ぷちの「うめ吉」追跡 ヨーロッパ日記


久しぶりのドイツ。やはり空気がなじむなあ。

日本の空気はジメジメしていて、自慢の毛皮がぺったりなってしまうからなあ・・・。

だから日本人はお風呂があんなに好きなのかもしれない。 ただ情報によると「うめ吉」はお風呂嫌いらしいのだが・・・。

 

この城は私が幼少の頃にすごした城だ。

元は要塞として建造された。だからこんな岩山の上に立っている。

登ってくるのは大変だが、ケーブルカーがあるので、簡単に登れるようになっている。

幼少の頃には、よく一族の仲間、「ぷちぐろ」や「ぐれ」と遊んだものだ。

今では維持メンテのために、一般観光客に開放しているのだが、うめ吉たちが訪問するとは意外に思う。

日本では有名なのだろうか??

(ぶぐざぢ注:有名ですが日本人観光客はあまり訪れません。なぜかというと、観光ルートからちょっとはずれているからです。)

   

センチメンタルになってしまった。  お!?  うめ吉たちがストラスブールへ行くようだ。

よし!私も尾行を再開せねば。

 

ストラスブールはドイツ国境付近にある小さな町だ。 アルザス地方といえばみなは判るだろうか?

歴史上、ドイツになったりフランスになったりしている。

第一次世界大戦・第二次世界大戦では、アルザス地方出身の若者が敵と味方に分かれて戦地で戦うという悲劇があり、

今でも市内にその悲劇を伝える像が残っている。

街の観光はショッピングよし、名物のアルザス料理を食してもよし!と何日滞在していてもあきない街だ。

私のお薦めの観光地だ。なんといっても陰の支配者はド・フォンテーヌだからな。ふふん。

 

観光でお薦めなのが、遊覧船に乗っての街の見学だ。

  

街中を遊覧船でまわるツアーは約30分。 

日差しが強いから、必ず帽子とサングラス、それから飲み物を忘れずに持ってゆくように。

この船旅でのハイライトは高低差のある運河だ。

本来なら高低差があり行けない運河へ出口に水を貯めて水位をあげて、上部にある運河へと船を進むことができる。

ちょうど高低差のある運河付近は伝統的なアルザスの家並みが美しいところだ。

帰りは同じ道をとおらないので、必ず記念撮影をしておこう。

せっかくなので記念撮影をしようと思っていたが、「田舎モノぶぐざぢ」は興奮して町並みの写真ばかり撮っていて私を無視した!

帰ったら、お仕置きだ〜〜〜ぶぐざぢ!!


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