鹿児島県、桜島 前編

2000.4/15.16.17 鹿児島県に行った。もちろん自走でである。フェリーに乗っていたら
今回も船中泊は、いかが?になってしまうところだ。

4/14金曜日、とっとと会社をはねて帰宅したのが21時30分ごろ。とりあえず軽く飯を食って
荷物の準備をしながら、本当に行くかやめるか考えながら23時、自宅奈良を出発!

いくら高速道路でほとんど行けると言えども、片道900キロ以上の道のり、半端な気持ちじゃ
無事に帰ってこれるかわからない。しかし、東京日帰り1200キロをやったことがある私とし
ては鹿児島まで行く自信は十分にあった。でも、行ったら帰って来なければいけないのよ〜。

別府まで行った経験を自分に言い聞かせて、近畿道から中国吹田。ここで、のろのろ追い越し
車線を走るワゴンRワイド。当然左から追い越すと危険だし違法なのでパッシングするがなかなか
このあほんだらよけない。滅多に高速道路を走行しないやつはこの手のやつが多い。しかたなく、
左から追い越そうと車線変更するとすでに、後ろの普通トラックが私たちを左から追い越そうと
していたのに気づかず危うく接触しそうになった。おかげで少し眠かったのがいっぺんに目が覚めた。

だが広島あたりで猛烈に眠くなりとりあえず仮眠をとる。2時間ぐらい寝ただろうか、再び走り出すが
しばらくするとまた眠くなった。

そんなこんなで合計3回仮眠をとり、山陽道から再び中国道の下関に着いたのが10時過ぎ。パンとコーヒー。

下関を出発したのが11時。九州上陸!

九州道に入っても鹿児島まで後何キロの表示がない。やっぱりまだまだ先は長そうだ。
熊本インターに着いたのが13時。ここでやっと鹿児島187キロの表示。あとちょっとだ?

15時。鹿児島道の最後から指宿スカイラインにそのまま行けるが今回の目的地は桜島なので鹿児島
インターで下りる。するとすぐにトンネルなんだがすごい渋滞だ。久しぶりの、のろのろ運転で、市内へ。

するとなんと路面電車が走っているではないか。九州は長崎だけと思っていた私はおそるおそる市内を走る。
信号機の黄色矢印の意味もなかなか思い出せなかったのである。

駅前の駐車場に車を止めて市内観光をし、路面電車に乗る。

西鹿児島駅近くの都通駅から、鹿児島駅終点まで約12〜3分。

鹿児島駅は、たいして何もない。西鹿児島駅周辺の方がひらけているようだ。
ここから、車の止めてある西鹿児島まで歩いて戻ることにする。車で走ってばかりではつまらない。

西郷さんの銅像を目指し、温泉の銭湯を探しながらひたすら歩いたが温泉が全然ない。以前テレビで
見た記憶ではそこらじゅうに温泉がわいていて100円程度で入れる銭湯がたくさんあるイメージが
有ったのだがどうやらこの辺ではなさそうだ。やはり指宿あたりまで行かなければ無いのだろうか。

17時30分、ほとんど夕食という時間に昼食を食べる。ガイドブックに載っている店だ。
本の紹介通りなかなか美味かった。

桜島へは明日行くつもりだが、フェリーの乗り方や料金のチェックのために車で埠頭へ。
私の5メートル未満の車は1480円だ。もちろんドライバー1人分込みで。人間は大人1人150円だ。

今夜の宿を探しながら夜の街へ。

第二部 中編へ