法廷パート関係の小ネタを幾つか紹介する。
法廷2日目の最初の尋問「事件発生時のキオク」は、
1. 証言をゆさぶる(「しかし展望デッキに着いた時には、~」をゆさぶる)
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2. 証拠品のつきつけ(来人が格納庫に行っていない証拠として「格納庫の入室記録」をつきつける)
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3. 選択肢を選ぶ(展望デッキへの別ルートの存在を証明することは「できない」を選択。実はどちらを選んでも進む)
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4. 上面図のつきつけ(来人はどこから展望デッキに移動した? で「非常用ハッチ」をつきつける)
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5. 選択肢を選ぶ(キケンをかえりみず来人さんが外壁を渡れたのは‥‥で「愛のチカラ」を選択)
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‥‥という感じで続き、次の尋問となる。
一見、尋問は最初の「証言をゆさぶる」だけに見えるが、実はここでは「4. 上面図のつきつけ」までが尋問扱いになっているので、4.でゲームオーバーになると一気に尋問の最初まで戻されてしまう。まさにタイムトラベル気分。
法廷2日目終盤、十文字一治は豹変するとX線撮影(?)をしてくる。
成歩堂のX線写真(?)にはトゲトゲの頭蓋骨、御剣のX線写真(?)には何故か胸のヒラヒラが写っている。
人間をX線撮影した場合、皮膚や筋肉は写らずに骨などが写るはずであるが‥‥。
つまり、成歩堂の頭蓋骨は髪型同様にトゲトゲの形であり、御剣のヒラヒラはX線を透過しない金属等の物質で作られているということであろう。
‥‥というのは冗談で、あくまでも演出であろう。
十文字が使った撮影方法も、近未来の何かすごい技術であった可能性も無きにしもあらず、である。
なお、実際のX線撮影では放射線を照射するので、何の防御装置も用意されていない法廷でX線撮影をすることは人体に害の及ぶ危険な行為である。