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逆転裁判シリーズの取扱説明書には、法廷パートのゲージについて「裁判長の心証をあらわしています。」と明記されている。
だが、逆転裁判2からは、このゲージが探偵パートにおけるサイコ・ロックのゲージも兼ねている。

裁判長の心証とは関係なくゲージが減ったり回復したりするのである。
サイコ・ロックでゲージがゼロになると謎の声に呼びかけられたりと、謎の多いゲージである。
(ゲームシステムだと言ってしまえば、それまでであるが‥‥)

また、逆転裁判2では、ゲージの表示方法が逆転裁判1の5段階のデジタル形式からアナログ形式に変更された(PlayStation4 / Nintendo Switch / Xbox One / Steam版では10段階のデジタル方式)。
逆転裁判1では基本的に、ミスをしてゲージが減少する時に、五個表示された弁護士バッジマークのうちひとつが消えていく仕様となっていたが、今作ではミスした箇所により、ゲージの減少量が変化する。
特に、各話の終盤になると一度のミスでの減少量が大きくなることがある。
下は第3話の最終盤、「凶器はどこにあるのか」のゲージ減少量のスクリーンショットである(iOS版)。
(画像はクリックで大きくなります)

ゲージ減少量

一回の減少量(BやCの部分)は、目測でもゲージの半分量近いことがわかる。
実際に長さを測ってみると、この減少量はゲージの47.5%に当たる。
ここでは「法廷内のどこか」→「裁判長席」と答えることで、裁判長からダブルでペナルティを食らうというネタがあるのだが、ゲージ最大で挑んでもたったの5%(Aの部分)しか残らないのだ。
1作目のデジタル式なゲージでは表現できなかったゲージの減少量であり、減少量の違いは演出として各所で効果的に使われている。

ちなみに、マルチ版「逆転裁判123 成歩堂セレクション」では、ゲージが10段階のデジタル方式になった都合上、2~3作目におけるダメージ減少量が変更されている場面がある。
例えば上の、ゲージが47.5%減る場面では、減少量が40%に変更されている。

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