トップページ > ページシアター > よそびと診療所 > シーン40 【公演データ】
下手灯り。気管支。ノノと里桜が出て来る。ノノが通信。
少年ノノ 「(通信)右肺の気管支に到着。」
里桜 「ここが肺の中…」
髭を生やした紳士がやって来る。
紳士 「ごきげんよう。」
少年ノノ 「ごきげんよう。肺の細胞さんですね。」
紳士 「はい。」
里桜 「ダジャレ?」
少年ノノ 「姿は夏目漱石さんです。」
里桜 「え?!夏目漱石?!凄い凄い!」
紳士 「吾輩は肺である。」
里桜 「ダジャレ好き?」
少年ノノ 「怪しい奴らを見かけませんでしたか?」
紳士 「それなら今しがた。妙な格好の3人組が。あ、戻って来ました。隠れて。」
3人物陰に隠れる。往年のアニメの悪役3人組っぽいの(ドロー、ボヤー、トーン)が出て来る。
里桜 「うわ!あれって…」
少年ノノ 「し〜っ…」
ボヤー 「ドロー様、これで準備は整いましたですよ。」
ドロー 「あの毒、ちゃんと効くんだろうね?」
トーン 「さっき試しにちょっこし使ってみたでまんねん。」
ボヤー 「そりゃもう効き過ぎるくらい効きましたでございますよ!」
ドロー 「ながれいしだね、りゅうせきだね、さすがだねぇ〜。」
トーン 「ボヤやんは褒められて伸びるタイプでまんねん。」
ドロー 「豚もおだてりゃ木に登るねぇ〜。」
ボヤー・トーン 「へへへへへ。」
ドロー 「ボヤー!トーン!行くよ!」
ボヤー・トーン 「あらほらさっさ〜!」
3人ハケる。
里桜 「…先生〇イムボカンシリーズも見てたんですね…」
少年ノノ 「3悪人と言えばどうしてもあれがイメージされてしまって。」
里桜 「わかる世代が限定されます。」
紳士 「あちらは心臓方面ですが、直接追っては危険です。遠回りですが左肺への迂回が良案でしょう。」
少年ノノ 「なるほど、ありがとうございます。行きましょう!」
ノノ、里桜、頭を下げて去る。
(作:松本じんや/写真:はらでぃ)