2026年9月の映画  戻る

シャドウワーク 
2026年 日本 129分 
監督・脚本 吉野竜平
原作 佐野広実
出演 奈緒(警察官カオル)/吉岡里帆(ノリコ)/風吹ジュン(アキエ)/美保純(ミチコ)/酒井若菜(しのぶ)/北村匠海(北川)
メモ 2026.9.28(水)TOHOシネマズ梅田
あらすじ
千葉県の海岸で女性の死体が見つかる。県警本部は自殺と早々に幕引きするが、所轄の刑事は他殺を疑いひとり聞きこみを続ける。
感想
どっちに転がるか最後までハラハラする。
警察のエリートで家庭内DV男の北村匠海のクズっぷりがいい。
「思いっきりやっちゃってください」って言われたとしても、女性をゲンコで殴り足蹴(の演技)するのはたいへんやろな、と推察する。
 
 
ネタバレあるかもしれません
クイズの回答は私なら「自分の子供が拷問されない限り、犯人を匿いつづける」かな。
・・・なるほど
そやからこの「おうち」には子供連れの人はいないのか。
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バックルームズ" BACKROOMS
2026年 米国 110分 A24
監督・原作 ケイン・パーソンズ
脚本 ウィル・スーディク
キャスト キウェテル・イジョフォー(クラーク)/レナーテ・レインスヴェ(メアリー)
メモ 2026.9.20(日)なんばパークスシネマ
あらすじ
1990年6月29日の出来事であった。広い家具屋の店主の男は、店の電気がついたりつかなかったりの不具合にイライラしていた。
感想
壁も天井も黄色い未知の場所に入りこんだのに、好奇心なのか次々と探っていく男
「パンくず落さんでも、元の場所に帰れるの?」とハラハラする。
 
キリコやエッシャーの絵の様にも感じられる部屋に、現代アート風なオブジェがあったりという
そこは脳内にも感じられる映像で、評判通りヘンテコな映画やった。
 
不条理物・・・といっても観客を置き去りにする訳ではなく、見た人がそれなりの解釈ができるようになっている様に思ったり、思わなかったり。
あたしが思ったのは
近接するものを真似て増殖する空間で、中に入った人を魅了し狂わせていく、と思う
これは脚本の力で、若干20歳の監督兼原作者も反対しなかったと想像する。
感想は、『キウェテル・イジョフォーのお顔は絵になる』です。
 
エンドロールの後の映像は、記憶にない程長かった。こういう手法もあるんですね。
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Man 
2026年 日本 94分
監督・脚本・編集 前田弘二
出演 宇野祥平(クノ)/萩原護(小田)
メモ 2026.9.15(火)第七芸術劇場
あらすじ
小田謙太23才、仲間とタワマンの駐車場でセレブの高級車を盗んでいる最中、パトカーがウーウーとサイレンを鳴らして乗り込んでくる。絶対の危機!
気がつくとどこかのアパートの部屋にいる。見知らぬ中年男がオレの額の傷を縫っている。ここどこ? あんた誰?
感想
得体のしれない男(宇野祥平)がオレの名前、年齢、窮状はおろか砂糖を入れミルクを入れと珈琲の好みまで知っている不気味さ。オレのストーカーなの?
知り合いでも家族でもないのに「時間を無駄にするな。まっとうな人間になれ」と説教をたれるわ衣食住を世話してくれ仕事先さえ捜してくれるわとものすごく親切。
なんなの。何が目的? 怖いんですけど。
 
不思議な映画で、揉めている時より平和な時の方がドキドキする。
 「すもうは暴力ではない。りっぱな国技だ」
に笑った。
 
こどもの時にこども向けダイジェスト版を読んだっきりやけど(映画も見ていない)、コイツはレミゼのジャンバルジャンやんと思う。
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ラスト・サバイバー THE DOG STARS おおいぬ座 シリウス
2025年 米国 119分
監督 リドリー・スコット
脚本 マーク・L・スミス
キャスト ジェイコブ・エロルディ(ヒッグ)/マーガレット・クアリー(シーマ『サブスタンス』)/ジョシュ・ブローリン/ガイ・ピアース/ベネディクト・ウォン/アリソン・ジャネイ
メモ 2026.9.9(水)TOHOシネマズ梅田
感想
ピーター・ヘラーという作家さんの作品で謎のウィルスか細菌のパンデミックにより人類の9割が死んだその後、というディストピア小説『いつかぼくが帰る場所』を元にしたリドリー・スコット監督の映画。 監督さん88歳だとか
 
渓谷をセスナが飛行する。なんて美しい。
河があり、山があり、木々の緑がありみずみずしく、しっとりとして人類がいなくても(いないからか)綺麗。そこは国破れて山河ありの世界。
セスナはエンジンを止め、グライダーの様に飛ぶ。静かなの。
 
ジョシュ・ブローリンとガイ・ピアースのふたりのジジイ(あージジィ役なの。お元気でよかった・・のかも、あたしも)が「俺の土地を襲うヤツは許せねえ」と西部劇みたいでとってもかっこいい。
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