キャスト ガトリン・グリフィス(13歳のヘンリー)/ディラン・ミネット(ハイスクールのヘンリー)/トビー・マグワイア(ベーカリーの持ち主ヘンリー)/ケイト・ウィンスレット(ヘンリーの母・アデル)/ジョシュ・ブローリン(脱獄犯フランク)/トム・リピンスキー(若いころのフランク)/クラーク・グレッグ(ヘンリーの父)/ブリード・フレミング(おませな女の子エレノア)/マイカ・モンロー(フランクの妻マンディ)/アレクシー・ギルモア(ヘンリーの父の新しい奥さん)/ルーカス・ヘッジズ(ヘンリーの義理の兄弟リチャード)/ジェームズ・ヴァン・ダー・ビーク(巡査)/ブルック・スミス(息子をあずける隣人イヴリン「グレイズ・アナトミーのドクター・エリカ・ハーン」)/J・K・シモンズ(桃を持ってきた隣人)/マイカ・フォウラー(イヴリンの息子バリー)
メモ2014.5.15(木)TOHOシネマズなんば別館
あらすじ
こころを病み、父とわかれた母アデル(ケイト・ウィンスレット)とふたりで暮らすヘンリー13歳。父は秘書と結婚して新しい家庭を持っている。ヘンリーはレイバーデイ(9月の第一月曜日)の休みが終わったらジュニアハイスクールへと進む思春期に、母とふたりで買い物していた店で脱獄犯のフランク(ジョシュ・ブローリン)と遭遇。拉致られたのか何かわからない内に、人里離れた我が家に匿っていた。
感想
しっとりしたええ映画やった。
幸せを感じるには多くの物はいらない。(と感じる)
いらないはずなんやけど、人の業は欲深いのか多くを求めてしまう(自省)。
脱獄犯フランクはおとなの男で、アデルとヘンリーの家を修理し、車のオイルを換え、ヘンリーに「彼女を車に乗せる前に覚えておくんだ」と車のタイヤ交換を教え、そして野球の楽しみを教える。そして3人協力して桃のパイを作る。桃のパイは3人をつなぐ。印象深い。
お薦め度★★★★1/2
戻る
山田洋次監督の「遙かなる山の呼び声(1980」と似たシュチエーションやねんけど、うちは「とらわれて夏」のほうが好きかな。「遙かなる山の呼び声」をTVで見た時に解説の荻さんが「(牧場を閉めて町で働いている倍賞千恵子さんのことを)あの女性にとって牧場は何だったんですかね」というのがあまりに目からうろこだったもんで、映画の評価がちょっとさがっているのだ。