2012年2月の映画
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人生はビギナーズ Beginners
2010年 米国 105分
監督・脚本 マイク・ミルズ
撮影 キャスパー・タクセン
キャスト ユアン・マクレガー(オリヴァー)/クリストファー・プラマー(オリヴァーの父ハル)/メラニー・ロラン(アナ)/ゴラン・ヴィシュニック(ハルの恋人アンディ:ERのルカ・コバッチュ先生)/メアリー・ペイジ・ケラー(オリヴァーの母ジョージア)/コスモ(アーサー)
メモ 2012.2.24(金)梅田ガーデンシネマ
あらすじ
イラストレータのオリヴァーは、オクテでシャイな38歳。ひとり身だ。ひとりでいるのが好きだ。ある日、75歳になる父が、ひとり息子のオリヴァーに話をする。自分はゲイだと。これからは、ゲイとして生きたいと告げる。その日から、地味だった父はおしゃれをはじめ、ゲイ・カルチャーに飛び込み、若い恋人と華やかで楽しそうな毎日。
感想
品格あるクリストファー・プラマーが、第84回アカデミー賞で助演男優賞を取った作品。
マイク・ミルズ監督の実体験を元にした「私映画」だそうだ。44年間連れ添った奥さんを
亡くした後
で、カミングアウトしたのが一家のあるじらしくえらいと思う。親を亡くした喪失感をまとい、犬のアーサーと会話をするユアン・マグレガー(オリヴァー)が秀逸。
オリヴァーとアナのおずおずとした関係がちょっと「ジョンとメリー」を思い出させて、懐かしかったな。
お薦め度
★★★★
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