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「逆転裁判」シリーズのテーマのひとつでもある「依頼人を信じる」であるが、第5話終盤でも

ナルホド
あなたは、やっぱり‥‥
ぼくの思ったとおりのひとでした。
《美柳 ちなみ》が
有罪判決を受けてからも‥‥
それだけは、信じていました。

このように、成歩堂が彼女をずっと信じていたことがうかがえるセリフがある。
ここで、第1話の最終盤を確認しなおしてみよう。

ナルホド
今日のちいちゃん、本当に
ホンモノだったんでしょうか!

チヒロ
‥‥はい?

ナルホド
ボクのちいちゃん、あんな
ヒドいコト、言う子じゃないし‥‥
もしかしたら、
よくできたニセモノ‥‥

チヒロ
(うう‥‥まだ、やられ足りないの
 かしら、この子は‥‥)

この時点では「大学生成歩堂のダメっぷり」にとどめを刺すギャグかと思った方も多いかもしれないが、実はこの時から成歩堂は彼女のことを信じていたのだ。
(なお、このセリフの少し前に、星影が「とにかく、今日はワシも考えさせられたぞ。依頼人との“信頼関係”。」と語っていたりもする)

本作はこれらを含めて、最終話への伏線が1~4話の中にさり気なく仕込まれている。
ゴドーに関するネタも多い(「霊媒され現れた千尋を見て驚く」「ゴドーは色の話題が苦手」は第2話、「闇の中でも誰なのか判別できた」は第3話ラストの停電、「白地に赤色が判別できない」は第3話のエプロン)ので、二周目プレイで確認していただきたい。

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