不育症そだってねっと
 


アンケート結果
【不育症患者からの聞き取り調査】

10.流産を繰り返して大変だったこと

[1]精神的にかなり落ち込んだ <多数>

[2]検査、治療費用が保険対応外なので金銭面的にかなり大変。 <多数>

[3]周りに経験を共有したり理解してくれる人がいない 35

[4]仕事との両立が大変だった。仕事を辞めざるを得なくなった。 23

[5]妊娠をするのが怖い。妊娠をしてもまた流産するのでは?といつも不安に思ってしまう。 16

[6]「妊娠すれば当たり前に出産できる」という周りの不理解や、心無い言葉に傷ついた 14

[7]流産後からだのあちこちで不調があった 13

[8]流産した後、自分をせめてしまう 12

[9]流産を2回繰り返したときに、担当の産科医が「2回ならよくあることだから」といって治療を進めてくれなかったため、自分で調べて専門の治療をしてくれる病院を探さなければならなかった。 12

[10]人の妊娠・出産を羨んでしまう自分がイヤになった 11

[11]立ち直ることに時間がかかった 11

[12]不妊治療もしていたので精神的にも辛く、その分治療費用も大変だった。 11

[13]子供が産めないのでは?という不安がつきまとう 9

[14]苦しんでいる私を見て苦しむ夫や、孫を楽しみにしている両親、祖父母に対して申し訳なさでいっぱいになった 8

[15]流産をしたときに病院側の対応で嫌な思いをした 8

[16]流産を繰り返してもお医者さんに不育症の検査をすすめられず、そのまま妊娠し流産をした 6

[17]夫婦間のすれ違いが生じた 6

[18]どんどん歳をとっていくことで、妊娠する確率が減ってしまうことへのあせりがある 5

[19]精神的に落ち込んでしまい、全く人と会えなくなりました 5

[20]道行く家族連れをみると、心が張り裂けそうだった 4

[21]流産を繰り返すことで、鬱病にもなった(なりかけた) 4

[22]妊娠をしてもまた流産するのが怖く、誰にも言えずにいつも心配ばかりしていてかなりのストレスだった 4

[23]一度は初期の流産で誰にでも起こりうるしょうがない事と自分に言い聞かせるが、希望の光を一瞬のうちに奪われてしまうつらさ。幾度も命を自分のおなかの中で終わらせてしまう絶望、無念、自責、悲しさ。 3

[24]不育症の検査に時間とお金がかかること。(予約から初診まで5か月近く待った) 3

[25]治療をした病院には分娩施設がないため、ほかの大学病院との掛け持ち受診をしなくては行けなかったので、妊婦検診も倍かかりとても高額だった。 2

[26]総合病院で高い検査費を払っても原因が分からなかった。 2

[27]通院費、医療費等で経済的に厳しくなるため、共働きを辞められない。 2

[28]私の住む地域には不育症の専門医や外来が存在しない。総合病院で不育症の保険適応内スクリーニング検査を依頼しても医師から「する必要はない」「できない」と言われ断られた。 2

[29]横浜まで通うのに交通費がかかり、肉体的にも精神的にも経済的にも大変でした。 2

[30]命は授かるけれど、育たない現実に直面したときの絶望感は耐え難いものがあります。 2

[31]死産はふつうの出産と変わらないのに、周りの理解が得られずゆっくり休むこともできない。 2

[32]受診まで半年も待つ必要がある(全国的に専門医が不足している) 1

[33]流産の手術の際に子供を預けるところがなく一時保育でも定員がいっぱいで受け入れ不可と断られたりした。 1

[34]ソウハ手術の痛さを思い出すだけでも怖い 1

[35]私のあの行動が悪かったのかなとか、自分は駄目なお母さんだから来てくれないんだとかどんどん自己嫌悪になりました。 1

[36]徐々に前向きになっていると思っていても、ふとした瞬間に流産、死産の時のことを思い出して涙が止まらなかった 1

[37]不育症を知るまでは、会社勤め、周囲の目、プレッシャー、心身的な不安が続き、自分を責め休職した時期もあった。 1

[38]リスク分娩ということで、大きな病院でしか出産ができない(高額になる) 1

[39]ヘパリンの自己注射をすることが怖い 1

[40]親や親せき(特に義両親)や周囲の人には、不育症であることを告白しづらい。 1

[41]一人っ子だからかわいそう、一人っ子だからわがままと周りから言われる 1

[42]将来が不安 1

[43]国の子ども手当て等、子どものいる人だけの支援がつらい。 1

[44]医療保険の請求で、流産手術の給付金を請求が2度3度とあると、怪しまれたらしく保険の担当者に詳しく説明しなければならずそれも辛かった。 1

[45]後期流産だったので、周囲(親族、友人、職場)への報告は済んでいて、安定期と言われる時期に流産をしてしまったのでそのあたりが大変だった。 1

[46]周囲の理解の乏しさがあり、女性側の問題と思われていて辛い思いをした。 1

[47]最初の1ヶ月は交通費が往復1万5千円かかり、4回通ったので治療費と合わせて20万円かかりました。 1

[48]隠しながら仕事をしなくてはならなく、周りの目が気になり大変だった。 1

[49]次は大丈夫だと思っていても結局ダメになって手術をしなきゃいけなくなる事が当たり前のようになってしまった。 1

[50]非常に不安定になり、日常生活や上の子の育児もままならない程だった。 1

[51]妊婦さんの出産する声やおめでとうの声が響く中、同じ病棟で死産しなければいけなかったのが辛かった。 1

[52]病院側の都合で入院を1週間待たされたのが辛かった(早く出してあげたかった、会いたかった)。 1

<お願い>
この調査結果を何かの目的でご使用される際は、必ずご一報ください。
(工藤:fuikushou@gmail.com)
 
 ホーム
 私たちの願い
 最新ニュース
 アンケート
 助成金情報
 冊子
 リンク