2013年4月のミステリ 戻る

紅葉街駅前自殺センター
第8回新潮エンターテイメント大賞
2013年 光本正紀著 新潮社 249頁
あらすじ
土井洋介三十四歳無職。生きる目的も気力も失い、死ぬことにした。
ある有名人の事故死をきっかけに、今の時代、勝手に自死は許されない。自殺センターに通い、5回の面接を受け死への意思を何度も確認され、身辺整理をしてと手続きを踏んだ上でやっと死ねる。
感想
最期はちょっと腰砕けになりながらも、結構泣ける話。