スパイク・ジョーンズ監督が何を言いたかったかよくわからないんやけど、今のコンピュータシステムでインとアウトは大きく変化した。平安時代に筆と紙で書いていた手紙は、PCやスマホ、iPadのタッチパネルや音声にかわり、通信により電子で送られる。そやねんけど、
人間はテレパシーで通じ合うように進化はしておらず、文字や言葉で通じあっている。そこは平安時代から
変わっていない。処理はより大量に、より早く、より遠くまでできるようになったけど、仕組みはより複雑になっている。平安時代は手紙を読んで「では、伺いましょう」って行くには徒歩か牛車しかなかったけど、現代は、自転車、車、電車、飛行機、泊まる場所は禁煙ですか?喫煙ですか? 一泊二日朝食付きですか? と様々。
置いてきぼりになったのろまな人は、コンピュータが進んでも手描きの文字、紙の本、ハグに惹かれ慰められる感性を持つものだと思う。私はそうだな(日本人だからハグはナシかな)