オーストラリアでノルウェー人の女性が死体で見つかる。捜査協力のためオスロ警察のハリー・ホーレがシドニーに派遣される。
相棒となったのはオーストラリア先住民のアンドリュー・ケンジントン刑事だった。
彼は様々な不思議な話をする。様々な人々と会わせる。
原住民は耕作をしていなかったため後から来た白人に土地は無主地とみなされたらしい。
感想
読み終えるのにえらい時間かかかったけどかいがあった。
(なんと1か月近く格闘していた。ファンタジーは得意やないんで前半を乗り越えるのが大変)
悪が滅ぶシーンがとてもいい。伏線も張られている。ジョゼフが語るエミューの話もいいな。
ノルウェーの刑事がオーストラリアのシドニーに派遣され事件と格闘するという異色作。
デビュー作にして「ガラスの鍵」賞受賞作。
3/4くらいはオーストラリアの事情やら原住民の言い伝えが語られのんびりとあっちにべたりこっちにべたりの相棒物語やねんけど
(作者の放浪が反映されているものと思える)起承
転結の転がびっくりで