トップページ > 上演記録(リスト・ギャラリー) > ダンボールキッチン > コメント > 山羽真実子
めっきり寒くなりました。そろそろおでんがおいしい季節。
そして私が持っているのは「ちくわ」。
ちくわといえば「おでん」。ではないのです。
私にとってちくわといえば「笛」。
ある時アルバイトをしていたイベントで、あるおじさんがミニコンサートを開いていました。
彼は最初「ケーナ」の美しい音色を響かせていたのですが、おもむろに「ちくわ」を取り出し、唇に当ててふき始めたのでした。ただ吹いたというだけなら驚きもしないのですが、その音色がまた美しく、ちくわは完全に楽器と化していました。
あまりに印象が強すぎて、今でもちくわを見ると吹きたくなります。でも未だに音が出たことはありません。
この話を機に「よし、私も!」と思った方、ぜひ挑戦してみてくださいね。