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逆転裁判6攻略 >
色々ネタ
このエピソードでは、八久留間来人の記憶障害、十文字一治の婚約者・ひかり関係の伏線が様々な箇所で見られる。
2周目プレイの際に気をつけてみるのも面白いだろう。
セリフだけではなく、モーションにも注目。
八久留間来人の記憶障害
- 法廷1日目冒頭、来人は雫にエンジンの設計図の場所を尋ね、雫もスラスラと答えている。雫の答えを、来人はすぐにノートにメモしている。
- 探偵2日目、「八久留間邸 ロビー」で来人と再会した時、来人はノートを見てから「雫の弁護士か」と応じている。
成歩堂が「お話を聞かせてもらえますね?」と尋ねると、ノートにメモを取ってから「いいだろう」と回答しており、成歩堂は(なんだよ、今の間は‥‥)といぶかしがっているが、来人にしてみれば、会話内容をメモりながら会話をしているだけのことである。
この後の会話でも、何かを尋ねられるたびに、ノートを見て確認をしていたり、新しいことを知るたびにノートに記録している。
- 探偵2日目、「飛行船 披露宴会場」では、来人はノートを失くしたことに焦っている。
ノートを失くす前に彼はケガのせいで倒れているが、彼の記憶障害は「眠ると、事故の日に記憶が戻ってしまう」という症状のため、倒れた時に眠ってしまい記憶を全て失った状態でノートを探していた可能性もある。
実際、「飛行船 披露宴会場」で成歩堂が「ケガは大丈夫なんですか」と声をかけた時に、来人は「なぜ、オマエがそれを知っている!」と応じている。
- 法廷2日目の尋問でも、証言の前に「聞きたいこと」を確認しながらノートを見ている。
途中で「キオクにない!」と発言することがあるが、これは事実を誤魔化すつもりの発言ではなく、「ノートの一部分が汚れて記録がなくなった」せいで、本当に記憶にないのである。
余談になるが、八久留間来人のような記憶障害は実例がある。以下参照。
毎朝自分の名前を確認、初対面状態の母親に挨拶 “41年”を失った当事者に聞く「記憶喪失」 | ABEMA TIMES
十文字一治の伏線
- 法探偵1日目、初対面の時に懐中時計のことを「私のお守りみたいなモノ」と発言している。成歩堂は自分にとっての弁護士バッジみたいなものかと考えるが‥‥
- 探偵1日目、「八久留間邸 ロビー」では、懐中時計を見ながら「しかし、亡くなった人は医者でも治せませんしね‥‥。」と発言している。成歩堂は被害者の米倉のことかと思うが‥‥
- 探偵1日目、「八久留間ひかりの写真」を十文字につきつけた時の会話中、誰なのか尋ねると、懐中時計を見ながら口ごもる。
探偵2日目では、その写真を来人様には見せないで頂きたい、悲しみはまだ癒えていないのだから、と言うが、それは十文字自身のことであったのかもしれない。
- 探偵2日目、「新聞の切り抜き」を十文字につきつけた時の会話では「来人様のみならず、八久留間家全員が深い悲しみに沈みました。」と語る。“八久留間家”の中に十文字も含めて考えていたのだろうか。この会話の最中も、懐中時計を見ている。