下北
2005.8 編 その1 塩屋崎から仏ヶ浦
☆写真は、粗め・明るめに加工しています☆
 夏はやはり、北! 今年は、本当最北端をめざして、下北半島一周、二泊三日の家族旅行へと出発。
 東北と八戸自動車道を使って三沢へ。「まさかり」の柄の右側・太平洋側を北上して、右の上、北端・尻屋崎へ。
 
 小雨がぱらつくような、あいにくの空模様で残念。涼しくていいけど・・
 尻屋崎付近は、「寒立ち馬」の生息地を囲った中を車で回れるようになっていた。雨の日は、馬は林の中らしい。
 
 尻屋崎灯台。
 行くまでの足元が大変・・ 馬糞がいたるところに!

 運良く、群れに遭遇。
 皆、車を降りて見物したり撮影したり。
 
  親子連れも。やはり、仔馬はかわいい。

   一周して、林の側でも遭遇。
  道路はもちろん、馬(と馬糞)が優先。
  くんくんくんくん・・・ なぜか執拗に臭いを嗅ぐ仔馬・・

  生き物に排泄物はつきもの、足元は要注意。
  湯気のたってるのとかは、ちょっと楽しいな。

  でも、大丈夫そうなトコだって、
  今は乾いて見えなくなってるだけだろうし、
  皆が靴底をゆすいでる水たまりだって、
  そうとうなモノだろうなと、思うのは・・  ワタシだけ?
  
 下北まで来たからには、内陸部の「恐山」もお参りする。
 地獄絵図そのままの風景ができるくらいだから、確かにそうなんだけど、温泉施設があるとは思わなかった。
 食事処の、麺のみ、そば・うどん・中華麺、タレは同じです的システムも何かすごい。

 そういえば、見える海は津軽海峡だよね。
 「下風呂温泉」の小さな旅館に宿泊。漁り火のみえる漁村の風情に、海側は巨大観光ホテルが林立する。
 夜のオプションの、アワビが美味しかった。バターだと柔らかく焼けるのだそうな。

 次は「まさかり」の左上、本州最北端・大間をめざす・・ 
 が、暑いから氷を仕入れたいのに、行けども行けども、のどかな風景と山と海で、コンビニが無い。
 「コンビニまであと・・」の立て看板を見た時には、思わず喜ぶ。 ・・コンビニの立て看板に・・ しかももう大間だ。
  大間のマグロ!
  向かい側には、それを釣り上げる人間の腕がある!
  店先のパクりもの。
  このタヌキは何を持ってるのかなぁ?

 大間だけは、異様ににぎわっていて、海産物店や海鮮丼店や、屋台やが林立。
 我異羅が、干しタコを買う。これが旨いのである。生干しのは、そうそうお目にかかれないのだ。

 「まさかり」の刃の西の端を南下して、「仏ヶ浦」へ向かう。
 途中の「願掛岩」周辺は、キャンプ場もある公園になっていた。岩にも登れるらしい。
 男女が抱き合う姿の「願掛岩」。
 鳥居に、桜の枝で「鍵」をかけて、恋愛成就祈願とか。
 その隣の島。あわせて、夫婦島とも言ったような・・


 「仏ヶ浦」は美しい! 黙ってました。この急勾配をえんえんと降りていくという事は、帰りはそれを登るのだと。
 行くなら、帰りの階段のために、水物は持って行った方がいいよ。
  巨岩。というより、断崖絶壁、のスケール。

   気に入った形は、ネズミ男岩と勝手に命名。
  すごいバランスの大岩。皆、一応は押してみる。

   美しい岩肌。でも、行くまでがけっこう遠い。

 道路から見える「仏ヶ浦」。遠目でも、白くて美しい。
 岩の巨大さも充分にうかがえる。
 
 北よりの佐井から、観光船も出てるんだけど、
 車だと、また戻らなきゃないしね・・

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