キャスト ウディ・ハレルソン(リンドン・B・ジョンソン)/ジェニファー・ジェイソン・リー(レディ・バード・ジョンソン) /マイケル・スタール=デヴィッド(ロバート・F・ケネディ)/ジェフリー・ドノヴァン(ジョン・F・ケネディ)/リチャード・ジェンキンス(ジョージア州出身の民主党上院議員リチャード・ラッセル)/ビル・プルマン(テキサス州民主党上院議員ラルフ・ヤーボロー)
メモ 2018.10.20(土)シネ・リーブル梅田
あらすじ
1959年頃からお話は始まる。
当時50才のリンドン・ベインズ・ジョンソン(LBJ)はテキサス州出身の民主党上院議員。
役職は「院内総務」。法案を成立させるためにあの手この手脅したりすかしたり。票をかき集めるのが仕事だ。相手は民主党だろうが共和党だろうが関係ない。
「48票前後」と言ったブレーンに言う。
例えばお前のナニが5センチだったとする。”5センチ前後”のところに斧が振り下ろされて・・・・”前後”は不安だろ?
ジョン・フィッツジェラルド・"ジャック"・ケネディ(JFK)は42才。ふたりは民主党の党大会で指名を争いJFKが勝つ。
JFKは大統領選でもニクソンに僅差で勝利し1961年1月第35代アメリカ大統領となった。
当時ロバート・フランシス・ケネディ(ボビー)は35才。兄の指名で司法長官となる。
1963年11月22日テキサス州のダラスでケネディ大統領は凶弾に倒れ、衝撃の最中、リンドン・ジョンソンは大統領になってしまった。
感想
ケネディ暗殺の黒幕とまで噂されたジョンソン大統領。
カリスマ性の強いケネディが残した「公民権法」を成立させ、ケネディが残した負の資産「ベトナム戦争」に苦しめられた地味な人物が
酸いも甘いも噛み分け政治的手腕にたけているが、一方では誠実で繊細な人物として描かれていた。支えるどんとした奥さん役のジェニファー・ジェイソン・リーもいい。
対照的なのが若く理想に燃えたロバート・F・ケネディ。古狸対若者の戦い。(とロバート・ケネディは思っていたであろう)
映画の随所にユーモアもあってね。人は見かけだけではわからない。