮でカニダンスは見られず。森の中を1時間ほど散策しました。豊かな自然が残っているのはよく分かったが、正直、山の中を歩いている感じとあまり変わらず、関東地方唯一感はあまりなかった。
帰りは、三浦海岸駅で海鮮ものを味わって帰りました。腰の調子も良さそうです。
山は本連れ
今回は乗車時間が短かったので、読みかけの本を持っていきました。ちなみに、唯川恵さんの「淳子のてっぺん」です。
 
 
 
 
山 域
国師ヶ岳
日 程
2017年7月15日(土)、日帰り
メンバー
単独行
天 候
晴れ時々曇り
コメント
 昨年来、資格試験勉強でたいした山に行けてなかったのですが、無事合格しましたので、やっと山に行けます。ただ今回は、様子見でちょっとしか歩かない北奥千丈岳、国師ヶ岳です。
9:30
塩山駅 発
塩山から柳平バス停経由で大弛峠へ。このバス、昔はなかったんですよね。こんなに簡単に、バスで2500m越えの山に行けるなんて・・・。でも、バスは意外なほど空いてました。3連休の初日で、1日3便しかないのに、わずか10人しか乗ってません。人気ないのかなぁ。
と思っていたら、大弛峠が近づいたら、路上駐車する車の長い列。峠は結構混んでました。
11:05
大弛峠
人が多いとはいうものの、単なる観光客、サイクリスト、峠マニアなどもいるので、登山客ばかりではない。大弛小屋が見える所から登山道に入る。
10分も登ると、「夢の庭園」と呼ばれるエリアに。ネーミングはちょっと大げさかなとも思うが、高山植物や岩の配置の妙が良いらしい。
ちょっと気になるのは、木道が多いこと。たぶん、植生を守るためにここまで整備されたんだと思いますが、表丹沢と同じで、階段状だと歩きにくい。まぁ、この山に関しては、疲れるほど登りませんが・・・。
11:40
前国師岳
ここは通過点。岩に乗って振り返ると、五丈岩を擁する金峰山が見える。バスの中に金峰まで行くという人がいあたが、結構遠いんだな。
前国師から北奥千丈までは10分程度。三繋平からは5分程度だ。
11:50
北奥千丈岳(~12:30)
奥秩父最高峰2,601mの割に、なぜか人気と知名度は今いち。この日は霧が出る時間帯も多く、この時も展望は得られず。でも、2600mだけあって、涼しいことこの上ない。
丁度よい平らな石があったので、そこでしばし昼寝。
12:40
国師ヶ岳
北奥千丈から三繁平に戻り、国師へ。この間わずか10分程度と、ここも大したことはない。国師の方が山頂が狭いせいか、ここで休憩している人は少ない。特に、ここはハエやアブなど虫が多く、とてもじっとしていられない。
さて、問題がどこで発生したのか、ちょっとハッキリしないのだが、下山し始めた頃から腰が痛くなり始め、下るにつれてどんどん痛くなっていった。幸いストックを持っていたので、それに頼りながらなんとか下山。
13:50
大弛小屋
大弛小屋で腰を休めながら休憩。ビールを飲み、カレーを頂く。ここは、鈴木みきさんの本にも紹介されており、小屋のカウンター上に、みっきーがホワイトボードに描いたイラストが飾られてました。
14:45
大弛峠
帰りも腰の痛みは治まらず、座席に座って耐える。座ると立つのがまた大変。そんなこんなを繰り返しながら帰宅。家に着いたら緊張が解けたのか、座ったきり動けなくなりました。症状的には完全にギックリ腰。3連休残り2日は完全な寝たきりでした。トホホ。
山は本連れ
今回は、アガサ・クリスティーの「シタフォードの秘密」。密室ものかと思っていたのですが、ちょっと違った。本作自体はまぁまぁというレベル感だが、1930年頃の作品ということを考えれば驚きだ。改めて、アガサ・クリスティーの凄さを思い知ったのでした。
 
 
 
 
山 域
鷹ノ巣山
日 程
2017年5月3日(水)~4日(木)、1泊2日
メンバー
単独行
天 候
晴れ時々曇り
コメント
 GW。どこへ行っても混んでいそうだったので、まぁ近場でいいかと奥多摩へ。でも、奥多摩もかなり混んでました。
9:17 奥多摩駅 発
駅に着くと、バス停には長蛇の列。奥多摩湖行もすごいが、自分が乗った東日原の列も長い。幸い臨時便2台目に乗れたが、まだまだ人があふれていた。30分ほどバスに揺られて、終点の東日原に到着。途中、川乗岳へ向かう人も多かったようだ。
10:15
東日原バス停
5分ほど車道を歩いたところで、川に向かって左に降りる。ここで気付いた。あれだけの人がバスに乗っていたのに、ここから鷹ノ巣山を目指す人なんて誰もいやしない。まぁ、人が少ない方が気楽でいいや。
一旦、川まで下り、橋を渡ったら登りが始まる。手元のプロトレックによると標高約600m。ここからの登りをどう記録したらいいのやら、とても難しい。傾斜的には急登というほどではないかもしれないが、緩やかと表現するにはそれなりにきつい角度。アップダウンはなく、ひたすら登り続ける。展望もさほど効かず、加えて天気も中途半端。分岐、合流もないため、記録上、目印として書くものがない。
久しぶりの登山というヘタレた身体を労わって、40分登っては5分休むくらいのペースで、1200m弱・3時間歩き続けたところで、突然山頂が登場した。結構シンドかったのに、文字にするとこんなものだ。
13:30
鷹ノ巣山(~14:00)
山頂では7,8人の登山者が、思い思いに寛いでいる。事前に調べてこなかったので、山座同定もできない。とりあえず富士山だけはわかるが、かすんでいるため写真にはうまく映らない。山頂で食事をしながら休憩。もう足がクタクタだ。30分後、避難小屋に向けて少し下る。
14:30
鷹ノ巣避難小屋
避難小屋は結構立派だが、寝られるスペースは6人分くらいしかない。たぶん混んでるだろうと思って、ツェルトで寝るつもりだったが、先着者は2人のみ。それでも、自分のイビキも気になるし、ツェルトで寝ようと思って張り始めたら、久しぶり過ぎてうまく張れない。しかも、いざ広げたら割と小さくて、寝たら足がはみ出るサイズだった。ツェルトを諦め避難小屋へ。そこで、持参したビールを飲みながら読書。これが一番の楽しみなのだ。
―――(鷹ノ巣山避難小屋 泊)―――
5:55
鷹ノ巣避難小屋 発
春とはいえ、標高1700mの朝は結構冷えたようだ。避難小屋にしておいて良かった。早出の人がいたため案外早く起こされてしまい、予定よりかなり早めの出立。
さて、ここで道を間違えてしまった。私の持っている古い地図だと、鷹ノ巣避難小屋から山頂を通らずに榧ノ木尾根に出るルートがあるはずなのだが、下ってはみたものの一向に榧ノ木尾根らしきものに合流しない。「おっかしいなぁ~」と思いながら下り続けていたら、その道は峰谷へと向かう下山路だった。幸か不幸か、小屋に泊まった人の中に峰谷へ下るという人がいて、前日、1日に2本しかないバスの時間を聞いていたので、そのまま下っても何とか間に合うことがわかっていた。なので、仕方なく峰谷に向け下山。と、意外とアッサリ林道に出た。
7:15
林道
実は林道からが長かった。突然選択したルートで、林道をどのくらい歩くのかわかっていなかったこともあり、余計長く感じたのだと思う。それでも、バスの時間の15分前にバス停に到着。ふー。
8:15
峰谷バス停
観光客の少ないバスで奥多摩駅へ。余談だが、バス停の停留所名には変わった名前が多いが、峰谷橋までの間に3つ続けて変なバス停があった。「下り」-「雨降り」-「雲風呂」だって。どういう由来なんだろう。
山は本連れ
今回の本は、オムニバス作品集「最後の恋」。何となく、本屋で背表紙を見て買った本で、女流作家8人による競作となっている。それなりに良い作品もあったが、テーマ的に難しかったのか、変化球が多かった印象。そんな中に、買う時には知らなかったのだが、山が絡んだ作品が収められていた。思わぬ収穫。山岳小説ではないものの、本作品集の中で最も印象的な作品でもあったので、そのうちリストアップします。
 
 
 
 
山 域
岩殿山
日 程
2017年2月28日(火)、日帰り
メンバー
単独行
天 候
晴れ時々曇り
コメント
 しばらく山に行けてなかったので、リハビリ登山ということで、そんなに大変ではなく、かつそこそこ楽しめる岩殿山に出かけてきました。
10:35
大月駅 発
駅から歩いて行けるのがここの良い所。駅のすぐ近くからも、岩殿山が見える。線路沿いの車道をしばらく歩き、少し登ったところが登山口。階段上の登山道を歩いていくと、ほどなく岩殿山ふれあい館に到着する。
11:05
岩殿山ふれあい館
ふれあい館には、山梨県出身の山岳写真家・白旗史朗さんの写真館がある。が、まぁ写真なので、そのままパス。岩殿山方面を見上げると、山頂直下は断崖。これが稚児落し?と思いましたが、これはあくまで山頂です。
ふれあい館を出発し、山頂へと向かう。意外と急な登山道を登っていくと、すぐに山頂に着いてしまうのだ。
11:45
岩殿山頂
最初に到着する山頂っぽい場所は、実は岩殿城跡。本当の山頂はそこから5分ほど行ったところにあるが、展望はないし、電波塔があって風情もないので、休憩するなら岩殿城跡がお勧め。たいして標高も上がっていないのに、大月市内が一望でき気持ちがいい。
山頂を往復し、来た道を少し降りたら、稚児落しへの分岐を右へと進む。ここからはしばらくアップダウンの繰り返しだ。途中、ちょっとしたクサリ場もあるが、まぁ大したことはないので気軽に楽しめる。いくつか目の登りを登り切ったところに「天神山」という標識があったので、そこで休憩。
12:30
天神山
天神山からはそんなになかったと思うが、登山道をしばらく上り下りすると、突然、稚児落しが目の前に現れる。これはなかなかの迫力だ。一旦、崖から離れ、右側の登山道を行くと、すぐに稚児落しの真上に到着。
13:00
稚児落し(~13:35)
稚児落しの上で、大展望を眺めながら昼食。この日の昼食は鍋焼きうどん。ガスコンロにかけて、熱々の鍋焼きうどんを頂く。2月にしては暖かい1日だったが、風が吹くとさすがに寒いので、鍋焼きうどんがちょうど良かった。
稚児落しを後にして下り始めたら、驚くほど短い時間でコンンクリートの道に到着した。車道を歩くこと35分ほどで駅に到着です。
14:30
大月駅
手ごろに楽しめる、適度なリハビリ登山でした。
山は本連れ
山への行き帰りは、山の本は読まず、ミステリーなんかを一気読みするというのが自分の流儀なのですが、8ヶ月近く通勤電車内でも勉強していたため、実は山の本が相当溜まっているのです。なので今回は、山前譲氏編の「山岳迷宮」。半分くらいは他で読んだことのある作品ですが、久しぶりに読むと新鮮だったりします。特に良かったのは、七河迦南氏の「冷たいホットライン」かな。これは面白かった。