△ 「悩める王子の惑星」シーン3


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遠くで爆発音が響く中、執事レーセンと国王メンフィス登場。窓から空を見上げ、急に咳き込む。

レーセン 「陛下。」
国王 「大事ない。」写真

レーセン、何かに気付く

レーセン 「ダグラスです。」
ダグラス 「国王陛下。」

副外務大臣ダグラスが走り込んで来る。

ダグラス 「只今連絡が。」
国王 「西の空か。」
ダグラス 「はい。かなりの数です。ご避難を。」
国王 「ダグラス。」
ダグラス 「はっ。」
国王 「町の人々を頼む。」
ダグラス 「はっ。」

ダグラス、ハケる。国王とレーセンもハケかけるが、レーセンが立ち止まり、空を見上げ。

レーセン 「…これは…。」
国王 「どうしたレーセン。」
レーセン 「…来ます。」
国王 「なに?…まさか…」
レーセン 「…はい。…鍵が。」

国王、空を見上げる。

国王 「…ついに…」

また咳が出る。レーセン、国王を連れてハケる。町に警報が鳴る。

(作:松本じんや/写真:はらでぃ)

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