2019年8月の映画  戻る


ドッグマン DOGMAN
カンヌ国際映画祭主演男優賞
2018年 111分 伊/仏 キノフィルムズ
監督 マッテオ・ガローネ
キャスト マルチェロ・フォンテ(マルチェロ)/エドアルド・ペッシェ(シモーネ)
メモ 2019.8.31(土)テアトル梅田
あらすじ
イタリアのさびれた港町で犬のトリミング店「ドッグマン」を経営しているマルチェロは犬をこよなく愛している。トリミングの腕もいい。
別れた妻の元にいるひとり娘も愛している。隣人ともいい関係だ。
たったひとつの問題は親友のシモーネ。この乱暴者は町の嫌われ者で手におえない。そしてマルチェロを支配している。
感想
ピットブルかドゴ・アルヘンティーノなんかな。マルチェロが狂暴そうな犬を洗いながら手なずけようとするところから始まる。お菓子でつっている。
これが最後のシモーネとの関わりを示唆しているそうです。
マルチェロとシモーネの関係は親友と言うより王様と家来。子供の頃からの主従関係。
恐らくマルチェロは愛情深い人間なのでこの愛憎関係を断ち切れない。他人の助けも借りられない。
 
マルチェロは結構いいやつなのにな。いいパパだし。見終わってすっきりとはしないのがヨーロッパ映画と感じる。
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