△ 「背中のイジン」谷口誠


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2003年4月14日
ヒトゲノム計画がついに終わりを告げました。
ヒトゲノム計画:ヒトのゲノム(遺伝子)全てを解読しようとう計画です。

ゲノム(遺伝子)とは?
言わば、その生物の設計図。
ヒトゲノム計画が動き出して17年。全世界の研究者が協力して解読を行っても17年間。
そのかかった時間から人の設計図の複雑さが読み取れます。

ゲノムの次の対象として「脳の10年」と言われ脳研究に力が注がれています。
心はどこにありますか?と尋ねれば多くのヒトは頭ではなく胸を示すのではないでしょうか、心は脳の働きであるとわかっているけれども、脳と心は別のものと感じます。
現在、脳の機能を客観的に観察することはできても、その心まで観察することはできません。
ヒトの設計図が読み終わった今、一つ一つの部品レベルでの役割はわかってきたものの、その部品が働くことで脳の働き(意識や心)ではどんな意味があるのかわかっていません。
ヒトの脳の仕組みを理解して、人の心を解読。
んー、興味深い…

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