●白内障
白内障とは、目の中のレンズである水晶体がにごる病気です。
目の老化で『白内障』が発症し、60歳代で70%、70歳代で90%、80歳以上となるとほぼ100%の人に白内障による視力低下が認められます。
『白内障』が進むと、曇りガラスを通したような見え方になり、どんな眼鏡をかけてもよく見えなくなってしまいます。アトピーや糖尿病・外傷などで若いうちから発症することもあります。
●白内障の手術
麻酔は局所麻酔で行います。この麻酔は、点眼麻酔とテノン嚢下麻酔を併用し最も鎮痛作用に優れた方法です。この方法では麻酔時や手術中はもちろん、手術後も強い痛みを感じることはありません。
手術後はリカバリー室にて安静にしていただいた後、徒歩で帰宅可能です。早ければ翌朝には視力改善を体感できますが、眼の状態が安定するまでは点眼加療が必要です。簡単な家事や事務程度でしたら翌日からでも可能ですが、手術後約1週間はなるべく自宅静養した方がよいでしょう。
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