出演 大竹しのぶ(後妻業のエース・武内小夜子)/豊川悦司(結婚相談所所長・柏木亨)/尾野真千子(中瀬耕造の次女・朋美)/長谷川京子(中瀬耕造の長女・西木尚子)/永瀬正敏(探偵・本多芳則)/水川あさみ(柏木の愛人・繭美)/風間俊介(小夜子の息子・岸上博司)/余貴美子(よきみこ)(小夜子の同僚・瀬川英子)/ミムラ(武内家の嫁・香代)/松尾諭(朋美の元同級生・弁護士守屋達朗)/笑福亭鶴瓶(スカイツリーの男・ 舟山)/笑福亭鶴光(バッタ屋・山田)/樋井明日香(柏木の新しい愛人・理紗)/泉谷しげる(鍵屋・樫本)/柄本明(獣医もぐり医者・桜田順)/梶原善(銀行の次長さん・奥本)
六平直政(むさかなおまさ)(害虫駆除業者元木・小夜子の6番目の夫)/森本レオ(小夜子の7番目の夫・津村泰治)/伊武雅刀(小夜子の8番目の夫・元キンキTV武内宗治郎)/津川雅彦(小夜子の9番目の夫・元校長中瀬耕造)
メモ 2016.10.1(土)映画の日 大阪ステーションシティシネマ
あらすじ
武内小夜子の夫、中瀬耕造が倒れ病院に運ばれる。駆け付ける耕造の娘の尚子と朋美。耕造は持ち直すかに見えたがあっけなく亡くなる。
葬儀の日、尚子と朋美は小夜子から爆弾宣言される。「耕造さんの遺産は、私が相続します。」
そこには、結婚前に「耕造さんの世話は私がします。」というしおらしい姿はみじんもなかった。
感想
小夜子が言う「妹がきかん気や」、バッタ屋山田(鶴光)の「ややこしいひとやな」とか、はぎれよくぽんぽんした関西弁が面白い。きつい事ゆーてんのに、なんやしら冗談に聞こえる。。
堪能した。 作者の黒川博行氏はNHKの関西熱視線に出られたとき「男は金目当てでもええと思うんやろね・・・。」としみじみ「妻に先立たれた男のさみしがり屋のあかんたれ」をつぶやいておられました。
黒川先生は西宮の武内家の叔父役で映画に出てはりました。お葬式で武内家の嫁から「おじさん、これ」と公正証書を手渡されて「なんや、これ」と言う役。(セリフはひと言やったけど難しかったのか、お顔が映らない) おかしい。映画館でくすくす笑った。