FUJITA EYE CLINIC 院長のひとこと
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よろしくお願いします。

院長の藤田南都也です。
院長の藤田南都也(なつや)です。
 昭和63年浜松医科大学医学部卒業、東京医科歯科大学眼科学教室、東京大学眼科学教室をへて井上眼科病院勤務。その後は、東京大学眼科助手、同愛記念病院眼科(東京両国)に勤務しました。
 東京の暑さと渋滞に耐えかねて、無謀にも地縁もなにもない北海道への移住を決意。平成13年7月にふじた眼科クリニックを開院、現在にいたっています。
 氷点下7℃くらいの冬の寒さが大好きです。

 ただいま院長日記 (毎月数回更新しています)
 11月20日  最新式の網膜断層撮影装置(OCT)を導入、使用してみました

 従来緑内障の眼底変化は、どのような検査器械よりも熟練した医師の診断の方が正確とされてきましたが、ここ数年にして、ようやく器械の性能が人間の腕を上回ったと言われるようになりました。

当院に、最新式の網膜断層撮影装置(OCT)を導入しました(10/1)。目に見えないような網膜などの厚みを測定して分かりやすく表示できますので、緑内障の診断や進行具合がより精密にできるようになったり、緑内障以外にも、眼底検査だけではわからない糖尿病や黄斑疾患の病気の程度が判定できるようになります。

 また客観性を持って記録を残す意味でも、この新しい器械の導入はきっと役に立つものと思われます。緑内障がないかどうかの診断はもちろん、視力低下が眼底疾患なのか単なる白内障だけなのか、従来判別が困難な事例でも役に立ちます。

 これまで診断が決まらずに悩んでいた患者の皆様にもきっと朗報になると思います。検査ご希望の方は診察の際に医師にご相談下さい。

   ------------------実際に使用してみて--------------
 使用してみますと、予想以上に診療に役立つことが実感できました。

 健康診断にて眼底所見で緑内障が疑われた患者さまが来院した場合、従来は散瞳しての眼底検査および後日の視野検査が不可欠でしたが、OCTの使用により、不必要な検査を避けることができるようになりました。

 緑内障で視野異常が出現あるいは進行する前に予めOCTで予測できるようになり、治療の安全マージンが増えました。

 また、緑内障と強度近視や脳梗塞、先天性の眼底疾患などの視野異常を来たす病気を合併した場合、視野異常のどれくらいの割合が緑内障によるものか従来不明であったものが、はっきりと区別できるようになりました。このため、不必要と判明した点眼治療を中止したり、逆に今後の悪化防止の点眼治療を開始したりできるようになりました。

 網膜疾患、特に黄斑部疾患について手術治療による回復見込みの可能性について従来より踏み込んだ予測が可能になりました。

 また、患者さまにも客観的な根拠をその場で示すことができるようになり、治療に対する必要性をより深く納得していただくことができるようになりました。

 眼 科 豆 知 識 (雑学)

「セカンドオピニオン」って何?
 病院に通っていて薬をもらっていても、これがちゃんと効いているのか、あるいはこの治療でいいのだろうか?など不安に思う人も多いはずです。こういう時に、現在通っている病院を変えるのではなく、診断や治療についての意見だけほかで聞きたい場合があると思います。
 当院では、セカンドオピニオンに対応しています。患者さんから相談があったことは許可なく院外にもらすことはありません。初診の時、問診票にセカンドオピニオン希望と問診票にお書き下さるだけでいいのです。

病気?年齢のせい?
 ひとくちに病気と言っても、たとえば緑内障と白内障では全然違います。緑内障は体質から来る病気で、かかる人とならない人があります。これに対して白内障は一定の年齢になると誰でも起こる変化で、考えようによっては病気ではありません。
 しかし、治療が必要という点では同じですから、たとえ年齢的な変化であっても治療のタイミングを逃さないことは、病気と同じように大切です。
 “私は身体がどこも悪くなくて、健康診断を受けたり病院に行ったことはない!”とおっしゃる方がたまにありますが、こういうことは自慢にはなりません。

質問していいのか不安
 病気や薬について担当医師に質問したら、反対に嫌な顔をされて気まずくなったことはありませんか。一度こういう経験があると、つい質問も遠慮してしまいがちですね。
ふじた眼科では患者様のご質問には出来る限り丁寧にお答えします。遠慮なくお尋ね下さい。

病院って汚いんでしょ?
 確かにこれまでの病院は、機能はきちんとしていても薄暗い雰囲気の所もありました。
「病は気から」ともいいますが、ふじた眼科では患者様の気分もよくなるように、内装は清潔にして手入れもまめに、お手洗いも男女別で腰の疲れない洋式のウォシュレットタイプになっています。

どうして金曜日が休みなの?
 平日にお休みをいただいている診療所はあまり多くないと思います。
眼科に限らず、常に最新の治療方法を研究していないと、治療が時代遅れになります。これらの知識と情報を得るために、ふじた眼科の院長は年に何回か全国各地で開かれる眼科に関する研究会に出席しています。このため、臨時休診は土曜のみでも全国への出張に対応できるように、普段から金曜を休診日とさせていただいております。ご理解をお願い致します。



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