第4話冒頭、アニメーションムービーの後に、倒れた被害者を前にして会話が繰り広げられる。
ここだけ見ると、男性や女性、複数の人物が師匠を殺害したシーンに見えるため、
「第4話は複数犯の犯行か」
と予想した方も多いだろう。
実際は、お椀に被害者が顔を入れていることから「真犯人」が殺害後の工作を済ませた後のシーンであり、男性や女性の会話らしきものは、多重人格の美風の声である。
逆転裁判シリーズでは、デモシーンで真犯人を見せることがあるが、それを利用したミスリードとも言えるシーンだったのである。
こういったシーンを探して再プレイをするのも面白い。
また、美風のココロスコープの暴走では、「驚き」「悲しみ」「怒り」の感情が暴走するが、セリフを良く読むと、
「驚き」‥‥一八
「悲しみ」‥‥美風
「怒り」‥‥喜瀬川
であることがわかる（ここでミスするとハッキリする）。
多重人格の美風の話題のついで、花魁の人格の「喜瀬川」の時は、セリフ音の「ポポポ」も女性用に高いものが使われている。
これも最初のシーンでミスリードを誘う一因といえるだろう。
この第4話では、夕神迅が弁護側に立ってアドバイスをくれる。
だが、時には厳しいことを言われることもある。
色々な場所でミスしてみるのも良いだろう。