2011年4月のミステリ 戻る

毎日がおひとりさま。
2009年 フカザワナオコ著 主婦の友社
あらすじ
ゆるゆる独身三十路ライフ。
イラストレータで漫画家のフカザワナオコ36歳、独身、自営業、収入不安定、彼なしの日常を綴る。「いよいよ、おひとりさま修行を始める時が来ました!」の域に到達するまでの、日々。
感想
朝日新聞の書評を読んで、「面白そう」と図書館に予約して・・・・一年。やっと来た!。
「ひきこもり」、、、との事だったので、思っていたのはもっと「ほんわか、じめじめ、ゆるゆる、ビンボー」かと思っていたら、予想外にアクティブ。脳内アクティブ。前向き。 勤め人ではなく、グータラそうな毎日ではありますが、好きな仕事は真剣。厳しい。  仕事があるから、晩酌も楽しめるん・・・かも。両親とは良好な関係であり、そこんとこは「時にぎりぎりの生活と見えない将来」の救い(セーフティネット)となっている、らしい。
「・・・・むしろ、ひとりでいるの嫌いじゃないし」    寄り添える言葉だ。
 
ちびさぼがいずれ独り立ちし(結婚して欲しいが・・・)、仕事をなんとかかんとかリタイアして、両親も無事にあの世に旅立って、食べていくぐらいはなんとかなって、(・・・・結構ハードルあるなぁ)、ひとり暮らしになったら、楽しみたいもんだ>おひとりさまの日々を、元気に。(よーするに、お金はあんまり無いけど、自由があり、苦労も少なしってことで)
お薦め度★★★★戻る