予算約9,500万円也とか。『カメ止め』『侍タイ』と同じ低予算作品らしい。、17日間という短期間で撮影されたそうです。
あらすじとかこの感想とか色々情報を集めずからてで、疑心暗鬼、暗中模索、迷宮に囚われた方がいいと思われます。
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サスペンスなのかスリラーなのか、それとも作り手と見る側の深読みの心理戦なのか。
前の席に座っておられたかなりのご老体は何度も声を上げて笑われていたのでもしかしたら喜劇なんかもしれん。
巧みなつくりで見るほうをミスリードさせる(私だけかもしれん)
初めは、入国審査で怪しまれる原因はカップルの男性の方が飲んでいる薬のせいなのか、それを服にこぼしたからなのか、それとも見知らぬ人から借りたペンのせいなのかも。と思って目を凝らす。
どうやら違うみたいなんで、カップルのどっちかがほんまに怪しい人なのかな。ほんなら怪しいのはどっちなん?それともふたり共?と更に目を凝らす。
だんだんそういう理屈やないねんと思えてきて、入国審査官のふたりがスペインの異端審問官の生まれ変わりなんかも、とか
性格の悪いキューピッドの二人組が『愛』『絆』の強さを試している みたいに見えてきた。
という風にアレコレ思っていたもんでラストのカップルの
いったいなんやったん?(脱力)に共鳴する。