△ 「ニンフ」役者のコメント


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滝口幹夫/川村圭

会社員などが比較的多いこの劇団。年2回の公演は、久しぶりのことである。もちろん、役者中心に活動をしている人間は、他の劇団の公演などに参加して年に数作品に出演するものもいるが、私のようにこの劇団のみで活動しているものにとっては、昨年はいやに忙しい年であった。貧乏暇無しということか、やるべきことが有るのは良いというのか…。安全に本公演も打上げられますように。

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北条久/大村国博

"自分はまだまだ若い"、と言ってしまうと逆に年寄りくさい気がするが、まだ見たいものを見つくしていないし、聞きたいことも聞きつくしていないし、知りたいことも…。
人生、お楽しみはこれからなのだ。そしていつも思うのは、足カセになっているのが、自分自身だということ。あの時もっと勇気があったら、もっと力があったら、もっと知恵があったらと、そんな思いばかりを感じながら過ごしてきた。気がつくともう決して若くない年になってしまっている。だからこそ自分に言いきかせる。"自分はまだまだ若憎だ"と。
「太陽が僕に描け、と強迫する。君と話すのは時間の浪費だ。」そうゴッホは言って青年の前を去っていく。そんなとある映画の一場面を見ると、なぜか後ろめたくなる。だんだん、自分の理想を追うことに疲れ、いつのまにか、創作の厳しさから目をそむけようとしている。"今日は疲れているんだ。"という言い訳も、最近は軽く口から出てくる。そんな時に、この作品を読みました。
劇団の皆が、次の進路に悩んでいた時に、作・演出担当の中澤が、昔書きかけた脚本を持ってきたのです。その時は半分しかなかった物語を読んでいるうちに何か妙にリラックスしてきたことを覚えています。生活に疲れ始めている男達、身の下のライバルと一室に閉じこめられてなんて、作者も変な話を考えたものですが、その物語は、現在の自分にとても優しく接してくれたように感じたのです。今日来てくれたお客様はどのように感じるでしょうか?

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難波アトム/松本仁也

1992年「月夜鴉」の難波重吾役でデビュー、翌年「ゆめみそう(再演)」の難波十三、1995年「天弓伝」の難波十六、そして今回の難波アトムと、4度も難波の名を頂き、大変光栄に思っています。しかも、重吾はなさけない男、十三はすけべ男、十六はチンピラ、アトムは○○○○と、すべて異なるキャラクターで毎回とてもやりがいがあります。
今回のアトムははっきりいって○○。でもみんなは今までのどんな役よりボクに合っていると言うのです。そんな事はない!と言いたいところですが、実は今までで一番のれる役だと本人も感じてしまってます。やっぱり……。こんなボクでよかったら今後ともよろしく。

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吉田伸介/宮沢天

記憶にある原初の恐怖は吸血鬼だった。入浴中の美女(!)が、襲われるシーンでは色っぽさなど吹っとんで恐ろしく、その後数年辞書で「き」の所がひけない等の後遺症が続いた。
10年後、突如吸血鬼のかっこよさに目覚めた僕はありとあらゆる小説、文献を集め、家は図書館のようになった。そのいくつかは最近映画化され、今日(1/30)も一本公開される。自分でも吸血鬼をモチーフに一本舞台を作ろうと思っているが、メンバーの条件が厳しい。容姿端麗、ダンスの踊れる、命知らずな人。問い合せは、宮沢天、Team D.D.T.まで。

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女/赤崎美恵

仕事で、新卒用の就職試験問題を解く機会がありました。(もちろん実験台なのですが)
パーソナリティ問題で、Yes or Noに一つずつ○というあたりで、
 ・人前で話すのが苦手である
 ・自分の主張がよくわからない
 ・一人でいることが好きである
全てYes…こんなんで、よく芝居をやるなーと余った時間で考えてしまいました。ついでに、この結果が出るあたりで、担当者が頭を抱えてしまったらどうしよう、と思ってしまい、こういう問題って、実施するのも受験するのも大変だと実感しました。皆さん大変だぁ…。

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