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以下は管理人のブログに寄せられた意見から検証したものである。
コメントをくださった皆様に感謝。

ニンテンドーDSにて検証

第1回探偵、どぶろくスタジオで映像固定のカガク捜査をすることになる。
最初に茜のくれたおみくじを映像固定することになるが、このおみくじの結果は3通り(管理人調べ)ある。
どの条件で何が出るか検討した。

どぶろくスタジオで、
調べる:隠されていた絵、赤い封筒
つきつける:隠されていた絵
話す:「カガク捜査」

この時点で中断セーブ。

つきつける:赤い封筒
の後、メッセージを送る方法を変え、5回ずつ試してみた。

Aボタン/スキップなし
大吉/大吉/大吉/大吉/大吉

Bボタン/押したままスキップ
末吉/末吉/末吉/末吉/末吉

Aボタン/連打してスキップ
凶/末吉/末吉/大吉/凶

タッチパネル/スキップなし
大吉/大吉/大吉/大吉/大吉

タッチパネル/押したままスキップ
凶/凶/凶/凶/凶

以上の結果から、メッセージを送るスピードが関係していると思われる。
メッセージを送るスピードは速い順で
「Bボタン/押したままスキップ」>「タッチパネル/押したままスキップ」>「スキップなし」
「Aボタン/連打してスキップ」は、連打の度合いでスピードが変わるので、結果がまちまちになったと思われる。
ただし、どのテキストの送りスピードが関係しているか等の細かい条件まではわからない。

■その他

ニンテンドー3DSLLにて検証

かもめさんより、メールフォームから投稿いただきました。

 今、5の発売前に再度4を「3DS LL」でプレイしております。
第4話1日目探偵パートでの、茜さんのおみくじの映像固定をする箇所なのですが、
「DSi」でプレイしていた時とは異なり、
Aボタン/スキップなし→凶
Bボタン/押したままスキップ→大吉
タッチパネル/連打してスキップ→大吉
タッチパネル/スキップなし→凶
タッチパネル/押したままスキップ→凶
という結果となり、末吉は見ることができませんでした。
(Aボタン連打は試していません…すみません)
私も、DSiでプレイした時は、ほそぼそさんが検証された通りの結果になっていましたが、
3DS LLでプレイしたときのみ、上記のような結果になりました。

ニンテンドー3DSLLで、再検討した所、以下のような結果となった。

Aボタン/スキップなし
大吉/大吉/大吉/大吉/大吉

Bボタン/押したままスキップ
凶/凶/凶/凶/凶

Aボタン/連打してスキップ
大吉/大吉/末吉/大吉/末吉

タッチパネル/スキップなし
大吉/大吉/大吉/大吉/大吉

タッチパネル/押したままスキップ
凶/凶/凶/凶/凶

「Bボタン/押したままスキップ」に関しては、この後、更に、初代ニンテンドーDSとニンテンドーDSiで同じセーブデータを使い、それぞれ2回ずつ試したところ、全て「凶」であった。
なお、Aボタンを連打してスキップの場合、1秒に4回くらいの連打だと末吉、それより遅いと大吉が出やすい傾向にあった。

また、別の試みとして、直前の茜のセリフ(映像固定画面が出る2つ前のセリフ「それじゃあね。まず、サンプルは‥‥そうだなあ。」)で直前セーブしてから、Aボタンスキップなし、Bボタンおしっぱなしなどひと通り試したところ、「凶」しか出なかった。

iOS版にて検証

iOS版(iPad)での検証を行った。

テキストスキップなし
凶/大吉/大吉/凶/凶

1秒に2回程度のペースでタップ(オプションで「既読スキップ」をONの状態)
末吉/末吉/末吉/凶/末吉

テキストスキップ(画面を長押し)
末吉/末吉/末吉/末吉/大吉

以上、DS版とはまた、異なる結果が出たが、やはり文字を送るスピードで結果が変わるようである。

DS版と異なる点について。
茜の「サンプルを、こうやって《メカ》にセットすると‥‥」のセリフの時の数値がDS版では結果により固定であったが、iOS版では結果に関係なく完全にランダムな数値が表示される模様。
以下は14回分の数値。

大吉:5.716367/9.028727/5.201662
末吉:8.034282/3.001880/1.211809/9.469277/8.241621/6.527679/8.644348/8.732098
凶:0.866106/8.023114/5.551522

3DS版にて検証

プレイする本体はnewニンテンドー3DSLL、ゲームソフトはパッケージ版にて検証。
また、茜の「サンプルを、こうやって《メカ》にセットすると‥‥」のセリフの時の数値も合わせて掲載した。

Aボタン/スキップなし
おみくじ末吉末吉末吉末吉末吉
数値0.8906620.8906620.8906620.8906620.890662
Bボタン/押したままスキップ
おみくじ末吉末吉末吉末吉末吉
数値6.2626326.2626326.2626326.2626326.262632
Aボタン/連打してスキップ(1秒間に2~3回程度の連打)
おみくじ末吉大吉大吉
数値0.8906625.0146985.6632321.4698142.324056
タッチパネル/スキップなし
おみくじ末吉末吉末吉末吉末吉
数値0.8906620.8906620.8906620.8906620.890662
タッチパネル/押したままスキップ
おみくじ
数値4.9921324.9921324.9921324.9921324.992132

DS版、iOS版とも異なる傾向があるが、やはり文字を送るスピードでおみくじ結果が変わるようである。
だが、DS版、3DS版共に「タッチパネル押したままスキップ」だと必ず「凶」になるのはなかなか興味深い。

数値についてはDS版の「完全に固定」とも、iOS版の「完全にランダム」とも異なる結果になった。

「逆転裁判456 王泥喜セレクション」版にて検証

「逆転裁判456 王泥喜セレクション」(PS4・パッケージ版)内の「逆転裁判4」で、これまでと同様の条件で検証してみた。
「逆転裁判456 王泥喜セレクション」には、「オートモード」という、決まった秒数でセリフを送る機能が存在している。
つまり、これまでのように「文字を送るスピードでおみくじの結果が変わる」のであれば、オートモードを使うと固定の結果が出るのではないだろうか?
「オートモード」で設定できるセリフ送りの秒数は、
「0.5秒」「1.0秒」「1.5秒」「2.0秒」「2.5秒」「3.0秒」
の6段階。
これに、キャンセルボタン押しっぱなしの既読スキップも加えて、各5回ずつ検証した。
茜の「サンプルを、こうやって《メカ》にセットすると‥‥」の数値も記してある。

既読スキップ
おみくじ大吉大吉末吉大吉末吉
数値2.6002204.2682968.6945760.2040561.812610
0.5秒オートスキップ
おみくじ末吉末吉大吉大吉末吉
数値7.7069880.0710771.3205006.5500826.814622
1.0秒オートスキップ
おみくじ大吉末吉大吉末吉
数値0.2116683.2249417.1443715.2131122.198842
1.5秒オートスキップ
おみくじ大吉大吉末吉
数値1.4941622.1946680.5987232.4962091.288186
2.0秒オートスキップ
おみくじ末吉末吉末吉
数値2.9484687.0143021.4424846.8863420.461046
2.5秒オートスキップ
おみくじ末吉末吉末吉末吉
数値0.6844429.3229210.2641147.4662453.237110
3.0秒オートスキップ
おみくじ末吉大吉大吉末吉末吉
数値5.2207613.5791107.7028248.6948348.760000

3種類の結果が出たは出たのであるが、オートモードでも結果は安定して出ないことが判明した。
ただ、データをロードしてから「つきつける:赤い封筒」を行うまでは手動で行っているため、ここで何らかの違いが生じて結果がバラけた、という可能性もなくはない(が、これまでのDS版などの検討でも手動であるから、何ともいえない)。
ひとつ確実なのは、「つきつける:赤い封筒」から映像固定までにかかる時間をオートスキップで同一にしたとしても、おみくじの結果が固定になることはない、ということである。
逆に言えば、本作において、『「つきつける:赤い封筒」から映像固定までにかかる時間』は、おみくじの結果に影響していないのである。これまでのハードでの検証とは全く異なる結論になる。
また、iOS版と同じく、数値も完全にランダムである。

ここで、少々気になってきたので、解析が始まる少し前(具体的には茜の「それじゃあね。まず、サンプルは‥‥そうだなあ。」という、解析が始まる2つ前のセリフ)でセーブし、そのセーブデータで開始して結果を見てみることにした。
これまでは、「赤い封筒」をつきつけてからの何らかの数値(秒数なり何なり)が影響していると考えてきたが、「逆転裁判456 王泥喜セレクション」ではこの前提自体が異なる、という根本からの問題が生じたので、試しにやってみた。
サンプルは20回分。

No.おみくじ数値
01末吉4.179156
02末吉4.615402
03末吉2.049796
04末吉8.543300
05末吉3.336520
06末吉7.080866
07末吉4.515644
08末吉7.266288
096.209947
10末吉0.172464
119.292889
12末吉1.787007
13大吉8.861804
14末吉8.683009
15末吉2.870446
16末吉4.055748
17末吉6.984823
18末吉9.846887
19大吉1.218062
20末吉4.252644

8回目までは「末吉」が出続けたため、やはりこの時点でおみくじの結果は決定されているのだろうと思ったのだが、上の結果の通り、9回目と11回目に「凶」、13回目と19回目に「大吉」が出て、それ以外は「末吉」、という想定外の結果となった。
つまり、解析の画面に移行する直前でも、おみくじの結果は決まっていなかったのである。
機械の数値も完全ランダムになっている。
ただ、おみくじの結果が極端に偏っている。
もし完全にランダムなら、3種類の結果は1/3の確率で出るだろうし、試行回数が少ないための偏りがあるとしても、今回は明らかに「末吉」の出る確率が高すぎるように思える。
セーブデータをロードしてからの再現性が多少なりともあるということなのだろうか?
例えば乱数計算が1フレーム(1/60秒)毎に行われているとしたら、ほんのわずかボタンを押すタイミングがズレただけで、おみくじの結果が変わる、ということは一応考えられる。

とりあえず、今回の検証では、「逆転裁判456 王泥喜セレクション」ではこれまでとは乱数関係の仕様が全く異なる可能性があることと、どうやったら狙い通りのおみくじ結果が出せるかはいまいちわからないということがわかった。
確実なのは、「逆転裁判456 王泥喜セレクション」でもおみくじの結果はこれまで通りに3種類であろうということくらいである。


結論としては、

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