滅亡する地球から最後の人類を載せて脱出した避難船ギルガメシュ、計画が妨害された後脱出船の中でコールドスリープに入り緑の惑星を周回し見守るいわば緑の星の創造主カーン、進化し続ける地上の蜘蛛の三者の視点で話が繰り広げられる。人類はコールドスリープを繰り返し二千五百年生き続け進化しないが、蜘蛛は世代交代をしている。
緑の惑星を我が物にしようとする避難船ギルガメシュに対し、防衛する蜘蛛軍のアナログ攻撃が良く出来ている。
余談ですが、人類にも生物を活かそうとする試みも多数あるようで、ドラマ「エレメンタリー ホームズ & ワトソン in NY」の中に蜘蛛の話があった。(シーズン6 エピソード17「生物連鎖の理」)
銃の弾をもはじく夢のような強靭な蜘蛛の糸があるが、そのスーパースパイダーは気性が荒く互いに喰っちゃうのでひとつのゲージに一匹しか飼えない。糸を量産するには途方もない広さの設備がいるという内容やった。