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「大逆転裁判」1から2まで、ゲーム内ではほぼ一年の年月が流れている。
複数のエピソードに登場する人物については、年齢が変化していたりもする。
つまり、誕生日がいつなのか、ある程度絞ることが出来るのである。
以下に、関係者ファイルに記載された、主な登場人物の年齢表を掲載した。

「大逆転裁判1」第3話、第4話、「大逆転裁判2」第2話は連続しており(1900年2月18日~2月23日)、登場人物の年齢に変化がないので、ひとまとめにしてある。
同じ理由で、「大逆転裁判2」第4話と第5話(1900年11月1~3日)もひとまとめにした。
下の表では、例えば「大逆転裁判1の第1話」だったら「1-1」のように簡略化してある。

なお、「大逆転裁判2」第2話は冒頭の探偵【その1】のみ1900年8月30日であるが、第2話のメインは回想シーンの1900年2月の話になるので、回想中での年齢を記してある。探偵【その1】で関係者ファイルに登場するのは寿沙都、アイリス、ホームズの3人だが、年齢は「大逆転裁判2」第3話と変わらない。

*「大逆転裁判1」の色々ネタにて、「大逆転裁判」は西暦何年の出来事?というネタを紹介している。そちらにて、「大逆転裁判1」第1話が1899年11月22日ではないか? と推測したので、便宜上、当ページでもその推測のまま年を記した。月・日はゲーム中での表示のままであるが、年については推測であることを留意していただきたい。

ストーリー1-1大日本帝國編1-21-3~4, 2-21-52-12-32-4~5
年月日1899年
11月22日
1899年
12月2日
1900年
1月9日
1900年
2月18~23日
1900年
4月15~17日
1900年
8月13日
1900年
10月22~24日
1900年
11月1~3日
成歩堂龍ノ介(23)23(23)(23)  (23) 
御琴羽寿沙都1616161616 1616
シャーロック・ホームズ  343434 3434
アイリス・ワトソン   1010 1010
バロック・バンジークス   3232 3333
亜双義一真23 23    24
ジーナ・レストレード   1717 1818
トバイアス・グレグソン   4444 4545
ハート・ヴォルテックス   5252 5353
ジェゼール・ブレット24    25  
御琴羽悠仁42    43 43
亜内武土5151   52  
細長悟292929  30  
夏目漱石   33 33  

※カッコ書きの龍ノ介の年齢は、2021年に発売の大逆転裁判1&2 -成歩堂龍ノ介の冒險と覺悟-公式サイトの人物相関図から。

以上からわかることや考察を記す。

成歩堂龍ノ介

龍ノ介の年齢は「遊べる! 大逆転物語」の関係者ファイルにて初公開となった。
大日本帝國編、大英帝國編共に23歳となっているが、大英帝國編は「某月某日」の出来事なので正確な日付がわからない。大英帝國編では龍ノ介が法廷に立てない状況であることより、「大逆転裁判1」第5話で龍ノ介が弁護士として法廷に立つ資格をなくしてから、「大逆転裁判2」第3話で法廷に再度立つまでのどこか、つまり1900年4月17日から同年10月22日までのどこか、である。
つまり少なくとも、1899年12月2日から1900年4月18日くらいまでは龍ノ介は23歳であり、その間に誕生日は来ていないと推測できる。

なお、2021年に発売の大逆転裁判1&2 -成歩堂龍ノ介の冒險と覺悟-公式サイトの人物相関図にて、龍ノ介は1作目1話から2作目3話の間まで23歳と明記された。
よって彼の誕生日は、10月25日から11月22日の間に絞り込めることになる。

御琴羽寿沙都

1899年11月22日と1900年11月3日の年齢が16歳のまま変わっていないことから、誕生日は11月4日から11月22日までの間と、かなり狭い範囲に絞れることがわかる。

シャーロック・ホームズ

原作のシャーロック・ホームズシリーズにおいて、ホームズの誕生日は明確に記されてはいないものの、1月6日という説がある(※)。
本シリーズにおいてホームズが初登場した「大逆転裁判1」第2話は1月9日であり、以降11月3日まで34歳のまま年齢は変わっていない。つまり大逆転裁判シリーズにおけるホームズの誕生日は11月4日から12月31日、あるいは1月1日から1月9日までということになり、「1月6日誕生日説」とも一致する範囲である。

※「シャーロック・ホームズの誕生日は1月6日説」については、ホームズ関係の書籍や、以下外部ウェブサイトなどをご参照いただきたい。

バロック・バンジークス

バンジークスについては「遊べる! 大逆転物語」大英帝國編の日が誕生日であるのだが、大英帝國編の日付は不明。
これもまた、1900年4月17日から同年10月22日までのどこかがバンジークスの誕生日、ということになる。実際、この間にバンジークスの年齢は32歳から33歳に上がっている。

夏目漱石

実際に存在した人物であるが、夏目漱石の誕生日は2月9日である。上の通り、2月18日から8月11日まで夏目漱石の年齢は33歳のまま変化がなく、2月9日が誕生日ということと矛盾はしない。ただし「大逆転裁判」世界の夏目漱石の誕生日も2月9日なのかまでは不明。

アイリス・ワトソン

第3話の証拠品「殺人鬼の遺体解剖記録」などから、《プロフェッサー》の処刑の日は6月17日である(記録には処刑が午前0時とあるが、ゲーム中で明かされる通り、実際にはこの時間には処刑されていない。数時間後に射殺された)。
一方、御琴羽教授は《プロフェッサー》の処刑前日、つまり6月16日に、ダートムアに居る、ある夫人の出産を手伝うよう頼まれている。
インターネットで調べてみたところ、ロンドンからダートムアまでは300km程度のようである。現在、電車や車で向かうと5~6時間程度であり、19世紀であっても急げば1日以内で移動できた距離かと思われる(ちなみに小説「バスカヴィル家の犬」では、ワトソンがロンドンからダートムアまで列車で向かっているが、複数日かかったという描写はない)。
御琴羽は「処刑前日の夜に、倫敦駅からダートムアへ向かう夜汽車に飛び乗った」と述べているので、6月16日夜に出発し、処刑の日である6月17日にはダートムアに到着したのであろう。
列車を降りてから屋敷にたどり着くまで、また、出産にどれくらいの時間がかかったかまでは不明であるが、以上とゲーム内の描写を合わせて考えると、アイリス・ワトソンの誕生日は恐らく、6月17日から数日以内ではないかと思われる。
つまり、6月をまたぐ「大逆転裁判1」第5話から「大逆転裁判2」第3話の間にアイリスは誕生日を迎えているのではないか? と推測される。
だがアイリスは初登場時の「大逆転裁判1」第3話から「大逆転裁判2」第5話まで、ずっと10歳のままである。つまり誕生日は、1月1日から2月18日の間、または11月4日から12月31日までの間、ということになってしまう。
アイリスの出生の秘密がバレるのを避ける為に、意図的にホームズが嘘の誕生日を彼女に教えている、という可能性もあるが‥‥。

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