2001.5/3〜6。ゴールデンウイークまっただ中、九州へ。
久々の長距離だ。最近あまり車に乗っていないので少し心配だが、そのうち慣れるだろう。
今回の出発は、日にちが日にちだけに、大渋滞が懸念される。そのため、九州上陸は大阪南港
から、フェリーに乗って、新門司港か別府港に着くプランを考えたが、予約が一ヶ月前と遅かった
ため、取れなかった。山陽道を走って行くには渋滞が心配だ。去年のお盆休み高知県に行ったが
瀬戸大橋を渡るつもりだったので山陽道で岡山方面を目指していたが、夜中だというのに渋滞で
動かない。それに、今回の目的地は長崎だ。高知とは、わけがちがう。
一度は断念したが、他に行きたいところが思い浮かばない。やはり、長崎に行きたい、九州に
行きたい。日本地図を見ると(行きたいところを探すのに私は日本地図を見ます。関西の地図では
ありません。)九州方面に延びる高速道路は山陽道と中国道、そしてもう一本、徳島道から松山道
を経て、八幡浜港からフェリーに乗って九州に渡る経路。これなら、渋滞の心配はかなり少ない。
後は九州に渡るフェリーだ。このフェリーは約2時間おきにほぼ24時間あるので、予約できる可能性
が高い。早速インターネットでダイヤと電話番号を調べて予約の電話。
朝8時40分出航の便が取れた。ラッキー。これより遅い便だと九州に着くのも遅くなるし(昼頃)
早い便だと、その時間までに愛媛県の八幡浜港に着けない。ギリギリの所か。
そして一泊めの宿を熊本県、内牧温泉の安そうなホテルを探して電話したがあっさり取れた。
二泊目は長崎の中華街近くのビジネスホテルをJCBトラベルから予約した。
三泊目の5/5は、夜のうちに香川県まで帰ってくるつもりだったので、初めから車中泊の予定だ。
いつもは予約せず、当日駅前の観光協会で宿を探したりする事が多いのだが、その時間も結構
かかるし、イライラするので、事前に細かく計画を立てた。帰りも同じフェリーを利用するつもり
だが、時間が何時になるか分からないし、夜中だったら、すぐ乗船できるだろうと思っていた。
が、しかし、、、。
ここから本編です。
5/2、会社から帰って、0時頃出発。遅くとも、朝の8時には愛媛の八幡浜港に着いていないと
いけない。乗船手続きや、なんやかんやで、8時40分出航でも、1時間前には到着していないと不安だ。
高速道路は大洲までしかない。そこから港までは約40キロを一般道だ。寝てる暇なんか無い。
R163で大阪中央環状まで出て近畿道から中国、山陽道。ここまでは混んでない。明石海峡大橋を
渡り淡路島を経て徳島県。ここでいったん、一般道。徳島道に入るが、ほとんどが片側1車線。
渋滞と言うほどでもないが、流れが遅い。たまにある2車線の部分で遅い車を追い越そうとするが
たいていこの手の遅い車は2車線の追い越し区間にはいると速度を上げる。追い越しにくい。
これだから、サンデードライバーは困る。(今は私もサンデードライバーです。)
何とかがんばって走ったので、八幡浜港には朝6時頃到着。430キロ。
ちょうど港に着いたとき1本前のフェリーが出航するところだった。しかし、フェリーを乗るために
待っている車やバイクがたくさん並んでいる。予約していてよかった。列に並びながら少し寝る。
7時から乗船手続きが始まり、8時から乗船がはじまった。2時間程度しか乗らないので2等だったん
だが、ギュウギュウ詰めで寝るどころではない。寝ころばず、座ってくださいと言う放送が入った。
甲板に出たりしたが、凄い風だった。天気もいいとは言えない。
10時30分。大分県、臼杵港(うすき)に到着。天気はだんだん晴れてきた。
まずは、臼杵の石仏を見に行く。
臼杵から、やまなみハイウエイで阿蘇に行くつもりだったが、
やまなみに入るところがよく分からないうちに阿蘇付近に着いてしまった。
天気はまた、すっきりしない。
火口付近は火山ガスのため 近寄れなくなっていた。
ホテルからの風景
山を下りてきたところが内牧温泉だ。16時頃ホテルに入った。
本日の走行距離、560キロぐらい。